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>日本に野生するものは、中国から薬用、観賞用として伝えられ、栽培されて
>いるうちに種子が各地に散布されたのではないかといわれています。
とあり,本来栽培種のようでが,掲載のものは林の縁に生えており,逃げ出したものなのでしょうね。
>葉は、南天葉(なんてんよう)という生薬で、健胃、解熱、鎮咳などの作用
>がある。葉に含まれるシアン化水素は猛毒であるが、含有量はわずかである
>ために危険性は殆どなく、逆に食品の防腐に役立つ。このため、彩りも兼ね
>て弁当などに入れる。
や
>ナンテンの葉には防腐効果がある。魚料理に添えられたり、赤飯に乗せたり
>するのも、この防腐効果によるものであろう。果実には咳止め効果のあるア
>ルカロイドが含まれており、生薬として使われる。
とあり,かなりの薬効があるとする一方
>薬用でなく、食あたりの「難を転ずる」というまじないの意味との説もある
なども見受けられました。何れが正しいのでしょうね?
なお,この「難を転ずる」については,沢山掲載がありました。
>「難を転ずる」に通ずることから、縁起の良い木とされ、鬼門または裏鬼門
>に植えると良いなどという俗信がある。福寿草とセットで、「災い転じて福
>となす」ともいわれる。
ウッ

>庭木にもよく用いられ、根元にセンリョウやマンリョウを寄せ植えして「千
>両万両持ち込む」と読ませたりする。
二日続けての,ごろ合わせ駄(お?)洒落

庭木系の植物は,こんなところからも人気があるのかも知れませんね

ところで,このナンテンの薬効絡みについて,
>冬になるとヒヨドリがやってきて、庭のナンテンを食べていく。ナンテンの
>実の薬効は強いということなので、食べ過ぎると毒になるのではないかと心
>配・・・・。鳥に食べてもらって遠くに運んでもらうのがナンテンの戦略で
>あるが、このようなアルカロイドを含ませている意味は何であろうか。
とあり
>無毒でおいしい果実を付けると、鳥はそこに長い時間とどまって、果実を食
>べ尽くしてしまう。小鳥は果実のなっている母樹のすぐ近くに糞をするの
>で、種子は遠くに散布されないことになる。果実に少し毒を含ませておく
>と、一度に大量の果実を食べると障害が発生するので、少し食べて他の場所
>に移動し、違う食べ物を探すことになる。移動した後に糞をするので、種子
>はもくろみ通り母樹から離れた場所に散布される。という見解である。なる
>ほど、と納得できる。
でした。納得は出来ても,果たして真実なのか?
鳥や木と話が出来ないのが難点


ナンテン材は,
>京都の金閣寺の床柱は、南天の材を使っていることで知られている。
ですね。でも,ナンテンは木材なのかとの疑問がかねてからあり,この際と思い調べてみると
>ナンテンには、ふつうの木と違って、形成層の活動によって作られた「材」
>がありません。維管束の間にあるふつうの組織の細胞の壁が厚くなり、木化
>しているだけなのです。木質化した茎を持つ草とでもいうべき、見せかけの
>木なのです。
であり,南天箸などは「南天箸と南天柱は本物か」なる次のサイトでその実態が


http://www.geocities.jp/kinomemocho/zatu_nanten.html
元に戻り,金閣寺の床柱は、
>足利義満が琉球王国から取り寄せたもの
であり,写真も次のサイト掲載されていました。
http://4travel.jp/domestic/area/kinki/kyoto/kyoto/kitaoji/travelogue/10463192/
そして,木材としての利用が難しいのであれば,この季節,サイトで見つけた次なる利用方法が一番相応しいのではないでしょうか

>実は真っ赤で,雪兎を作ったときの目に埋め込みました。もちろん,耳はナ
>ンテンの葉です

名の由来は
>漢名の「南天燭」を略して「南天」。「なんてん」は「南天」を音読みしたもの。
とありました。
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