![]() |
![]() |
![]() |
以前,別の散歩道で見つけ撮影したが,焦点が合わずで掲載を諦め,その後,数年,撮り直しのため同所を訪れるが,出会うことは無かった。
>熱帯アメリカ原産で、江戸時代、観賞用として持ち込まれ
とあるように,栽培植物のひ弱さのためか?と思っていた。
ところが,この度,別な場所,深い藪の中で咲いているのを見つけた。やはり,他の植物に競り勝ち繁茂する,強靭な帰化植物であった。
更に,「マルバルコウの抜き取りに御協力ください<秩父地域帰化アサガオ類まん延防止対策会議>」などが見つかる。甚大な被害を出している,かなり手強い植物のようである。
http://www.pref.saitama.lg.jp/uploaded/attachment/630924.pdf
この種は丸葉であるが,同属のルコウソウは細い葉を,また,マルバルコウとルコウソウの交配種「ハゴロモルコウソウ」も羽状に分裂した葉を持つ。しかし,これらは野生化していないという。
>ルコウソウ、ハゴロモルコウソウとマルバルコウソウの差はほとんど葉
>だけのように思われるが、片方は今でも園芸種として植えられ、片方は
>雑草として野生化するに任されている。
>葉と花の微妙な関係が人の好みを左右し、好まれない方は逞しく野生化
>する力を持っているのも面白い。
マルバルコウは,人の嗜好


名の由来は,
>葉が丸く(実際はハート型またはスペード型)、花がルコウソウ(縷紅
>草)に似ているところから、葉が丸いルコウソウという意味で名付けら
>れた。ルコウソウは葉がコスモスに似た形をしていて細く、花は鮮やか
>な紅色をしているところから、葉が糸のように細くて赤い花の草という
>意味で付けられた名である。「縷」は糸という意味である。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する