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長年,散歩道で見かけるのはオラン


もっとも,
>日本各地から世界に広く分布します。
>多摩丘陵では、他の仲間や近縁の種とともに、草地や畑や田の縁などに
>生育しますが、この10年(2010年現在)ほどは、目を引くのはオ
>ランダミミナグサがほとんどで、ミミナグサはなかなか確認できなく
>なっています。
や
>古くから食べられていた植物であるが、現代では在来種のミミナグサは
>探すにも難しい状況にあり、・・・
とあり,やはり,近辺からは減りつつあるようである。
このミミナグサは,「枕草子」に登場しているとあった。
>正月七日の若菜の準備に、六日から一騒ぎしていると、見も知らぬ草を
>子供が取ってきたので、清少納言が「何と言う草か」と尋ねるとすぐに
>は答えられなかったが、誰かが「耳無草(みみなぐさ)と言います」
>と言ったので、道理で話が聞こえないような顔をしていること、と大笑
>いになった。
>実際にはミミナグサは耳無草ではなく、耳菜草と書き、短い毛の生えた
>柔らかそうな葉の形をネズミの耳にたとえ、食べられる菜と言う事でそ
>の名があるが、清少納言が面白おかしく書いたものであろう。
>この話には落ちがあって、暫くして別の子供が可愛らしい菊を持ってき
>たので清少納言が「摘めどなほ 耳無草こそ つれなけれ あまたしあ
>れば 菊(聞く)も混じれリ」と一句詠んで披露しようとしたが相手が
>子供なので聞く耳は持つまいと止(や)めたとある。
最後にあるさり気無い「聞く


名前の由来は,上記引用による。
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