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別名:チカラグサ
先日,メヒシバ3兄弟(「雌」日芝から,姉妹の方が良かったであろうか?)の記載を終え,ふと気付くと,対するオヒシバが見つかっていなかった。
今日,これを求めて歩くが,メヒシバが草原を成す界隈を探すも,なかなか見つからない。水田の近くでやっと一群を見つけた。
>メヒシバに比べ、踏みつけに強く、茎は根元で株立ちとなり、踏みつけがある場合には斜上する。
とあった。確かに,オヒシバは踏み固められた地に根を下ろしていた。調べてから探すべきであった。
雑草としては,メヒシバとともに頗る有名である。
1 メヒシバとともに夏草の代表的な強害草の一つです。強いひげ根を張って生育し、引き抜き難く、踏みつけにも強いので道ばたや庭先にもよく生育します。
2 春から夏にかけて畑や空き地など様々な場所に発生するイネ科の代表的な雑草の一つです。踏圧にも強く、道端でもよく生育し大きくなると簡単に抜けません。
3 道ばたや荒れ地のほかに運動場などでもよく見られます。細いひげのような根がたくさん伸びて,引きにくいことから,チカラグサと呼ばれています。
※別名「チカラグサ」の由縁は,簡単に引き抜けないことにあるようである。
4 オヒシバは比較的踏みつけに強い。生え際は地表面に位置しており、踏まれると根と茎の境目から倒れ、すぐに元に戻る。植物体も強く丈夫であり、これも踏みつけに対する抵抗性となっている。
どうやら,植物の構造が,強靭さの秘密のようである。
なお,対処方

>除草法:大きくなると手で抜くのも力が必要になり、穂をつけて種をたくさんばら撒きます
>のでやはり数が少なく、できるだけ小さいうちに処理します。抜いても抜いても次々に新た
>な芽が出てきますが、マメに草取りをしておけば芽が出ても数は少なくなります。
なんともはや,努力あるのみであるようだ

なお,
>すごい繁殖力をもつこれらの雑草の中で、どれが一番すごいでしょうか。私は文句なしに
>メヒシバをあげます。オヒシバやエノコログサはわが家の庭に侵入してくることがほとん
>どありませんが、メヒシバは侵入して来ること際限なしです。そして、長い茎を何本も伸
>ばしてはいまわり、茎の各節から根を出して地面に張り付いています。在来種なんだから
>もう少しおとなしくしてくれてもいいのではないかと思うのですが。
とあった。これにより,オヒシバは多少マシと思えるとよいのだが・・・

名の由来は,
>メヒシバより強い感じがすることから「雄」の名が付く。メヒシバは手で簡単にむしりとる
>ことができるが、こちらはそうはいかない。根から抜くか、草刈鎌で刈るしかない。
とあった。なお,雑草の強靭さは,オヒシバに軍配が上がった。

この似たもの同士,雌雄を決するのは難しそうである。
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