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最近,目に付きだしたスリムな穂は,
>ヨーロッパからアフリカ北部、西アジアに生育する一年生草本で、日本
>には明治時代に帰化した。本州から九州・四国に分布している。乾燥し
>た荒れ地に生育し、秋にあまり植物の生育していないような場所に芽生
>え、春から初夏に開花・結実する。
とあった。
「秋にあまり植物の生育していないような場所に芽生え」る性質を利用し,
>果樹園の林床に播種し、夏場の敷き藁とし、雑草を押さえる役割に使わ
>れる。
とあったが,敷き藁効果以外に,
>アレロパシー活性が報告されており、作用物質の同定が開始されてい
>る。近縁のオオナギナタガヤと混同されたり、混在していることもあ
>る。種子を容易に採取することができ、雑草抑制能が高く、手間がかか
>らない。
とあった。万全である。
【アレロパシー活性】
>植物の根や葉から放出される、二次的物質による化学的生態作用のこと
>です。簡単に言うと、ひとつの土壌に、異なる植物が生育する場合、そ
>れぞれに生長を活性化したり、阻害(邪魔)したりする作用です。
良いこと尽くめかと思いきや,
>農家では雑草防除への利用が広がっているが、逆に雑草化する危険性が
>あり、注意が必要である。
とあり,この度見つけたものも,当然逃亡者。
幸いなことに,この辺りのナギナタガヤは「素(そ)が良」



名前の由来は
>花序の形が薙刀に似る事から。
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