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カヤツリ草の仲間は,どれも似ているので,なかなか同定できない。
サイトにも
>カヤツリグサ科は属の数がそれほど多くなく、特徴が比較的はっきりしてい
>るので、属までの同定は比較的やさしい。しかし、属ごとの種数が多く、種
>名を決めるのが難しい。
とあったので,同定できぬ云々は,仕方がないことのようである。
ところで,茶系統の小穂が多い中,黄色味を帯びているものを見つけた。
一番近い風体はハマスゲであったので,これの変種かと思い調べていたところ,キハマスゲなる
>現在ではトウモロコシ畑や水田での厄介な害草となり、要注意外来生物に指
>定されているそうです。
が浮上してきた。
ほかを調べるも,キハマスゲ以上類似したものが見当たらずで,推定「キハマスゲ」としたが,詳しい方のご教授を,お願いしたい。
どうやら,この仲間は2種類あるようで,ショクヨウガヤツリ(食用蚊帳釣)の名をもつものと瓜二つのようであるが,
>いくつかの変種がある。
>Cyperus esculentus var. esculentus・・・・
ともあり,なかなか変異が多いようである。
もっとも,「ショクヨウガヤツリ」については
>古代エジプトでは珍重され、食後のデザートや大麦の飲料に甘みを加えるた
>めに用いられたといわれており、実際に墓から塊茎が発掘されている
とあったが,現在でも,オルチャータと言う飲み物(オルチャータ発祥の地であるスペインでは一般的な飲料)で利用されているようである。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%BF
しかし,
>種子と塊茎により繁殖し、1個の塊茎から600個の塊茎が生産されるほど繁殖
>力が強い

要注意外来生物に指定された理由が頷ける。
>世界各地では防除の難しい雑草として問題化している
ともあった。
今年数本の発見は,来年,一面のキハマスゲ原に変貌しているのであろうか?

名の由来は,見つからなかった。
私の辿った名前調べの道筋を適用すれば,「黄色い小穂を持つ,ハマスゲに似た植物から」となるのであるが・・・
陽の目を見ることがあるであろうか


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