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別名:タイワンフウ(台湾楓)
チョット変わった形が人気のようです。
>花は目立たないが、この果実が面白い形で、装飾用に使われるらしい。
とあったので,早速検索。
出てきました角瓶に入った実。
>可愛いものは、こうしてビンに詰めて部屋のインテリアの一部にしています
>よ。
これを見て,先日(2012年01月21日)の「カラスウリ(実)」の日記で,gentamaさんに頂いたコメントを思い出しました

>我が家では、玄関に瓶に入れたポプリがあります
>その中に裏の梅ノ木に巻き付いた朱色のカラスウリを入れてありますが、と
>てもアクセントになり綺麗です
季の実は,インテリアに向くものが多いんですね

日記:http://www.yamareco.com/modules/diary/2110-detail-30201
このユニークな実を掲載するサイトには,
>これはフウ(タイワンフウ)の実が風化してできたものです。
フウと呼ばれるだけあって風


そして,風化したものは
>このサッカーボールのような形は、12個の正五角形がそれぞれ5個の正六
>角形にかこまれている。正六角形は全部で20個、頂点の数は60個になっ
>ている。この形は非常に安定で自然界にも多く存在し、宇宙で最初にできた
>物質の形と考えられている。(京都教育大のページから引用)
地「球」上では「丸い」ものが目立つなか,この実はヤハリ宇宙的


「楓」の字のルーツについて
>この字は日本では「カエデ」を意味しています。もともと中国では「楓」は
>フウのことで、カエデは「槭」という字であったものが、日本に導入された
>ときに替わってしまったようです。
と記載する,フウの化石の写真を掲載したサイトが見つかりました

>フウの葉の化石は、兵庫県三田付近の神戸層群の地層から採集されたもの
>で、およそ3千2百万年前のものです。同じ神戸層群の地層からは、ブナ、ケ
>ヤキ、コナラ、クリ、ナナカマド、ハンノキ、ニレ、メタセコイアなど様々
>な木の葉の化石が見つかっています。
「およそ3千2百万年前」とは,随分古い。でも,その答えは,気候の変動のようです。
>今から百万年ほど前から現在まで、地球全体の温度が下がり、より寒冷な時
>期と温暖な時期とが10万年ごとに繰り返しました。それ以前の地球は現在よ
>りもずっと暖かく、亜熱帯や暖帯に見られる植物が、日本付近にもたくさん
>生育していました。フウの化石はそうした暑い時代の日本を象徴する化石で
>す。
その他にも,色々な情報が次のサイトにありましたよ

そうそう,サッカーボールの話や風化の過程もありました

http://www.kyokyo-u.ac.jp/kouhou1/wonderful/enviro/huu.html
名の由来は,「楓」の字のルーツについてと重複しますが
>中国名の音読み。
>中国名 :楓または楓香樹
>発音は Feng 、または Feng - xiang - shu
>「楓」をカエデと読むのは日本での話で、葉の形が似ているうえに紅葉する
>「カエデ(意味は蛙手)」に 楓 の字を当ててしまった。
とありました。
なお,別名のタイワンフウについては
>台湾原産のフウ(楓)の意味。
とありました。
「フウの化石はそうした暑い時代の日本を象徴する化石」ともあったので,台湾に多い種類なのかも知れませんね。
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