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あまり見慣れない実だなと思い調べてみると,トリモチって出てきました。
少し太めの木が数本,林の中に生えており,自然に育ったもののようです。
この木は,鳥もちの原料になるようですが,
>本もち(モチノキ)、青もち(イヌツゲ,タラヨウ)、山車もち(ヤマグルマ)の製
>品があり、
と,鳥もちにも種類が沢山あるようです。
これらについての評価は
>鳥もちはヤマグルマから採るもので、モチノキから採った鳥もちは良質でな
>いとする記述【樹木大図説】が見られる。その一方でモチノキから採ったも
>のを生薬で「本黐」(三重、奈良、和歌山)といい、ヤマグルマの「ヤマグ
>ルマ黐」(鹿児島)やイヌツゲ、タラヨウの「青黐」(高知)と区別してい
>るとする記述【薬用植物事典:村越三千男】もある。この場合は、モチノキ
>の黐を格上としているもので、用途により評価が異なるようにも見える諸情
>報である。
とあり,一定していないようですね。
造り方はと調べてみると
>春から夏にかけて樹皮を採取し、目の粗い袋に入れて秋まで流水につけてお
>く。この間に不必要な木質は徐々に腐敗して除去され、水に不溶性の鳥黐成
>分だけが残る。水から取り出したら繊維質がなくなるまで臼で細かく砕き、
>軟らかい塊になったものを流水で洗って細かい残渣を取り除くと鳥黐が得ら
>れる。
とありましたが,材料が全然違う「現代版『トリモチ』製作」も発見しました。
http://ksrd.yahoo.co.jp/PAGE=DT_SOLVED/OUTLINK=1/QID=1238714522/AID=100021847/SIG=121bsa77c/EXP=1324915642/*-http%3A//portal.nifty.com/virus/mochi/index.htm
鳥獣保護法で,鳥もちでの鳥の捕獲が禁止されている現在は,本来の「鳥」が「取り」へ取り違えられ



チョット楽しめますよ

名の由来もお察しのとおりですが
>モチノキの樹皮から鳥餅を作り、これが和名の由来となっている。
だそうです。
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