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この季節は掲載済みの花以外に,余り咲いているものが無い。
何気無く目に入った花?は,見てはいけないと肝に銘じていたイネ科の植物であった。見つけてしまったので写したが,ハテサテ・・・
名前調べは難航する。
ノビエ(「イヌビエ、ヒメイヌビエ、タイヌビエ、ヒメタイヌビエの4種は総称してノビエと呼ばれる。」とありました。)までは,直ぐに推測がつく。 さらに,ケイヌビエがあるが,以前,宝篋山山麓で確認しており,毛の多さで違うと特定。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-227935.html
(56枚目)
見つけた場所は草地。そして,葉の縁が白くなるとあったタイヌビエとの差異より候補から外し,水田に発生するとあるヒメタイヌビエも同様とした。
残った2つは,写真を何度見ても分からない。
草刈が入る草原であるため,再度訪問し,最終


しかし,決め手とはならなかった。
調べた中での次の点で,推定イヌビエである。
1 「ヒメイヌビエは乾燥するような条件の悪い道端、荒地などにも生える。」とあったが,乾燥地ではない。
2 「ヒメイヌビエの花期は,イヌビエより早い。」とあり,調べてみると,「イヌビエの花期は8〜10月,ヒメイヌビエの花期は7〜9月」とあった。
3 「小穂の基部にある長毛で判別する。」とあったが,どちらが長いとも記載が無い。写真には,ヒメイヌビエが掲げられ,小穂の基部には毛が写っていないので,推定,イヌビエに長毛があるとすると,中央の出穂直後の写真でこれを確認出来る。
4 「イヌビエの詳細区分は図鑑によって意見が異なるので難しい。当面、詳細な区分をあきらめて全て「イヌビエ」としておくのも1つの対応の仕方であると思う。」は,決定的であった。
上記4については
>日本の野生植物(佐竹・大井・北村ほか、平凡社 1982)では、ケイヌビエ
>をイヌビエに含め、イヌビエとヒメイヌビエを認めているが、原色日本植物
>図鑑(北村・村田・小山、1964:保育社)では、ヒメイヌビエはイヌビエに
>含められており、ケイヌビエが区別されている(ただし、ケイヌビエの学名
>はvar.caudata)
とあった。また少し内容は異なるが
>変種ヒメイヌビエを分け、イヌビエは湿地を好み、ヒメイヌビエは中生地を
>好むとする説もある。長田(日本イネ科植物図譜、平凡社、1989)による
>と、イヌビエの項では北海道にも分布するとあり、ヒメイヌビエの項では、
>イヌビエは北海道に記録がなく、ヒメイヌビエのみ見られる・・・とある。
>また、ヒメイヌビエはイヌビエの変種だがこれを認めない説もある、とあ
>る。防除の現場ではあまり気にすることはない。変異の大きい植物で、本ペ
>ージではイヌビエとしておく。ノビエは野生ヒエの総称。ヒエ類は葉舌がな
>く、ほかのイネ科と区別が出来る。
名の由来は
>食用にならないヒエという意味から。
今


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