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変わった形の花だから,直ぐに特定出来ると思っていたところ,意外にもソックリさんがいた。ヤブツルアズキである。
ただ,この植物は
>小葉は卵形〜狭卵形で長さ3〜10cm、全縁〜浅く3裂、両面に黄褐色の長い毛
>がある。
とあり,ノアズキは
>葉は互生し、3出複葉。小葉は菱形で、長さ幅とも1〜3cm。
である。多少葉の大きさと形状に違いがあるようである。
さらに決め手は,ヤブツルアズキにはある葉や茎の毛が見当たらないこと。
よって,ノアズキと推定した。
ノアズキを調べていると
>ノアズキもマメ科の特徴である蝶形花(ちょうけいか)をつけるが,竜骨弁
>(りゅうこつべん)が大きく湾曲し,右側の翼弁(よくべん)はそれをした
>から覆い隠すように巻いている。また、左の翼弁は上に伸びる。
「蝶形花」???。何やら専門語を多用する解説が見つかった。
さらに調べてみると,花を図解するサイトがあった。
http://kanon1001.web.fc2.com/foto_sinrin/006_souhon/K_mame/no_azuki/no_azuki.htm
旗弁(きべん)なるものまで登場し,さらに困惑である。
右の写真には,葉を垂直気味に立ている様子を見ることが出来る。気になって調べてみると,下記の解答が見つかった。
>ノアズキはヒメクズの異名がある。確かに小型のクズといったイメージがあ
>る。クズは日中の日射が強いときには葉を上にもたげて葉の裏面を日光に向
>けて光を反射しているが、ノアズキも同様に光が強すぎる場合には葉を立て
>て対応している。葉はビロード状の触感があり、丈夫で乾燥にも強い。
葉の形や耐暑法がクズに似ているばかりで無く,クズの大群落も直ぐ脇にあるので育成環境も似ている。なるほど「ヒメクズ」である。
名の由来は,
>野に咲いて、竜骨弁がよれる点がアズキの花と良く似ているため。
また,葉を含めて
>黄色い花と葉の形が小豆(アズキ)に似ていることから付いた名前です。
ともあった。
ところで,気になるお味は
>短毛が密生した扁平な豆果を付けるが美味しくなく食べられない。
とあった。残念

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