![]() |
![]() |
![]() |
別名:ノウルシ
散歩道ではあまり見かけないなと思っていたところ,春先に数株のトウダイグサを草原に見つけた。そろそろ開花したのでは?と思い足を伸ばしたところ,期待以上の群落であった。
トウダイグサは「トウダイグサ科の植物の中では最も身近なもので、北半球に多く分布し、冬を越して来春に花を咲かせる越年草」とあり,大きな群落を見て納得である。
名の由来は
>春の花の形態から来る。ちょうど明かりを取る燭台のように見立てられるの
>で、この名がついたようである。茎のてっぺんに5本の支柱が出て、その一
>本一本に3つの花の束がつき、そのまたひとつひとつに小さなうす緑の花が
>付く。――なんとも、幾何学的に美しい花である。
ところで,トウダイグサ科の植物は殆どが毒草とのこと。
中には,キャッサバ(タピオカ)のように毒抜きして食用にするものもあるとのことであるが,これとても中毒事件があるようで,十分気を付けられたい。
※キャッサバについて
>大きく分けて、苦味種と甘味種がある。
>苦味種は、シアン化合物(青酸配糖体)のリナマリン(linamarin)とロトス
>トラリン(lotaustralin)を外皮に多く含むが、大きな塊根を作るため、デ
>ンプン源作物として栽培される。甘味種は、毒抜きを行いふかしたり茹でた
>りすることで、食用にされる。味と食感は甘味の少ないサツマイモに似てい
>る。
とあった。
そして見つけた,穀物以外のヒトの食料用のデンプン源作物の世界の生産量統計には,ジャガイモ3億1000万トン,キャッサバは1億8000万トン,サツマイモは1億4000万トン,ヤムイモは4000万トン,タロイモは900万トン。
日本では食べ物としては耳慣れぬトウダイクサ科が2位

コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する