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別名:笏の木(しゃくのき)
蘭(あららぎ)
おんこ
蘇芳(すおう)
イチゴのように赤い実が目に付く。
>甘くて食べられるが、葉、樹皮、種子は夕キシンという有毒物買を含ん
>でいる。赤い皮と身のところは甘いらしいけど,中の黒い種子は有毒と
>のこと。
とあるイチイである。
そして,何と




赤い実は目に付くが,材についての記載は,目を引かれる。
>針葉樹の中ではかなり堅い材に属し、材の強度も充分ある。また年輪が細
>かく、木理は通直で、木の肌も なめらかで光沢があり、優美な感じがす
>る。さらに板の反りや割れも少なく、材が重厚な割に切削などの加工も容
>易である。製材の歩留まりが悪いことや、材が少ないなどの欠点ょを除
>けば用材としては非常に優れた材と言える。また、これほど木工に好適
>な材はまず見当たらないとさえ言える優良材である。建築材や家具につ
>かえるほどの量は確保できなくなったので、現在使われるものは、彫刻
>など小さくて 高価なものの原材料である。赤くて艶がある材質が珍重が
>られるので、寄木細工や象眼細工の材料となることも多い。
この木で笏を作ることとなった経緯と,名の由来については,
>昔(仁徳天皇の時代)、飛騨位(くらい)山に産するこの木から、高官
>の用いる笏を作った。唐では象牙の笏を用いたが日本では象牙がないの
>で色々な木で試みた結果この木にしたという。なおイチイの名は、朝廷
>で一番位が高い位階は、「正一位」である。そこで木の中で一番位の高い
>木に一位(イチイ)の名を授けたとされる。
>なお、笏とは衣装束帯し、威儀を正すときに持つ細長い板。もとは備忘
>のため笏紙(しゃくし)をはるためのものであったが、のちにはもっぱら
>威儀を整える具となった。
とあった。
木にも位階


別名「笏の木」についても上記を受けており,
>昔、貴族の持つ「笏(しゃく)」を飛騨の位山(くらいやま)にあるこ
>の木で作り、朝廷から笏の木官位の「一位」を賜ったことから「一位」
>の名前になった。また上記から、「笏の木(しゃくのき)」の別名もあ
>る。
とある。
また,「おんこ」については,
>アイヌ語の onko より。
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