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野山に出かけると良く見かけるのに,散歩道等では余り見かけない。
山に似た環境ということで,少し林内に足をいれたところ,見つけることができた。
単純に「ムラサキケマン」と思っていたのだが,筒状の部分全体が白っぽい。
>花弁の先端のみ紫が残り、残りが白くなったものをシロヤブケマンという。
>完全に白くなるとユキヤブケマンという。
とあり,写真はシロヤブケマン?と疑問になった。
しかし,ムラサキケマンの説明に
>花は紅紫色、ときに白色。
さらに,同じような白さのものを掲載するサイトには
>萼(がく)や花弁の一部が管状に長くなった距と呼ばれる部分が シロヤブケ
>マン のように白く、花弁が濃い紫。これもムラサキケマンと呼ばれる
とあった。
よって,花弁の濃さ及び筒状部分の微かな青色により,ムラサキケマンと推定した。なお,シロヤブケマンの花弁は薄い紫のようである。
名の由来は
>花が紫色をしているのでムラサキ。ケマンはケマンソウの花に似ているため
とあったが,この「けまん(華鬘)」については
>仏前を荘厳(しょうごん)するために、仏堂内陣の欄間などにかける装飾。も
>とインドの風俗として男女の身体を装飾するために生花の花輪を用いたもの
>であったが、転じて仏具となった。多くは金銅(こんどう)製で、稀に革など
>で作り、花鳥などを透かし彫りにする。 広辞苑
との引用掲載があった。
ケマンソウの花の写真は,次のサイト等に多数あった。しかし,かなり雰囲気が違うのでは?と思うのは私だけであろうか。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/taiturisou.html
花の形が独特なので調べていると
>この花、じっくり見ると、なかなかおもしろいつくりをしています。
>まず、外からはメシベもオシベも見ることはできません。
と花の断面写真を掲載しているものを見つけた。
広がるために種子を勢い良く飛ばすだけでなく,アリ


http://www.geocities.co.jp/NatureLand/1891/murasakikeman/murasakikeman.html
意外な蟻様
蟻にも運ばせて,広範囲に種をまき散らす作戦は,
なかなかの確信犯ですね
触ると種が飛び散ってしまうのは,わが家の天敵!カタバミを連想させます。。。
しかも,茎は食べると苦いらしいので,これこそ侮れない煮ても焼いても食えない?!
kayo-piさん 今晩は
>蟻にも運ばせて,広範囲に種をまき散らす作戦
は,ポピュラーなようですよ。
>アリに運ばれる種子は,アリの好む物質を含んだ付属
>体(エライオソーム)と呼ばれるものをつけています
で,このエライオソームについては
>種子に付着しているエライオソーム(脂肪酸、アミノ
>酸、糖などを含んだ物質でカルングルなどともいう)
>というアリの好む物質により巣に運ばせる。アリにと
>っては、エライオソームだけが餌になり種子そのもの
>は不要なものとして捨てられ根をおろすという仕組み
>である。(アリ散布植物は200種ほど)
200種ですから相当なもんですよね。
綺麗なカタクリも,この仲間に有り
http://www.nat-museum.sanda.hyogo.jp/top/kyousei/11pdf/p063.pdf
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