![]() |
![]() |
![]() |
草叢を歩いていると,細い葉の小さな一群が気になった。
注意深く草叢の中を覗き込みながら進むと,少し青みがかった小さな花を発見。花の雰囲気からヤブランの仲間,ヒメヤブランが思い浮かぶ。
小さな草丈のため,周りの草を掻き分け,やっと数枚の写真をとった。
ヒメヤブランを調べていると,ヤブランが当然仲間として現われる。ところが,ここで想定外のコヤブランなる名前が出現した。
しかし,ヤブラン同様沢山の花が付く点で「除外」と事なきを得た。
待てよ

同定に一抹の不安は残るが,見つけた時の検討事項にすることとする。
ところが,ひょんなところからこの答えが出た。
名の由来は
>ヤブラン(薮蘭)より小型なのはコヤブラン(小藪蘭)ですが、もっと小さ
>いからヒメヤブラン(姫藪蘭)。
どうやら,植物サイズで見分けるようである。
基本サイズを知らないと,ちょっとハードルが高い同定方法である。
また,藪に言及すると
>林の木陰などの、藪(やぶ)の場所に自生して、葉は蘭(らん)に似てて、
>ヤブランより小形で小さいから、姫(ヒメ)ヤブランの名になった
との記載があった。
なお,「ヒメ」については,前記同様小ささのみが強調されている。
調べることしばし,終に「ヒメ」を見つけた。
>「ヒメ」とは、小さくてかわいらしいという意味で冠されます。
確かに可愛い花である。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する