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別名:メマツ(雌松)
オンナマツ(女松)
一昨日カラマツを掲載しましたが,本家本元を思い出しました。
久ーーーしぶりにアカマツ林に行ってビックリ

殆どの木の4〜5m位の高さから上が折れて無く,松枯れ病による立ち枯れ状態でした。
マツノゼンザイチュウ恐るべしです。
僅かに残っていた数本の松の実ですが,これらも枯れるのを待つのみなのでしょうか

ところで,この実は,球果(毬果)と呼ばれるようで,球果とは
>裸子植物の、特に松・杉などの針葉樹がつくる果実。多数の木質の鱗片(りん
>ぺん)が重なって球形や円錐形をなすもの。種子は各鱗片の内側につく。松の
>場合は松かさとよばれる。
だそうです。
また,「まつぼっくり」とも呼ばれているので,調べてみました。
>マツの袋という意味です。松笠(まつかさ)ともいいます。
とあり,袋が「ぼっくり」

>“ぼっくり”は、“ふぐり”が転じた語です。つまり陰嚢ですね

>“松ふぐり”が“松ほぐり・松ぼくり”に転じ、それがさらに転じて現在の
>“松ぼっくり”という言葉になったらしい。・・・
>『日本国語大辞典』によると、“松ふぐり”は15世紀末には用例が見え、書
>言字考節用集にも確認できるというから、江戸時代にはすでに一般的な語で
>あったようだ。
との主流説がある一方「松ぼっくりがあったトサ」サイト

http://www.ne.jp/asahi/tokfuruta/o.n.line/matsubok.htm
>松ぼっくいともいうし、木瓜の漢音はボックヮだ。古くは呉音でモッケ、す
>なわちもっこと呼び、次がボックヮでぼっくい→ぼっくりとなり、元の意味
>が薄れたから、松ぼっくいになったんだ。元々もっこだけで松かさのことだ
>ったんだ。
更に多くの考察を交えたこのサイト説に一票

この「まつぼっくり」は,
>おもに関東地方の方言としてよく用いられた語形のようで、『日本国語大辞
>典』の“松ぼくり”の項目で方言分布を探ると、埼玉・東京および茨城・栃
>木などでとくに“松ぼっくり”と呼ばれていたことが判明した。
とありどうりで,ここ茨城ではお馴染みな訳ですね

そして,
>江戸・東京のことばが次第に共通語(標準語)化するにしたがって、18世紀
>末から19世紀初めにかけて定着していった言葉、ということになります
とありました。
名の由来は
>樹皮が赤いことに由来する。樹皮は根際の部分は厚く、亀甲状に割れ目がは
>いるが、1m位よりも上は薄く剥がれて赤い色となる。
だそうです。
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