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山に行くと,必ずと言っていいくらいお会いする植物ですが,散歩道では初の対面です。
普段,地面の草花ばかりみを見ているので,頭上にあっても気づかなかい。この季節,地上に植物が少ないので,蔦の根元から上へと目線を移し,気がつきました。
ところで,花をつけないシダの仲間。果たしてカテゴリーは何にしようかと思案。胞子嚢の葉をつけたので花扱いとしたフユノハナワラビ(2010年11月25日の日記)を思い出し,花区分とさせていただきました。(後日,変更することがあっても,ご容赦を!)
日記のアドレス:
http://www.yamareco.com/modules/diary/2110-detail-14985
この仲間については
>日本には10種ばかり知られているが、皆全体の姿はよく似ている。正確な同
>定には鱗片の様子などを見なければならない。
>ナガオノキシノブ Lepisorus angustatus Ching
>ミカワノキシノブ Lepisorus mikawanus Kurata
>ヒロハノキシノブ Lepisorus suboligolepidus Ching
>以上の3種はノキシノブに含まれるとも考えられているが、判断が分かれると
>ころである。
>ツクシノキシノブ Lepisorus tosaensis (Makino)
>別名をオナガウラボシともいう。葉は幅が広く、胞子嚢群が中肋寄りに着
>く。紀伊半島から四国、九州に分布し、山林内の渓流周辺に出る。
>ヒメノキシノブ Lepisorus onoei (Fr. et Sav.) Ching
>普通はやや小型で、根茎は長く横に這う。また、葉先が丸いのが特徴。北海
>道南部から九州まで、山林内の樹木などに見られる。
>ミヤマノキシノブ Lepisorus ueeuriensis (Regel et Maack) Ching var. di
>stans (Makino) Tagawa
>やや大型で長い葉をもつ。南千島から九州にかけての山地に生育する。
>コウラボシ Lepisorus uchiyamae (Makino) H. Ito
>ホテイシダ Lepisorus annuifrons (Makino) Ching
とありますが,その中のノキシノブ,ヒメノキシノブ及びミヤマノキシノブについての見分けかたが次のページにありました。
「ノキシノブの仲間」
http://www.ne.jp/asahi/sunsun/tanpopo/mikurabe/nokisinobu...
サイズが小さく,ヒメノキシノブかも知れませんが,葉が一箇所から出ているように見えることから,ノキシノブと推定です。
名の由来は
>軒下などにも生え、シノブのように着生することから。
や
>軒先などで、土が無くても、耐え忍ぶから
がありました。
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