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別名:ビナンカズラ
特徴ある赤い実で,その存在が分かった。
山での出会いはあるが,散歩道で出会えるとは思いも由らなかった。
この実については,名の由来が絡む。
>実(サネ)が美しいカズラ(葛)の意味。上代には、蔓草を髪の飾りとし、髪蔓
>(カミツラ)と言ったのがカズラとなった。
また、別名については,
>古い茎は、褐色の軟らかいコルク質につつまれる。柔らかくかつ丈夫なた
>め、縄の代わりになった。また粘液を含むため、古くは水に抽出して整髪に
>用いた。別名のビナン(美男)カズラはここから。
和名と別名については,「実(サネ)が美しい」と「ビナン(美男)」。共に美しさが絡む命名と分かったが,さらに,実も茎も,髪(ハツ


この植物の名は,百人一首などにも良く登場する。
名にし負はば
逢坂山のさねかづら
人に知られで
くるよしもがな
(藤原定方)
ここでの「さねかづら」は
>つる性の植物で、「五味子(ごみし)」とも言います。
>「小寝(さね=一緒に寝ること)」との掛詞です。
さらに,
>◇名にしおはば 「相坂山のさねかづら」という名を持っているからには。
>◇相坂山 逢坂山とも。近江国の歌枕。東国との境をなす関所があった。
>「逢ふ」を響かせる。
>◇さねかづら 真葛、または実葛と書く。蔓性植物。「さ寝」と掛詞にな
>る。
>◇人にしられで 人に知られずに。「さねかづら」は根のありかが知りにく
>いゆえにこの句を起こすか。
>◇くる 「繰る」「来る」の掛詞。「繰る」は「さねかづら」の縁語。な
>お、ここで「来る」と言うのは、相手の女の側に心を置いて言っているので
>あり、自分が女の家へ「行く」ことを意味する。今でも「私が行くまで待っ
>ていて」と「私が来るまで待っていて」とは同じ意味になる。それと同じで
>ある。
>◇よしもがな 手立てがあってほしい。
なる解釈があった。
この一首,「「さねかづら」は根のありかが知りにくいゆえにこの句を起こすか。」の如く,簡単には知りにくい,計算された構成をとっているようである。
会社で、韓国の方から、五味子と書いた粉末のジュース?を頂きました。
五味子、が読めなかったので調べたら
ごみしの事だったんですね〜
(ごみしは知ってますが、漢字を知らなかった
そのジュースはチョウセンゴミシのジュースの様です。
漢方のジュースの様ですね。
でも、怖くてまだ飲んでません
sakusakuさん 今晩は
韓国や中国に生えている五味子は,効能があるようです。そして,それにあやかるために,サネカズラを日本の五味子と呼んでいるようですね。
>国内で、サネカズラの種子を五味子又は南五味子と呼
>んでいるのは、中国での呼称を踏襲したものではな
>く、代用品に格を付けるための日本固有の呼称である
>可能性がある。
とありました。
五味子は効能が実証されているようですし,信州にも自生しているチョウセンゴミシも同様のようです。
なお,「韓国の方から」とあるので,信州産ということは無いと思いますが,以前,菅平で実を見つけたことを思い出しました。
ジュースにする程は見つからなくて,今思うと残念です
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-47920.html(ピンボケで・・・
覚悟を決めて,飲(服用?)まれたときは,お味などをお教えくださいね
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