![]() |
![]() |
![]() |
巨大な白い花の塊が繁みの奥に見え,草を掻き分け近づくと,山菜でお馴染みのタラノキであった。
棘で有名であるが,生き残りの手段のようで
>タラノキは全身刺で武装している。葉にも鋭いとげがあるが、枝や幹にも刺
>がある。刺は生長しないので、幹が太くなるにつれて刺の密度は低くなる
>が、痛いことには変わりない。幹の直径が15cmを越えるほどに生長する
>と、さすがに刺は表皮と共にはがれて落ちてしまう。これほどの刺を作るた
>めには、かなりの資源を充当しているはずである。大型の草食動物の食害を
>防止するための戦略であるが、このような重装備にもかかわらず、春の山菜
>好きはものともせず、新芽を採取して回っている。
人の食欲の前には,これらの食害対策は無意味だったようである。
ただ,これだけの種子。繁殖には十分と思いきや,
>タラノキは種子で繁殖する他に、根からも新しい個体が再生する。山火事跡
>地などでタラノキの芽生えがあるな・・・と思って掘ると、土中には太い根
>があり、これから新しい茎が地上に伸びていることがある。
と,強靭であるようだ。
名の由来は
>地方では、タロウノキ、タロノキ、ウドと同様に山菜の王様から、タロウウ
>ドなど、人名の「太郎(たろう)」を連想させるような呼び名があります。
>これには「太郎の木」ということから、転訛(てんか)して、タラノキと呼
>ばれるようになったという説もあります。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する