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2011年10月02日の日記でアキメヒシバを紹介した折,メヒシバを見逃したたことを知った。急遽,メヒシバを求めて歩いていたところ,アキメヒシバより大型のメヒシバらしき草叢を見つけた。その多くは茶色く結実し,「花」は終わっていた。なるべく緑の濃いものをと,目を凝らして探し,やっと雄蕊らしきものが見えるものを見つけた。
アキメヒシバの特徴の中に「葉鞘(ようしょう)は無毛」とある。右の写真は,逆光に白く輝く毛が立派であり,違いの要所(ようしょ?

※葉鞘:「葉の基部が鞘(さや)状になり、茎を包む部分。稲・カヤツリグサなどにみられる。」とある。
コメヒシバの特徴については「花序は1点から出ている。」とある。中央の写真には,花序が複数個所から出ているのが見られる。
消去法により,メヒシバとなった。
名の由来はアキメヒシバで掲載済みであるが,花が花だけに敢えてページを開かれる方も少ないであろうから,再掲しておく。
>オヒシバ(雄日芝)とメヒシバ(雌日芝)は対になる名前で、オヒシバの方が穂も茎も太いので
>「雄」日芝、メヒシバはオヒシバより全体が細く華奢で優しい感じがするから「雌」日芝と名前
>がついています。
両者共通のの「ヒシバ」については,
>強い日差しの中でも盛んに茂ることから「日芝」といいます。
である。
なお,アキメヒシバの紹介では,sakusaku様に「嫌われ者の雑草シリーズですね。」とのコメントを頂き,嫌われものを紹介するのもどうかなと迷ったが,最後に書かれた「それにしても名前もちゃんとあるんですね。」の言葉は,「見たくも無いものを載せるな

このメヒシバには,コメヒシバというお友達の存在も分かった。こちらも探さねばと思っており,アキメヒシバの日記に記した「(メヒシバを求めての)注意力を要求される散歩が続きそうである。」は引き続くこととなりそうである。
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