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暑さの中,毛皮のコートを羽織っているようで,ちょっと暑苦しさを感じる花であるが,強い日差しを物ともせず跳ね返す様には,敬服である。映している本人は,流れる汗と共に,ダウン寸前。
この花は,外見は同じでありながら,ある程度の大きさを境に,両性花と雄花に分かれるというユニークな植物であるようだ。蕊柱の底部の隙間で判別するとあり,私にはチョット敷居が高い話であるが「ガガイモの両性花と雄花
( http://www.juno.dti.ne.jp/~skknari/gagaimo.htm )」に詳細がある。
名前の由来は,
1 特に顕著なイモを形成するわけではない。和名の由来はどうもよくわからないらしい(ガガとはスッポンのことで、葉の形がスッポンの甲羅の形に似ているからという説もある)
2 古名をカガミまたはカガミグサという。夏の季語。いずれの名も語源には諸説あり、イモというのは根ではなくて実の形によるともいう。
3 カガミ(かがむ)という動作を意味していて、これは、かがむような低い場所に太い茎があるということからついた名ということです。
4 葉が亀の甲のような形をしていることから、栃木の放言でゴガミ(亀)のことを、ガガということから、ガガと、果実が熟すと、イモのような色・形から、ガガイモと名がついた
5 花後の実は牛の角の形に似ている、そしてそれは芋のようにも見える。割って内側は鏡のように光るので、カガミイモ、なまって「ガガイモ」となる。
などなど多数あるなか,古事記を引用して
>『大国主命の国造りの手伝いをしたと言われる、少名毘古那神(スクナビコナノカミ)は手のひらに
>乗るほど小さく、蛾の皮(一説によれば鵞鳥の皮)を身につけ、ガガイモの殻の船に乗ってきて、
>国造りが終わると穀物の穂をバネにして、どこか遠くへ飛んでいってしまった』とあるそうです。(古事記訳)
>ガガとは鏡とか子亀とかの説があるようでイモは綿毛の詰まった鞘(サヤ)のことではないか
>と言われています。・・・古事記のいわれを知ると、なんるほど神々しく見えますね(^^♪。
との記載もあった。これについては「名前変わっているけども、由緒正しい
( http://www5f.biglobe.ne.jp/~homepagehide3/torituyakuyou/kagyou/gagaimo.html )」に詳細があった。
生垣雑草の一つかと思いきや,意外なルーツ

今後は,敬意を表さねばならないか

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