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>野草にさほど興味のない人から見るとやや没個性的なきらいのあるスゲ
>属だが， 自己アピールの強い種類がないわけではない。なかでもゴウソ
>はそれらの最右翼とも いうべき存在であり，その特徴的なころっとした
>穂から，スゲの類は分からなくとも 本種だけは知っている，という人も
>多いと思われる。
とあった。昨日のオニスゲに比べると，多少コンパクトな花穂ではあるが，確かに自己主張が強い。
さらに，名の由来も含まれるが
>水田のあぜなどの湿った場所に生え、茎は束生して、高さ３０〜８０��
>ぐらいになる。（略）
>名前の由来は田畑の周りに生える麻という意味で、葉を使って物を結び
>束ねるのに用いられたことによるという説もあるそうですがはっきりし
>ません。
と，生育域もオニスゲと違い身近。オニスゲ以上の知名度を得る訳である。
花穂について，
>鯛釣りスゲとの異名もある。花穂を付けている時にはわかりやすいスゲ
>の１つである。
とあった。
>雌鱗片は褐色を帯び、鋭頭または鈍頭で先は長い芒がある。
とあるので，実が熟すと，鱗片の色も落ち着きウロコの様に見え，鯛の体を呈するかもしれない。
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