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先日,この花を雨気味のもとで撮影した。
撮った写真を見ると葉は濡れ,光を失い,ノイバラ?
でも,花が纏まって咲かないなど,ノイバラの雰囲気といま一つ合わない。
>ノイバラが花を花束のように房咲きにつけるのに対し、テリハノイバラは1
>つづつどっしりと咲きます。
※本日の写真は,どっしりと2輪咲いてる。例外?
アズマイバラ(ヤマテリハノイバラ)とは,葉の光沢があまり無い点で合致したが,羽状の先端の葉が尖る点で,写真とは一致しない。
オオフジイバラなるものも見つかるが「花弁は5枚」とある。6枚の写真のものとは,異種と推定した。
撮った写真での同定を諦め,本日再訪する。
光る葉を確認。
葉の裏面に「軟毛がある」とするノイバラと違い,滑々の葉であった。
よって,テリハノイバラとした。
天候によって,見え方もかなり変わるものであることを実感した。
このバラの周りには,地を這う長いつるがあった。
この性質がヨーロッパには気に入られたようである。
>1891年ヨーロッパに紹介
とあり
>ランブラーローズと呼ばれるつるバラの系統の、元となったばらです。
とあった。
この為,「R.luciae ロサ・ルキアエ」という洋名を持っており
>ルキアエというのは、このバラを日本で採取したサバチエの婦人の名だそう
>です。
とあった。サバチエの方がヨーロッパデビューの手助けをしたようである。
なお,次の注書もあった。
>ロサ・ルキアエは、少し前まではアズマイバラの学名でした。
>ロサ・ウィクライアーナと呼ばれていたテリハノイバラが、学名の付け替え
>で、ロサルキアエとなったそうです。
>アズマイバラにはロサ・オノエイ・オリガンタの名が与えられたということ
>です。「オールド・ローズ花図譜」より
名の由来は
>「照葉(てりは)」の名は、葉に明瞭な光沢があることからです。
とあり,バラについては
>この仲間の古名は「宇波良(うばら)」で、「茨(いばら)」はトゲのある
>木を総称する言葉のようです。古名から転訛して「バラ」となったという説
>があります。
また,
>「薔薇(そうび)」は漢名です。平安時代には、この漢名も使われていたよ
>うです。現代ではバラを「薔薇」としています。
※葉が光る写真が撮れたので,差し替えました。
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