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別名:フクラシバ(膨柴,膨ら柴)
風にそよいでいる実ですね。
その名もソヨゴ

名の由来も当然
>葉質は革質であり、質感は滑らかであるが葉と葉がこすれあるとカシャカシ
>ャと音を立てる。風が吹くとこすれる音がすることが、ソヨゴの名前の由来
>であるという(そよぐ)。
とありました

なお,別名「フクラシバ」については
>葉が肉厚で表皮が強く、火であぶるとその部分がプックリと膨れるからである。
とあり,膨れる原因は
>薪にするとパチパチと音をたてて派手である。このような現象は、葉肉内の
>水蒸気が沸騰して気化し、内部から表皮を膨らすためであるが、表皮が厚く
>て丈夫なために簡単には破れず、膨れてはじけるためにおこる。表皮の丈夫
>さは本種が乾燥した痩せ地にも生育できることと対応しているものと思われ
>る。
と,この植物の幅広い生育環境に起因しているとのこと。別名にも,深い由来が隠れているんですね

この餅のように粘り強い生命力を持ち

>根が浅く、直根を持っていない。昔、クレーンでソヨゴを引き抜いたことが
>あるが、いとも簡単に抜けてしまった。根は細く、地表面に密に張り巡らさ
>れている。乾燥したの痩せ地で雨水や栄養分をいち早く吸収するには適して
>いる戦略であると思うが、雨が降らないときにはカラカラに乾いてしまう。
>乾湿の変動の激しい地表部のみへの根の分布は、丈夫な乾燥に耐える葉の構
>造と関連している。
>地表面のみに発達した根系のため、ソヨゴは幹を支える力が弱く、大きくな
>ると倒れやすい。ある野鳥観察施設で松枯れの後、ソヨゴを残して他の樹木
>を伐採したところ、風当たりが強くなったソヨゴは次々と倒れてしまった。
>マツの下に生育してこそ、ソヨゴは高くなれていたのである。倒れるほどで
>なくてもソヨゴは傾きやすい。ある程度傾くと根元からたくさんの萌芽が発
>生し、新たに直立した幹を再生する。倒れやすい点を簡単にやり直して修復
>するわけである。この強い萌芽再生力が二次林の中での生育を保証してい
>る。
とありました


そして,一番の疑問は,漢字で「冬青」と書くことですが,
1 冬場の緑が少ない季節に、きれいな青い葉をつけているからなのでしょうか?
2 冬青は 常緑樹なので 葉は 1年中(冬も) 緑色(青)をしていると言う意味でしょうか・・・ 他にも常緑樹はいっぱいあるのにね〜
3 常緑樹は他にも沢山あるので何故ソヨゴが「冬青」なのかは謎である。
4 なぜ「冬青」と書くのでしょう?冬も葉っぱが青々としているので「冬青」と書き・・・なかなか読めない植物の名前の一つ
殆どが疑問形でした。
そして,調べること数十分
>漢字では冬青と表記しますが、暖地の人にはなぜか分からないでしょう。こ
>の時期山で青いのは、アカマツやトウヒ、サワラなどの針葉樹などで、広葉
>樹はほとんど落葉し常緑なのはこれかシャクナゲぐらいですから、よく目立
>ち、まさに冬青です。
寒地にルーツを発する漢字だった可能性が出てきましたよ

でも,これ以上調べる粘りが無くなってしまいました。餅のネバリをつけるように鍛えねば

なお,ご存知の方はご教授を

モチノキ科は,3日連続ですが
>モチノキ科の木は冬の実が綺麗なので庭木としてよく使われるが、クロガネ
>モチやモチノキと違って、実の密集度が少ないソヨゴはあまり使われないよ
>うだ。しかし、長い柄の先にひっそりと赤い実が付く風情は捨てがたい。
とあり,モチノキ科の植物は,それぞれの持ち


冬青について少し調べてみました。ご参考に。
http://blog.goo.ne.jp/rocky63/e/b457ad2ae56a2ff19dcefd5cbc8d02d4
rocky630 さん 今晩は
情報有難うございます。
お教え頂いたサイトには
>冬青はソヨゴだけではなくモチノキの別名でもあります。
とありましたが,さらに広い範囲で使われているんですね。外にも,地名などにも使われているなどの情報はとても興味深いですね。
なお,ご覧になられているかもしれませんが,稚拙ながら今年は花を写すことができました。よければ,下記アドレスにお立ち寄りください。
http://www.yamareco.com/modules/diary/2110-detail-100573
今後も色々な情報をいただけますよう,宜しくお願いいたします。
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