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昨日から,その名を響かせているウメモドキです。
これまた,お仲間が多いです。
1 果実が熟すと黄色に色づく「キミノウメモドキ」
2 果実が白い「シロウメモドキ」
3 ウメモドキに似ているが葉の裏に毛が生えていないなどで見分けることができる「イヌウメモドキ」
4 園芸品種では直径1.5mmほどの果実をびっしりと付ける「コショウバイ」(盆栽に利用されるそうです。)
5 野生のウメモドキの中でも特に果実の大きなものを選んで繁殖・育成した「大納言」
6 枝にぶら下がる様に長い柄を伸ばしてその先端に赤い実を付ける「フウリンウメモドキ」
もう終わりかと思ったら
>亦、近縁種には、「ミヤマウメモドキ」
ですか。どーんと出てきましたね

こんなに仲間が多いので,とりわけ似ていそうな「イヌウメモドキ」との違いを調べてみました。
>ウメモドキ(狭義)は乾燥する岡山県の南部の二次林中にも出てくることか
>ら、やや乾燥にも強いのかもしれない。一方、イヌウメモドキは湿原の周辺
>などで生育が見られることが多い。湿潤地を好むのかもしれない。
この度見つけたものは,湿原などの無い林の縁でしたので,推定「ウメモドキ」とさせていただきました。
もっとも,もう少し調べていると
>岡山県の西側にイヌウメモドキ,東側にウメモドキが分布しています。普通
>の図鑑には,イヌウメモドキは西日本に多いと書いてあります。地方植物誌
>を調べると,広島県植物誌と山口県植物誌にはイヌウメモドキが載ってい
>て,兵庫県樹木誌には載っていません。十分に標本が採れていない可能性が
>あるのですが,岡山県がイヌウメモドキの本州における分布の東限になって
>いるとしたら,私のいう西回り植物のひとつということになります。
とあり,イヌウメモドキは関東には居ぬ


綺麗な実は凄い人気です。
1 一番美しい姿は、秋から冬に見せる、真っ赤な果実を付けた姿でしょう。季節的にも、やや寂しさを感じるお庭に、とても温かい印象を与えてくれる庭木ですよ。(^-^=。
2 雌雄異株であり、雌株は秋に美しい実を付けて楽しませてくれる。生け花には最上級の花材であろう。
そして,なんと

>初夏に淡紫色の花を咲かせるが、あまり目立たない。鑑賞するのは花よりも
>実のほうです。
その美しさは,花を越えているようですね。
名の由来は
>葉っぱが「梅」(バラ科)の葉に似ているから...と、一般に云われますが、はてさて似ているかな ?
とチョット懐疑的ご意見。なお「モドキ」も念のため付記します。
>「似て非なるもの」「匹敵するもの」という意味です。
ウメモドキの沢山の仲間を紹介したので,もう漏れはいないだろうと思っていたところ・・・
「クロウメモドキ」?


際限無く現われる「ウメモドキ」恐るべし

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