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先日,芽吹きの木を見つけたが,離れているため,なかなかその後を確認に行けないでいた。
標高のある筑波山でも開花を確認していたので,今年も撮れずじまいかと思っていたところ,まるで違う場所で見つけることができた。
>葉が開いた後、4月の終わり頃に房状の花序を出し、クリーム色の小さな花
>をたくさん咲かせる。果実は5月の終わり頃には熟し始め、赤く熟して美し
>い。熟し始めた頃は赤いものと緑色のものが混ざっており、6月の中頃には
>大半が無くなっている。開花から1ヶ月という短期間で散布していることに
>なる。
と超短期戦型の植物である。
しかし,これは花や実に限らないようである。
>中心部に太くて軽い髄があるので、ニワトコの茎は軽くてその割には強い。
>茎へのエネルギー投資の節約であり、一気に太い茎を作ることには適した構
>造であるが、生長するにつれて次第にそのメリットは薄れてくる。ニワトコ
>の幹の作り方は短期決戦型の戦略に適している。
とあった。
この「太くて軽い髄」については
>この髄に植物の葉などを挟んでカミソリで切り取り、顕微鏡で観察するプレ
>パラートを作成するのに利用したりした。
>薄く染色して色を付け、動物を作ったりして遊んだりもした。
と,以外な使い道があるよだ。
名の由来を調べていると「割りを食うニワトコ」なるサイトがあった。
何が割りを食ったのであろうか?
>宝塚少女歌劇団を象徴する歌曲に「スミレの花咲く頃」というのがあるが―
>―この歌の原曲は、「スミレの花」ではなく、「ニワトコの花」だった
それだけではない。「わき役に回る」との話もあった。
>ニワトコはキクラゲに関連して付帯的にしか取り上げられてない。まことに
>目立たない存在にしか見えない。
とあった。名の由来を含め,詳細は次のサイトを参照されたい。
http://www.ctb.ne.jp/~imeirou/soumoku/m/niwatoko.htm
なお,花,枝,葉,根についての薬効が謳われていた。
〇開花前の花 接骨木花(せつこつぼくか):煎じたものは、発汗、解熱や利尿(りにょう)などに効能があるとされます。
〇枝 接骨木(せつこつぼく):
1 粉末にして黄柏(おうばく:ミカン科の高木キハダの内皮)粉末と混ぜて水で練り合わせて患部に塗布すると効果があるとされます。
2 煎じたものは、むくみや利尿に効能があるとされます。
〇葉 接骨木葉(せつこつぼくよう):煮出して布袋に入れ浴用剤に用いるようです。神経痛などに効能があるとされています。
〇根 接骨木根(せつこつぼくこん):(接骨木同様)煎じたものは、むくみや利尿に効能があるとされます。
花,枝,葉,根となると全草(木?)薬効

脇役どころか,十分主役と思うのだが・・・
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