![]() |
「犬は人につき、猫は家につく」とよく言われる。
引越しの時に犬は問題なく飼い主についてくるが、猫は元の家に戻ろうと逃げ出してしまうと言われている。
その説から類推すれば、猫を登山に連れ出してもリードでも付けない限り、飼い主から離れてしまうと言うことだろうか。
猫はリードを嫌うから、そう迄して猫連れ登山をする人も居ないのだろう。
BS TBSの人気番組『吉田 類の酒場放浪記』で知られる吉田 類さんは珍しい猫連れ登山の実践者であった。
子供の頃を高知県の里山の自然の中で過ごし、若い頃から山に登つていた。
独り暮らしだった類さんは、40代前半から猫を友として一緒に暮らしはじめ、山にも連れて登るようになった。
拾った捨て猫だが「からし」と名付け、常に一緒に行動し躊躇せず山に連れて登った。
名前の「からし」は毛色が芥子色だからだ。
類さんの猫連れ登山のスタイルは、リードを付けず、歩かせもせず、大型ザックの上にチョコンと乗せて担ぎ上げ、テントの中でも一緒に過ごした。
常に拘束することなく自由にさせても、何一つ問題が無かったようである。
70年代後半から80年代にかけ十数年を「からし」と一緒に生活し、山にも一緒に登る至福の時を過ごしたとの話である。
類さんは後に、〜「からし」が死んだその日から5年もの間、悲しみの奈落から立ち直ることができなかった〜、と語っている。ainakaren
こんばんは。ガンコヤと申します。
いつも拍手いただきありがとうございます。
今回のお話しは、落としどころがどこなのか?そもそも、そんな物は無いのかわかりません。すみません。
私は拾った犬を育て、溺愛している犬派です。
私も、5年はともかく暫く尾を引く予感はありまして、今から怖いです。
感情移入っていうのは人間特有の感覚かもしれないのですが、愛犬や愛猫も同様に感じていると思いたいですね。
まとまりの無いコメントで申し訳ありませんです。
gankoyaさん、こんにちは。
コメント深謝です。
猫連れ登山は極めて難しいのですが、飼い主との信頼関係が家族以上に成立していれば可能なようです。
吉田 類さんの猫連れ登山は二昔前の話ですが、近年にも同じような例があります。http://blog.goo.ne.jp/komaria_1948/e/6e34cd512b6e553947be669e30605aec
写真にリードが見えますが、猫ちゃんが嫌がっておらず、念の為と思われます。
友犬にしても、友猫にしても、友人にしても、亡くした時の悲しみは家族の死と同じです。
類さんが5年で立ち直れた事は、本当によかったと思います。ren
ainakarenさん、こんばんは。
Neuronと申します。
吉田類&猫でググったら、あれまぁ、ザックにちょこっと、うちで今年亡くなったのと同じチャトラが乗ってるじゃないですか。
いままで酒場放浪記の吉田類さんって何者って思ってましたが、親近感が、湧いてきました。
Neuronさん、こんにちは。
コメント深謝です。
吉田 類さんは年齢差一回り以上若い方ですが、お互いに呑兵衛同士のせいか、気持ちはよく解ります。
面識はありませんが、テレビでいつも拝見していますので、勝手に山仲間、呑み仲間のように感じています。
以前、彼の著書『酒場歳時記』も読みましたし、最近の朝日新聞紙上の依光隆明氏のコラム『逆風満帆』にも取り上げられておりました。http://yamareco.info/modules/yamareco/upimg/55/554536/b76d71222b5d143a9ca7b9e7a6d87e0e.JPG
山では超健脚派の単独行者だったようで、北海道の山を好み、よく通っていたそうです。ren
以前どこか地方新聞社の記事(たぶん栃木県)で犬ではなく猫連れで登山をしている人の記事を読んだ記憶があります。
おっしゃる通り「犬は人につき、猫は家につく」で、普通の猫は日常生活の場から離れることを極端に嫌がりますが(実家の猫もそうだった)、新聞に出ていた猫は小さいころから飼い主と車で出かける機会が多く慣れてしまったようだと紹介されていました。犬はご主人さまと出かけるなら喜んで車に乗るようですが(知り合いの犬はそうだった)、猫を車に乗せるのは苦労します、というか私の実家の猫は激しく抵抗して不可能でした。
新聞で紹介された猫がリードを付けていたかまでは覚えていませんが、もし山で犬ではなく猫を連れた登山者に会ったら誰でも驚きますね。当然ながら私は一度も出会ったことはありません。
toradanngoさん、こんにちは。
コメント深謝です。
やはり猫を連れて山に登るには、家族同様の信頼関係が確立していないと無理なのでしょうね。
山小屋に犬や猫が居るのを見たことがありますが、猫連れ登山者に遭遇した事は一度も有りません。
猫はリードを嫌がりますから、新聞で紹介された猫ちやんの場合も、多分、類さんの猫と同じ様にチョコンとザックの上に乗って、景色を楽しみながら登ったのでしょうね。
彼らの至福の時間が目に見えるようです。ren
こんにちは、。日記を見て思い出しましたのでコメント致します。二年前長野のタカボッチ高原で話しかけてきた紳士は山登りに猫を連れて行くと話していて、帰宅してから調べたら、山登り猫のミケと言う本を出していた作者でした。穂高の麓にお住まいとか言ってましたが、猫を連れて行くッて…とそのときちょっとびっくりした記憶があります。ミケは既に天寿を全うしてますが、もしかしたら新しい猫を連れて行ってるのかしら!?
コメント深謝です。
猫連れ登山者は極めて少ないが、やはり居るのですね。
猫連れで公共の交通機関は無理ですから、車か山麓に住んで徒歩でアプローチするしか方法が有りません。
”山登り猫のミケ”、早速調べて、出来れば読んでみたいと思います。
現在は、我が家に飼い猫は居ないのですが、興味津々です。ren
*追伸 グーグル検索 [ 山登りねこ、ミケ ] で沢山抽出できました。
文字通りの猫連れ登山本なのですね。
読んでみたいと思います。
因みに雄の三毛猫は非常に珍しく、普通の三毛猫は殆ど雌です。
その事も興味の対象です。
https://www.google.co.jp/search?q=%E5%B1%B1%E7%99%BB%E3%82%8A%E3%81%AD%E3%81%93+%E3%83%9F%E3%82%B1&sca_esv=89057ef455d933eb&sca_upv=1&hl=ja&source=hp&ei=M-WdZob4D6Wqvr0P7c7ziAc&iflsig=AL9hbdgAAAAAZp3zQ-G697PFSR0Xi6oBbU_5BiwTZoR9&oq=%E5%B1%B1%E7%99%BB%E3%82%8A%E7%8C%AB&gs_lp=Egdnd3Mtd2l6IgzlsbHnmbvjgornjKsqAggAMgkQABiABBgKGCoyCBAAGIAEGKIESJKgAlCLP1iP9wFwBngAkAEAmAGPA6AB8R2qAQcwLjguNS40uAEByAEA-AEBmAIXoALDHqgCCsICEBAAGAMY5QIY6gIYjAMYjwHCAg0QABiABBixAxiDARgEwgILEAAYgAQYsQMYgwHCAgoQABiABBixAxgEwgIQEAAYgAQYsQMYgwEYBBiKBcICBxAAGIAEGATCAggQABiABBixA8ICBRAAGIAEwgIOEAAYgAQYsQMYgwEYigXCAgwQABiABBixAxgEGCXCAg8QABiABBixAxiDARgEGCXCAhIQABiABBixAxiDARgEGCUYigXCAgYQABgDGBfCAhAQABiABBixAxiDARgXGIoFwgIJEAAYgAQYBBglwgIIEAAYogQYiQWYAwySBwk2LjguNS4zLjGgB8kw&sclient=gws-wiz
一週間位前の朝日新聞土曜版で見ました。猫ちゃんがザックの上にちょこんと乗り、ピッケル持った吉田さんの姿とマッチ(?)して、とてもいい感じでしたね。お互いの信頼関係が伝わってきて、ホンワカしました。居酒屋オヤジのイメージが変わりました。
コメント深謝致します。
倫理、理窟、意見を語るのが苦手なので、何時も下手な俳句か抒情詩みたいに結論の無い散文日記ばかり書いてますが、これからも宜しくお願いします。
類さんの登山スタイルは私と随分違いますが、酒好きで赤提灯常連山男の点は同じです。
但し、私の場合それが浪費であるのに、彼の場合は生業ですから羨ましいですね。
山岳か酒場のガイドかリポーターになりたかったなぁ〜などと埒も無いことを考えます。
老呑兵衛山男の、叶わぬ泡沫の夢ですね。
類さんの猫(からし)ちゃん、ザックに座って見渡す大展望を如何思って見ていたのでしょうね。
視点は、子連れ登山で背負われた幼児と同じ高さですね。
猫(からし)ちゃんの生涯は、とても幸せだったと思いますよ。ainakaren
過去の猫日記を含めて、ご案内いたします。
愛猫家らしからぬ猫日記ばかりですが、愛猫家の皆さんにご覧いただければ幸いです。ren
https://www.yamareco.com/modules/diary/8042-detail-334097 「猫と庄造と二人のをんな」
https://www.yamareco.com/modules/diary/8042-detail-104277
https://www.yamareco.com/modules/diary/8042-detail-85816
https://www.yamareco.com/modules/diary/8042-detail-79369
https://www.yamareco.com/modules/diary/8042-detail-45720
https://www.yamareco.com/modules/diary/8042-detail-38163
https://www.yamareco.com/modules/diary/8042-detail-30611
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する