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ネットでは,多くがイワデンダ科としていたが,
>いまはクサソテツやイヌガンソクとともにコウヤワラビ科として独立
>し、シシガシラ科の隣りに置かれるようになったと教えていただきまし
>た。
とあり,これを尊重した。
夏緑性(かりょくせい:落葉性.夏の間緑の葉をつけるが秋になると落葉すること)のシダで,不思議なことに,
>このコウヤワラビの正確な分布は、四国にはないという。北海道から広
>島までで、九州には、久住・阿蘇地方だけにしかないらしい。
と分布に偏りがある。
この為か,南熊本の「高森」でこのシダを見つけた九州の方のブログには,
>九州でも結構、珍しいシダ類なのだろう。当然、僕としては、こんなも
>のは見たことがなかった。
と記されていた。
分布域とされる九州ですら,なかなかお目にかかれない。ましてや,分布域でない四国


人気もあるようで,
>コウヤワラビも持っています。数年前、山野草店で見かけて思わず買っ
>てしまったのです。観葉植物的に置いていました(略)まだ胞子葉を見
>たことがないことに気がつきました。多分、鉢が小さくて充分成長でき
>ないのだろうと思います。これは植え替えて、胞子葉を見なくてはいけ
>ませんね。
とあった。そして,その人気の葉や胞子葉については,
>栄養葉の葉脈は網状脈であり、冬に枯れる少し前には葉脈がよく見えて
>美しいらしい。その網目の葉脈であるが、羽軸の両側にある網目は他と
>形が異なっているらしく、羽軸に沿って細長いというのが、このコウヤ
>ワラビ独特の葉脈であるという。
>その胞子葉は丸い花の蕾のようなような球形をしており、初心者は胞子
>葉と気づかないことが多いらしい。胞子葉は秋に出て、2回羽状で小羽
>片は球状になってソーラスを包んでいるのだ。シンプルな球形をしてい
>るので一度見たら、すぐに覚えられる。胞子葉嚢群の葉は小さい玉を連
>ねたような葉面のまるまったものからできており、5月のはじめに瑞々
>しい雰囲気の葉を広げ、9月には胞子葉が伸びてくるという。
5月の瑞々しい葉も綺麗なようである。撮影出来るといいのだが・・・
※ソーラス:複数個の胞子嚢が集合した構造体
名の由来は
>和歌山県の「高野山」に産すると思われたことから「高野の蕨(ワラ
>ビ)」として名付けられた
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