ギンミズヒキ

2012年10月05日 23:30折々の花 2012全体に公開

銀水引き（Antenoron filiforme form albiflorum）タデ科ミズヒキ属

　昨日の日記に記したが，ミズヒキの群落を見つけたので，もしやと思い，再度，周辺の道を探してみた。
　思惑どおり，別なミズヒキの群落に接し，ギンミズヒキの群落が見つかった。この界隈は，ミズヒキが育つのに良い環境のようである。

　なお，この住み分けは偶然であろうが，
>白花種というと園芸種が多いのですが、このギンミズヒキは元々は自生種
>で、日本各地で見ることができます。ちょうど赤のミズヒキと混じって植え
>られているので、まさに紅白がそろっておめでたい風景になっています。
　と，園芸界では，よくあることのようである。

>小さな地味な花だが、群落は米粒を撒き散らしたような光景で見栄えがす
>る。午後には花は閉じる。
　とあった。開いている花（萼）が少なく，探すのに苦労したが，昼下がりの散歩が原因であったようである。
　そればかりか
>花弁はなく、萼片は4個あり、白い。花柱の先はかぎ状に曲がる。ミズヒキの
>白花品種。
　である。当然，白い萼は，昼下がりの強い光で真っ白。
　この花を綺麗に撮るには，「午前中」に限られるようである。

　なお，左の写真の萼には，多少のピンク色が見られる。これについては
>８～１０月頃に２０～４０㎝程度の花穂を出し、白色の小花を見せる。花径
>２㎜前後。花は初め白色で、後に紅色へと変化する。
　とある。この花の純白を撮るには，もはや「午前中」しか無い

と分かった。

　名の由来はシンプル
>ミズヒキの白花種であることから
　とあった。

　なお，「水引き」の起原等については，昨日の日記に同文「以前の日記（2011年09月21日）を参照されたい。」である。
　http://www.yamareco.com/modules/diary/2110-detail-24947

2012-10-04 シンミズヒキ

2012-10-07 オランダキジカクシ

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