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先日,そろそろであろうと思い,2012年09月21日の日記に掲載したヤブランの実(正しくは「種子」)を撮影に出かけたのですが
>林の縁の植物が林の中の視界を遮っているところに生えていた。
とある花の周りを強靭に囲っていた藪が見事に刈り払われ,さらには,ヤブランまでも短い葉を残すのみとなっていました

http://www.yamareco.com/modules/diary/2110-detail-40488
※種子


http://www48.tok2.com/home/mizubasyou/130jyanohige.html
このため,今期の種子の掲載は諦めていたのですが,別な散歩道を歩いていると,雑草の繁みの中に1粒の黒い種子が目に付きました。
もしやと思い近づくと,ヤブランでした。
時期が遅過ぎだったようで,近辺を見渡しても写真のもの意外はみつかりませんでした。
別名をヤマスゲ(山菅)と呼び,万葉集にも詠まれているとある一方,この山菅についてはいろいろな説があるともありました。
ヤマスゲを詠んだものは
山菅の
実ならぬことを
我れに寄せ
言はれし君は
誰れとか寝らむ
などがあり,解説は
>私との仲が実にならないことと噂されたあなた様は、どなたと寝ていらっし
>ゃるのでしょうか。
と,ちょっと悲しい感じ。そして
>「山菅(やますげ)の」は、「実ならぬ」を導く枕詞(まくらことば)です。
とありました。
山菅は実ではなく,種子との認識が,当時の人達にはあった


名の由来は,上記日記にも記載してますが,次のとおりです。
>藪に生え、葉の形がランに似ることから。
※2012.12.29 実の生る
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