別名:タゴボウ(田牛蒡)
チョウジタデは4枚の花びらとの先入観から,名前を割り出すのに時間を要してしまった。
>花は四花弁が基本であるが、五花弁の花も多く見られ
や
>萼片は4であり、花弁は4枚であるが、時折5枚のものもある。
など,ネット上では周知のことであったようであるが,写真のものは5枚の花びらである。
ルーツは「東・東南・南アジアに広く分布し、稲作の伝来とともにもたらされた史前帰化植物の1つであると考えられている。」とあったが,名前のルーツは,
>チョウジタデはタデの名が付いているが、タデの仲間ではなく、アカバナ科の花である。
とあり,
>全体がタデに似て、花後の実がスパイスに使われるグローブ(チョウジ)の実に似ている
>のでチョウジタデ(丁子蓼)の名がある。
と続いた。
「チョウジ」と「タデ」のそれぞれから,似た部分を抜き出して名付けられているチョット寂しいルーツ。せめて「チョウジアカバナ」くらいは付けてあげたいものである。
なお,ご他聞に漏れず
>チョウジタデは花の形が丁字形であるためであるとのこと。
との掲載も見受けられる。
また,別名についたは
>田の畦や水湿地に群落を成し、ゴボウのような根を持つことからタゴボウとも呼ばれる。
とあり,りっぱな根を持つようであり,水田雑草としての地位を確立されている所以は推察されるが,さらに
>根は海綿状であり、酸素の少ない沼地でもよく根を張ることができる形態となっている。
万全である。
>茎が赤味を帯び、秋には紅葉する。
とあった。刈り取られなければ,こちらも楽しめそうである。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する