特徴ある花の風合いから,グミの仲間と推定できたが,先日の筑波山では色付き始めたアキグミの実を見つけていた。こちらのグミは,これから花が咲いても秋の実りは大丈夫なのかと心配になったが,どうやら,ナワシログミのようであるので,その心配はいらないようである。
〇アキグミ
果実は直径6〜8mmの球形で、10〜11月に赤く熟す。花期は4〜5月。
〇ナワシログミ
果実は偽果。長さ1.5cmほどの長楕円形で、翌年の5月頃赤く熟す。先端に萼筒の上部が残る。冬芽は裸芽で、褐色の鱗状毛が密生する。花期は10〜11月
成る程,秋グミは秋に,苗代グミは春に実が熟すとあるから,名前は,自ずと実を以って付けられているようである。
多くの植物は,花の咲く時期で命名されることが多いが,そこは,グミ科の美味しい実を食することが優先したようである。
花より団子 なのであろう。
もっともこの花は花弁ではないようである。
>花びらが4枚のように見えるが、花びらはなく、萼であり、萼筒の先端が4
>ツに分かれている。雄蕊は4本ある。花は長さ6〜7mmで、星状毛にびっ
>しりと覆われ、所々に褐色の星状毛と腺のようなものが見える。
そして
>花は良い香りをしており、キンモクセイ(金木犀)に負けない良い香りであ
>る。
とあった。小雨模様の昨日は,香りを漂わせることが出来なかったようである。
花のあるうちに,香りを確認の為再訪したいが,写真を撮り終えて藪から出てきたズボンに面となってへばり付いた,おびただしい数のアレチヌスビトハギの種のことを思出だすと,二の足を踏む。
名の由来は,上記推察のとおりであった。
>ナワシログミ(苗代茱萸)の名前の由来は、農事で苗代をつくるころに赤っぽ
>く熟して食べられるので付いた。グミ(茱萸)の語源はグイミで、グイとは棘
>のこと。棘のある本種の果実を指し、それが略されてグミ(茱萸)となった。
yamabitoさん こんばんは。
またひとつ 花の知識がつきました ありがとうございます。
分からない花を で調べるのに
ヒントがないと なかなか たどり着けません
で わからないままに
今度は 春に実を見に行かないと
ちょうど つつじの時期と重なるかしら?
それだと ダブルで 楽しめるのですが。。
今年は 寒くて千葉の水仙の開花も遅れているようですね。
春が 待ち遠しいです
apiyさん 今晩は
普通11月頃までに開花するとありますので,今頃の開花は少し遅過ぎのような気もしますが,沢山の花が付いていたご様子なので,春の実りが楽しみですね。
でも,鳥 との取り 合い合戦でしょうから,頑張ってくださいね
試食を含めたグミレコを,心待ちにしています
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