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>冬が終わり、雪が消えると山菜の季節。山の恵みが食卓にのぼります。
>ゼンマイ、ワラビ、ウド、コゴメ(クサソテツ)、タラノメ、ウルイ
>(オオバギボウシ)、ミズナ(ウワバミソウ)、コシアブラ・・・季節に
>はたくさんの山菜が繁茂しています。
>この地域では太くて高品質のゼンマイが採れ、そのゼンマイは切らずに
>煮物は一本のまま姿煮にします。
などとPRされるゼンマイは,山合いの観光地などに行くと,必ずと言って良いくらい売られている。
散歩道ではもたまに見かけるが,
>採ってきたゼンマイの綿を取り除き、ゆでてムシロの上に広げて天日で
>乾燥する。1日に何回か揉まないとものにならない。今も昔もゼンマイ
>は手のかかる山菜である。
が,採集を拱く理由となっている

このゼンマイに,胞子葉(男ゼンマイ)と栄養葉(女ゼンマイ)がある事は周知のことと思っていたが,山菜が身近で無くなった昨今は,知らない方が多いようである。
>■胞子を持つ男ゼンマイを食べない、つまり、採らないということは、
>ゼンマイを増やすための心配りでしょうか。奥が深いかもしれない。
>ゼンマイを採るときは、このオスゼンマイを採ってはいけない。もし、
>1つの株から出ている胞子葉を全部採ってしまうと、翌年からはゼンマ
>イが出なくなる。
などの記載が散見された。
なお,男ゼンマイを食べない理由は,
>オスゼンマイは食べると堅いので美味しくない。
ともあった。
名の由来は
>ゼンマイの名は、若芽の丸まった様子が、時計などに使われるゼンマイ
>(発条)に似ることから。
と,掲載するサイトが幾つかあった。
しかし,時計などに使われるゼンマイ出現前に,ゼンマイは食用とされていたであろうから辻褄が合わない気がする。
ゼンマイバネの語源を調べてみると
>ぜんまいばね(薇発条)は、弾性の高い素材を渦巻状に巻いた機械要素
>で、巻かれた渦巻きが、元に戻ろうとする力を機械装置の動力源として
>利用するばねの一種。山菜のゼンマイに形が似ていることからこの名が
>ついた。渦巻き状であり渦巻ばねとも言われる。ばねを省略し、単にぜ
>んまいと呼ぶこともある。
とある。
更に調べると
>芽が出てきたときの様子が、銭が回転しているように見えるところか
>ら、「銭舞(ぜにまい)」、それがしだいに「ぜんまい」になった。
>時計のねじを巻く「ゼンマイ」も,この植物名からついた。
とあった。これには,納得である

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