別名:アメリカヤマボウシ(アメリカ山法師)
別名「アメリカヤマボウシ」からも分かるように,先日のヤマボウシと良く対比される植物なので,載せないわけにはいかず,今日の掲載となりました。
そしてその由来は,
>アメリカから渡来したときに、日本の山法師に似ているのでとりあえずこの名前がつけられた
ということのようです。
でも,掲載シリーズの「実」となると,形,硬さ,味(ヤマボウシの実は食用ですが,「ハナミズキの実は、とても苦いらしいです」とありました。)の何れをとっても共通点無しですね。
日本に来た経緯はネットにいっぱいありました。
>1915年にまだ「市」だった東京市にアメリカから苗木が寄贈されたことがキッカケで広まった
>植物。ハナミズキと交換で寄贈したのがサクラです。
だそうです。
名の由来は,
>ハナミズキの名はミズキの仲間で花が目立つことに由来する。
とあり,ミズキについては
>芽ぶきの時期に、大量の水を吸い上げるため、枝を折ると水が滴るので「水木」の名
とのこと。
しかし,外来樹だけあり,英名「ドッグウッド」の由来も沢山ありました。そんな中,
>英名は dogwood だが日本の wikipedia では、これはハナミズキの皮の煮汁で犬のノミ退治
>を行ったことによる。樹皮や根皮を用い、整腸や強壮に効果がある
>だいたい日本国内はどのサイトの説明もこれに類している
>しかし、英文サイト,たとえば英文のwikipedia
>Common Name: Flowering Dogwood・・・・
>Plant of the Week Cornelian Cherry・・・
>どれも木が堅いので 短剣 dag, dagger に用いられ dagwood と呼ばれたが
>その dag が dog と変化したと解説している
>皮の煮汁・・・・も そういう説はあるが不確かとある
との解説は,なんか説得力があったので,裏付け調査!
>ハナミズキは英語でドッグウッド=犬の木。由来は17世紀に樹皮の煮汁が犬の皮膚病治療
>(犬のノミ退治)に使われたためと言われていますが、実際には皮膚病の治療効果は無い。
>犬の皮膚病治療に使われた植物は同じミズキ科の別種とされています。
って出てきました。「短剣 」説有利か?
この点に関しては,先ほど引用の「日本の wikipedia」にもありました。
>犬の皮膚病治療に使ったとされるdogwoodは、同じミズキ科の植物でもセイヨウサンシュユ
>と考えられており、ハナミズキとは異なる。
あまり難しくなってきたので,外国語の由来「探検 」をやめ,その折に幾つかのサイトにあったハナミズキのゆかり話を紹介します。
>花水木は昔、大きくてかたい樹でした。
>そのためにイエスさまが処刑される時、花水木は十字架の材として使われました。
>花水木はたいへん悲しみました。
>神さまはその悲しみを知り、それから後、大木に育つことがないようになさったのです。
>しかし、その花は十字架のかたちを示し、花びらのふちには釘跡のしるしがあり、
>血潮をあらわす赤い斑点が、そのまわりについています。
>また、花の中心にある蕊は茨の冠のかたちをしています。
>このような伝説から、花水木は「教会の木」として親しまれ、大切にされてきたのです。
木や花(「花びらのふちには釘跡のしるし」から萼に当たる総包(総苞)のことでしょう。)の特徴が,上手に織り込まれていますね。感心です。
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