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暑い最中にクサノオウとは?と思い調べてみると,秋にも咲くとあり,合点がいった。春咲きは明るい緑色のせいか,多少弱々しいイメージを持っていたが,今の季節は日焼け?のせいであろうか,多少精悍に感じる。
この花の名前はなかなか決め難いところがあるようである。
まずは,「クサ」には,「瘡」と「草」。「オウ」には「王」と「黄」。
>クサノオウに充てる漢字に“瘡の王、草の黄、草の王”が代表的なもので、この内の一つを
>取り上げて”瘡=丹毒を治すから瘡の王”とか“草が黄色の汁を出すから”や”広く皮膚病を
>治すから草の王”とか確定的に記述した植物図鑑が多いですが、釈然としないので調べてみると、
>その出典は全て“牧野新植物図鑑”にあり、三例をあげた上で、“確かな定説は無い”と断っています。
さらに,地方名とやらも出現
>またイボクサ(疣草)、タムシグサ(タムシ草)、ヒゼングサ(皮癬草)、チドメグサ(血止草)
>などの地方名があるが、いずれも皮膚病の薬として用いたことに由来する。
>なお、チドメグサの名は全く別種の草本の標準和名でもあるため注意が必要
とある。
>全草に約21種のアルカロイド成分を含み、その多くが人間にとって有毒である。
>本種を特徴づける黄色い乳液などはその最たるものであるが・・・
その「黄色い乳(?)液」は右の写真である。試しに少し葉を千切ったものであるが,瞬く間に黄褐色の液が溢れてきた。いかにも,効きそうである。
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