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昨年,この木の実を捜したときには,既に遅かったようで,見つけることが出来ませんでした。
今年は,要マーク樹としていたので,期せずして,緑から,紫,そして黒への色の三態を一枚に収める(写真左)という,おまけまで付いて撮影できました

もっとも,花は見落としている迂闊者ですね

冬も緑なので,葉の寿命が長いのかと思っていたら,
>葉の寿命は1年間で、春に新葉がでる頃に前年の葉は落ちる。新緑の美しい
>常緑樹である。5月の終わり頃から房状の小さな花を咲かせる。花被片は6
>枚で、雄しべは12本。果実は秋に黒く熟す。
とあり,どうりで綺麗な葉を見せていてくれる訳ですね。
そして,お気づきかも知れませんが,花期は5月末と判明しました。
後は,忘れないだけ


ところが,まだまだ難関があるようです。
>花は雄しべと雌しべの両方をもち、放射相称で、5・6月に咲くが、梢の新
>葉の腋から伸びた枝に円錐状につき地上からは見難いうえ、直径は6ミリく
>らいと小さいために、開花に気づかないことが多い。
私の注意力での撮影は,絶望的のようですね

その見つけ難い花について,
>クスノキが分類されるクスノキ科は、被子植物の中でも原始的な1群で、し
>かも、その花は他にみられない特異な構造をもっている。目に触れることの
>少ない花ではあるが、少しその特徴を紹介する。
と解説するサイトがありました。
「弁開


http://elekitel.jp/elekitel/nature/2002/nt_01_kusunoki.htm
名の由来は,
>語源は諸説あるが、「クスリノキ(薬の木)」「クスシキ(奇し木)」とす
>る説が妥当であろう。クスノキからは樟脳をとり、香料・殺虫剤・防臭剤な
>どにすることから「薬の木」。「奇し」は「霊妙だ」「不思議だ」という意
>味の形容詞。「薬」は霊妙な薬効があるものいい、「奇し」と同源であるた
>め、クスノキの語源は「薬の木」と「奇し木」のどちらともいえる。漢字
>「樟」の「章」は「高く伸びる」を表し、「楠」は「南方原産の木」を表し
>ている。
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