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似たものに「ボケ」がある。
>ボケは高さが2mほどと2倍ほど高く、花もひとまわり大きい(径5cmほ
>ど)ことで区別できます。
とあり,
>落葉小低木で高さ30cmほど、時に1mほどになります。幹は普通斜上し、
>小枝はトゲになっています。花は春早くから咲き、葉腋にいくつかの花をつ
>け茎に並べます。花は径3cmほどで、5枚の花弁は朱赤色でほぼ円形です。
で,地を這う樹形と花の大きさから,推定クサボケである。
なお,葉の形の比較は
>ボケの葉の先端が尖るのに対して,クサボケは葉の先がまるいのが特徴。
植生からは
>「ボケ(木瓜)」は、中国原産で平安時代に渡来したと言われています。多
>くの園芸品種が作りだされています。関東地方以西に分布します。
>多摩丘陵では、日当たりのよい林縁や斜面に時々見られます。
葉の先が少し尖り気味の写真のものは,林内に生えていてもボケの可能性を否定できないが,「ボケ」についての
>中国原産で観賞用に栽培されていて自生はありませんが・・・
との記載などもあり,残る判別方法は,実だけとなりそうである。
この実は,「シドミ」や「ジナシ」と呼ばれ,有名である。
>果実は渋くて酸味があり、クエン酸、リンゴ酸や酒石酸を含み、良い香りが
>あります。
>クサボケの果実を熟す前に採取して輪切りなどにして天日乾燥したものを生
>薬「和木瓜(わもっか)」と言い、強壮、鎮咳(ちんがい)、利尿薬など、
>あるいは筋肉の痛み、脚気(かっけ)や筋肉のけいれんなどに用います。
>また、果実から採取するリンゴ酸エキスには疲労回復や強壮などに効能があ
>るとされています。
となると,「ボケ」「クサボケ」の確認以前に,実を採集する必要がありそうである。
この実,咲いたもの全てが実るのではなく
>同じ株に雌花と雄花があるものと、雄花しかついていない場合もあります。
>雄花は子房の発達が悪く、雌花はよく肥厚して、雌花(両性花)だけが果実
>になります。
と,雌雄異花のようである。
名の由来は
>広く植栽されている外来種の「ボケ(木瓜)」に似ていて、小さいので「草」
>と名付けられたようです。「ボケ(木瓜)」の名は、中国名の木瓜を日本語読
>みした「ぼっか」あるいは「ぼくか」から転訛したもののようです。
とあり,また,有名な果実の呼び名「シドミ」は
>朱赤色の花の果実から「朱留」が転訛したもののようです。
とあった。
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