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かなり以前であるが,突如我家の庭に出現したことがあるので,お馴染みさんである。バラの肥料を上げた後に登場したので,肥料に混入していたのではないかと推測している。
なお,写真のものは,散歩道脇の畑との境に,飛び飛びではあるが小群落を成していたものである。
牛糞由来の帰化植物で,トウモロコシ栽培等で大被害を出した単なる害草かと思いきや
>かつてこの草は強い茎の皮から繊維を取るために積極的に栽培されていた。
>葉っぱが桐に似ていて、麻のように繊維が利用できることから、キリアサと
>いう別名も持っている。
と,栽培種であったようだ。
※牛糞由来の帰化植物:http://nh.kanagawa-museum.jp/tobira/4-4/sec4.html
>インド原産でもともと繊維をとるために中国経由で渡来し,江戸時代以前か
>ら栽培されていたらしい
や
>日本でも平安時代には既に栽培され江戸時代まで利用されていた。
と,昔は大切に栽培されていたようである。
化学繊維の普及とともに栽培されなくなったとあり,突然のように害草化したとあったが,
>日本にも1905年に初めて定着が確認された。
との掲載を見つけた。
どうやら,新聞沙汰のイチビは,在来のものでは無いようである。
在来と害草イチビの違いは
>かつて栽培されたものは山村などで野生化しているのが見られるが、果実は
>黄白色に熟する。近年畑や空き地の雑草として急に増えてきたが、これは果
>実が黒くなり、遺伝的にも在来種と異なることが示されている。アメリカか
>ら飼料などに混って最近侵入し、繁殖力が強いため短期間で増えたと考えら
>れている。
とあった。何れのイチビかは,実の色の追加観察が必要であるようだ。
名の由来は,決め手が無いと掲載するサイトのものを転載する。
>ちなみにイチビの語源であるが、色々調べてみたもののちっとも決め手がな
>い。やはりイチビという別名を持つテリハハマボウ(アオイ科)は、一日で
>花が変色してしまうことから「1日=いちび」と命名されたという記述があ
>った。
>果物のイチゴも大昔はイチビと呼ばれたものが、イチビコ→イチゴと転じた
>らしい。
>どうもかつてはポピュラーな植物名だったようなのだ。
http://www.mokichi.net/flowers/annex/ichibi.html
※「シードバンク」なる,イチビ繁殖の理由が分かる記載もあるので,一読ものである。
実になって野菜でも獲れそうな植物ですね。
sakusakuさん 今晩は
成る程,言われてみれば,一寸見,キュウリの苗みたいですね。
でも,新聞やテレビで,茄子
果実は良性の「黄白色」となるか?悪(強?)性の黒となるのか?
こんなところにまで進出してくる強靭な生命力ですから,自ずと「黒」と推測はつきますが,来週にでも,確認に出かけたいと思います。
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