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非常に悩ましい植物である。
似た植物が多く,全く同じに見える植物「イチゴツナギ」があるので,その違いも定かではないが,次により,推定オオスズメノカタビラとした。詳しい方がお教くださることを願う。
と言っていてもしょうがないので推測を進める。
イチゴツナギかオオスズメノカタビラであろうとの推測は,右の写真中央の「葉舌※」の形による。これが尖っていたので,この2種類の何れかであろうと思われる。
そして,同写真を拡大してみたところ,茎には疎らな小さな下向きの刺のようなものが微かに見られ,イチゴツナギではこれが上向きとあったので,暫定「オオスズメノカタビラ」とした。
※イネ科植物の葉は、茎を取り囲んだ筒状の鞘となっており、「葉鞘(ようしょう)」と名付けられている。・・・葉鞘の先端部分には、薄い膜状の構造ができることがあり、これを「葉舌(ようぜつ)」と呼んでいる。
詳細は次のサイトを参照されたい。
http://had0.big.ous.ac.jp/ecologicaldic/y/youzetsu/youzetsu.htm
>欧州原産の帰化植物で、北海道〜九州の耕地の周辺や道路沿いの乾燥した荒
>れ地からやや湿った草地にも生える。
とあるかと思えば
>北海道から九州に分布する多年草。ヨーロッパからアジアに広く分布し帰化
>植物であるとの意見もある。生育地は広く、道路沿いの乾燥した荒れ地から
>やや湿った草地にまで生育する。このような生育状況を見ると、帰化植物で
>ある可能性が高いように思う。
と,ちょっと控え目帰化植物説もあり,真相は?
名の由来は
>花序はスズメノカタビラに似るが、より大きく、草丈が高い。
とあり,スズメノカタビラについては
>雀は小さいを表す接頭語で、帷子は裏地のない一重の着物の事であり、
>合わせて、小さな着物に見立てたもの。
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