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和名:ロウアシ,ロウアガキ,ロウヤガキ(老鴉柿:中国名)
この冬のさなか,クリスマスでもないのに小さい丸いものが,2本ある木の1本を飾っていました。何を飾り付けしたのかと,いつも遠目で見ていましたが,一向に片付けられないので,ちょっと足を運んでみました。すると,可愛い丸い実が鈴生りです。
ホウズキの実のような大きさと形を頼りに調べてみると,どうやらロウヤガキ。でもこの名
>国名の「老鴉柿」の日本語の読みとしては「ロウアシ」が適当のように思わ
>れるが、ロウアガキ、ロウアカキ、ロウヤガキなど、さまざまに呼ばれてい
>る。ロウヤ柿、ローヤ柿などとも書かれ、時には「老爺柿」など間違った表
>記もされているようだ
と,単に「老鴉柿」を読むだけなのに,沢山の呼び名が出来てしまったようです。
そんな中見つけた「ツクバネガキ」の名の由来,
>長さ3cmほどのかわいらしい果実をつけています。
>4枚の萼(がく)が羽根つきの羽に似ていることから「突く羽(つくば
>ね)」と呼ばれています。
は,諸説無くシンプルですね。
中国の原産で1940年頃に移入されたとありましたが,
>日本への導入は遅く、第二次世界大戦中に京都府立植物園初代園長である菊
>地秋雄が持ち帰ったとされる。
と,持ち込んだ人まで特定されているようです。
可愛らしい実は,やはり人気の植物のようです。
>小さくて尖った柿の実が、綺麗に色付いている。この季節、花の少ない植物
>園で良く目立つ実である。実が小さく(3-5cm)形がよいので、盆栽に仕立て
>るとなかなか美しいが、渋くて食用にはならない。
とあるばかりでなく,
>鉢植えまたは庭木(関東地方以西)として、日当たりのよい場所で栽培す
>る。雌雄異株(しゆういしゅ)。雌株単独でも結実するが、果実の中に種子
>はできず、落果が多くなる。前年の夏に伸びた、新しい枝の先端近くに花芽
>が付くので、剪定の際は注意。込みすぎた部分や徒長枝を間引くように、冬
>期剪定する。植え替え適期は3月前後
と,細かな管理方法まで記載されているサイトがありました。
雌雄異株。実の生っている木の奥には,実のない木(写真中央:手前の実は,手前に植えられている雌木のもの。)がありましたが,実を見せるためセット




ついでに,丸い実の中にあった,丸々とした種も掲載します。
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