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昨日紹介のユウガギクよろしく,この花も要観察植物であった。
2010年10月29日掲載のアイノコセンダングサは,
>筒状花の外周の裂片のうち何個かが大きくなり白色になるものを言うとある。
との引用を掲載したが,花の初期の段階では,見落としかねないと思い見守っていた。しかし,白色は現われない。
このセンダングサ属の植物は,似た友達が多く
>コセンダングサ var. pilosa には、アワユキセンダングサ var. bisetosa、アイノコセンダングサ
>var. intermedia、コシロノセンダングサ(シロバナセンダングサ) var. minor、
>オオバナセンダングサ(タチアワユキセンダングサ) var. radiata などの変種がある。
>和名や学名にも混乱があるようで、雑種もあるということならば、簡単に区別はできない
>のかもしれない。多様な変異を示す、一群の種と考えた方がよいのかもしれない。
とあったが,結びに
>コセンダングサに関しては、舌状花がないものであり、区別しやすい。
とあり,コセンダングサと推定した。
ルーツは,
>コセンダングサは世界の暖帯、熱帯に広く分布し、何処から日本に渡ってきたのかハッキリしない
>が北アメリカ説が多い。牧野富太郎博士によると明治時代には近畿地方に広がっていたとあるから、
>江戸時代に帰化したと考えられる。
とあった。
名の由来は,
>在来種のセンダングサに対し小さいセンダングサと名付けられた帰化種である。
や
>和名コセンダングサは、小型のセンダングサの意味。
とあったが,実際は,そこそこ大きい。
>コセンダングサというがけっして小さくはない。在来のセンダングサに比べてやや弱々しい
>のでこの名がつけられた。
との解説の方が「的を得て」いる。
※的を「射る」?「得る」? 次のサイトに解説がありました。
http://ayasachi.sweet-tone.net/monologue/mono050118.htm
次は「センダングサ」の由来であるが,
>栴檀(せんだん)の木の葉と、この草の葉の形が似ている事から来ている。
とあった。
なお,余談となるが,
>「栴檀(センダン)は双葉より芳し」と比喩に使われる有名な文句を連想するが、
>この比喩の栴檀は白檀のことで、本当は「白檀は双葉より芳し」と言うべきらしく、
>センダングサの名前の基になった栴檀とは別の種類である。
とあった。「双葉より芳し」との良い評価の名を,うまくせしめた感がある。
種は,「ひっつき虫」として超有名であり
>「ひっつき虫」の仲間の中でも一番厄介な部類に入る。
と,高評価?である。武器は,
>実の形がおもしろい。服にひっつく。実の一つ一つに数本のとげがある。
と紹介される「棘」である。
この棘の数について
>2本→ アメリカ栴檀草 3〜4本→ 小栴檀草
とあり,3本の棘を写す写真が掲載されるサイトがあれば,
>種子の先端の突起は2つである。
とするものは,2本の棘の写真を掲載している。さらに調べてみると
>先端に数本のトゲがあります。
が登場。2本及び3本の棘が混在する写真が掲載されている。
変種等も多い植物。どれが「的を得た」

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