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和名:スイセン
セッチュウカ
フサザキスイセン
どう見ても自生種とは思えないが,生えている環境は芝生混じりの雑草の中である。以前,花壇でもあったのであろうか?知る由も無い。
なお,
>地中海沿岸原産。関東〜九州の太平洋海岸、日本海岸に野生化している帰化
>植物。
との記載もあり,海からはそこそこ距離はあるものの,この記載により「折々の花」扱いとした。
ところが,この帰化植物説とは裏腹に次の記載を見つけた。
>原産地 日本、中国

説明には
>スイセンの原産地は地中海沿岸地方から中近東にかけてで、原種として約
>50種が知られていて、そのうち、ただ一つ本種だけは、地中海地方から遠
>く離れた日本や中国南部に分布しています。
とあった。この種は,スイセンの中でもユニークなものなのであろうか。
両説を取り持つ
>スイセンは、地中海沿岸、カナリー島の原産で、ヨーロッパから、小アジア
>を経由して中国に渡り、それから、古くに日本に渡来
との記載も見受けられる。
このスイセンは,「三大自生地」なる群生地を作ることでも有名である。
>一説では中国南部から黒潮によって漂流したものが海岸に到着し、ここで自
>生が始まったものと考えられています。事実、九州から関東地方にかけての
>太平洋沿岸、対馬海流が影響する山陰・北陸地方の沿岸には点々と自生地が
>見られ、中でも伊豆・下田、淡路島および越前海岸は三大自生地として有名
>です。
寒咲き種とあり
>いくつかある寒咲き種で、有名なのが白花のペーパーホワイト、黄花のグラ
>ンドソレドールがあり、中でも本種は一番遅く咲くといわれていて、スイセ
>ンの中でも一際、よい香りがします。
寒いさ中で,目だけでなく香りも楽しませてくれる逸材である。
名の由来については
>古代中国では、水辺を好んで繁茂する清らかな植物を「水の仙人」と呼んだ
>という。 この植物が繁殖することによって、「水の仙人」から「スイセン
>(水仙)」と呼ばれた。
なお,上記の「古くに日本に渡来」や,「三大自生地」に掲載した「一説では中国南部から黒潮によって漂流」とは矛盾するが,
>日本には、南宋の頃に修行僧が持ち帰ったとされていて、鎌倉時代に中国名
>の「水仙」をそのまま音読みにして「スイセン(水仙)」という名になっ
>た。 漢名は中国の古典から「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、
>水にあるを水仙」という。綺麗な花の姿と芳香がまるで「仙人」の ような
>ところから命名された。
との説も

はてさて,どの説を「推薦

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