![]() |
![]() |
![]() |
ネットでは,
>ビオトープに最適で、水が凍らなければ野外での越冬も可能です。睡蓮
>鉢などに上げ底をして本種を植えた鉢を載せれば良いアクセントになり
>ます。
>古くから盆栽等に利用される日本人の心をくすぐられる、生命力の強い
>種です。
と人気があるようであるが,もともとシンプルな植物。唯一の特徴は,茎の上部に無柄で小穂を1個横向きにつけていることである。
ただ,これは,株立ちのヤマイに共通する。
〇ヤマイ(2014年11月20日 株立ちの様子は中央の写真)
http://www.yamareco.com/modules/diary/2110-detail-84904
そこで,見つけた,
>根茎を地中で横に伸ばし節から1個づつ茎を立て、株は作らず単生して
>成長する。
に力を得て,ヒメホタルイとしての掲載となった。
小さく目立たないことが災いしている。
>本種は小型で美麗な花や果実もつけず、ほとんど目立たないため希少種
>と気づかれぬまま諸開発の犠牲となりやすい。溜池の埋め立てや改修、
>河川改修や河川敷の公園化などに先立つ詳細な生物調査が必要である。
と現在は希少種になりつつあるようである。隣県の千葉や埼玉では,絶滅危惧II。東京にあっては,絶滅危惧Iであった。
http://www.jpnrdb.com/search.php?mode=map&q=06050296398
名の由来で,「ヒメ」については,先日のヒメイヌビエ同様,「小さい」という意味と推定する。そして,「ホタルイ」については,
>この名は蛍藺であろうことは間違いないようだが、その由来や意味は不
>明である。牧野(1961)はこの字を当て、由来不明とした上で、蛍籠に
>入れるとの説を紹介し、その上でさらに不明としている。佐竹他(198
>2)はホタルの出るような場所に生育するから、とも言うが、定かではな
>い。
とあった。
もっとも,2010年11月16日のイヌホタルイで上記の後説,
>ホタルイとは,ホタルのいそうなところに生えるイ(グサ)という意味
>であるようであるが,
>>遠くから見るとイグサによく似ています。だから、カヤツリグサ科で
>>あるのにホタルイと名づけられたのでしょう。
と記したので,参考まで。
http://www.yamareco.com/modules/diary/2110-detail-14676
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する