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この種も似たものが多いが,名前はいつもの名札で助けられました。
>果実は前年枝の先端にでき、粉白色である。翌年の10月頃に熟れる。熟すと
>褐紫色になる。長さは2-2.5cm、幅は1.5-2cmである。球果は球形または倒卵
>形である。
とありましたが,この季節は見る影もな白茶色です。
このイヌガヤは,
>種子には油が含まれており、嘗て果実から油を絞り灯明に利用した。
とあり,名の由来の論争の元にもなったようです。
>きわめて古い時代のイヌガヤに当たる朝鮮語 kai-pi が日本語に転じ
>てカヘ(加閉)と称され、本来スギ科、ヒノキ科、イチイ科などの樹木の総
>称である漢名柏を独占したところへ、のちにこれと外形の似ているカヤとを
>区別する必要を生じ、カヤに漢字栢(正しくは榧)と和名加倍を当てるよう
>になったものであろう。
>では、なぜイヌガヤに該当する語が真っ先に朝鮮から日本に転化したとみる
>かというと、これは古代イヌガヤの実から採った油が極めて重要視され、朝
>鮮からの渡来人がこれを早い時代に伝えたと見られる根拠があるためであ
>る。イヌガヤの油は、炎の明るいことと、冬凍らない点で、他の植物油に類
>をみないほど優れており、古来屋外の明かりには欠かせぬものとされてい
>た。
・・・と長い説明があるのは,次のサイトの殆ど最後の方。
http://www.ctb.ne.jp/~imeirou/soumoku/k/kaya.html
その,ほんの一部を転載させて頂きましたが,真相はさらなる文章
>古語カヘの転。秋、カヤは楕円状の果実(じつは種子)をつける。それは緑
>色に輝き貝殻を思わせる。
に続きます。。
カヤとイヌガヤのかかわりあいが,深い考察を交えて解説されていました。必読ものですね

なお,カヤは
1 実は栢実または榧実として薬用や食用に利用されましたが
2 名前は古くから果実が食用になるため良く知られている。実を利用する農家では、よく雌株を植えるように心がけた。
と,食用とされていますが,対比されるイヌガヤは
>実は食べられますが臭く、
や
>似たものにイヌガヤがありるが、こちらは食べられない。見分け方は本物の
>実は熟しても緑色だが、イヌガヤは赤茶色だ。
と,食用不適のようですね。
カヤ系の実を食べられるときはご注意を

栢の実を使った伝統的製法のお菓子が飛騨高山にあります。限定品とのことで、入手は困難!?
sakusakuさん 今晩は
有名なようですね。
>http://www.geocities.jp/kinomemocho/sanpo_kayanomi.html
>http://kobikigoya.jugem.jp/?eid=93
などが見つかりました。
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情報有難うございました
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