長靴で年間日帰り百名山 '17-30 日本の空を突く雄峰の槍ヶ岳 高難易度バリエーション北鎌尾根（釜トンネル〜水俣乗越〜北鎌沢〜北鎌独標〜）

2017年05月27日(土) [日帰り]

• GPS: 19:19
• 距離: 56.6km
• 登り: 3,374m
• 下り: 3,312m

コースタイム

日帰り

• 山行: 18:51
• 休憩: 0:46
• 合計: 19:37

3:50 スタート地点
3:52 3:52 中の湯バス停
4:14 4:14 太兵衛平
4:23 4:24 上高地焼岳登山口
4:28 4:28 西穂高岳登山口
4:28 4:28 田代橋
4:29 4:29 西穂高岳登山口
4:29 4:29 上高地温泉ホテル
4:30 4:30 ウェストン碑
4:36 4:36 日本山岳会上高地山岳研究所
4:38 4:38 岳沢湿原・岳沢登山口
4:51 4:51 嘉門次小屋
6:00 6:09 横尾 (横尾山荘)
6:33 6:34 槍見河原
6:39 6:39 一ノ俣
6:45 6:45 二ノ俣
7:03 7:05 槍沢ロッヂ
7:17 7:18 赤沢岩小屋（ババ平）
7:47 7:47 槍沢大曲り
8:43 8:50 水俣乗越
9:39 9:41 北鎌沢出合
11:54 11:59 北鎌のコル
15:04 15:04 北鎌独標
18:34 18:38 槍ヶ岳
18:53 19:00 槍ヶ岳山荘
19:11 19:11 播隆窟
19:24 19:25 槍沢・天狗原分岐
19:37 19:37 槍沢大曲り
19:56 19:56 赤沢岩小屋（ババ平）
20:15 20:16 槍沢ロッヂ
20:33 20:33 二ノ俣
20:39 20:39 一ノ俣
20:47 20:48 槍見河原
21:16 21:19 横尾 (横尾山荘)
22:34 22:34 明神橋
22:35 22:35 嘉門次小屋
22:51 22:51 岳沢湿原・岳沢登山口
22:54 22:54 日本山岳会上高地山岳研究所
23:00 23:00 ウェストン碑
23:02 23:03 西穂高岳登山口
23:07 23:07 上高地焼岳登山口
23:19 23:19 太兵衛平
23:25 23:25 中の湯バス停
23:27 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

5/27 3:52

今年だけで30名山目の記念と、日頃の山行の成果を、確認したくなり、北鎌尾根からの槍ヶ岳でロング山行を決行します。
昨年は急登の釜トンネルで、バスの排気ガスと騒音に驚いたので、今年は、ゲートオープン前にスタートします。車を気にせず気楽に、自転車で上高地入りです。
昨年の山行です。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-892562.html

5/27 7:22

レコが多いこちらまでは、省略です。雪が多い今年はまだ、ババ平手前から雪渓がつながっています。週末ともあり、小屋泊の方々が、この時間帯で総勢30人ほど、槍ヶ岳をめざしていました。

5/27 8:44

ようやく水俣乗越です。こちらの天井沢、硫黄岳からの千丈沢が合流した、高瀬川が流れ込んだ、高瀬ダムも見えます。

5/27 8:50

昨年はコルが見えていたのですが、今年は、一メートルほどの残雪で、標識柱が埋もれていました。
今回も愛用のゴム長靴に、チェーンスパイク装着です。

5/27 8:59

天井沢でようやく、ご対面です。これから挑む、独標と槍様です。誰もが魅了される光景で身震いします。

5/27 9:35

標高1900mまで雪渓がつながっていました。北鎌沢出会いです。毎年頑張っていた白樺が、とうとう一本になっていました。（悲）
PS,こちらまでの任意のケルンは、確認できる限り、削除させていただきました。申し訳ありません。それは北鎌尾根の登山の楽しみを、根本から奪う行為だったからです。最低限のこちらの、出会のみにさせていただきました。
周辺を御守りいただいている、槍ヶ岳山荘グループの方針です。
http://www.yarigatake.co.jp/otenjo/blog/2014/09/post-485.html

5/27 9:38

本日第二の急登、北鎌沢コル目指します！

5/27 12:00

出会いまで順調でしたが、ルートファインディングの、ミスと体力不足で、お昼になってしまいました。😢

5/27 13:19

お次は、北鎌独票を目指します。

5/27 13:32

ちょっと一息です。双六から三俣蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳がきれいです。

5/27 13:49

独標の核心部です。左が目指す独標、残雪が良いのか迷惑なのか？取りつくまでわかりません。

5/27 14:07

独標直下です。気合を入れなおして挑みます。

5/27 15:10

北鎌独標（きたかまどっぴょう）2899m登頂＼(^o^)／
昨年より多い残雪と、ルートファインディングミスで、遅いランチになってしましたが、生きているからこそ味わえる、格別のひと時です。

5/27 15:12

ピラミダルな岩峰が印象的な雄峰の大槍です。これから挑みます。

5/27 17:06

ちょっと一息です。雲が晴れて、後立山連峰がおめみえです。最後の難関へのエールを、うしろだてしてもらいます。

5/27 17:13

北鎌平です。時計を見てびっくりです。北鎌尾根を堪能しすぎでした。

5/27 17:50

チムニーをクリアーして、慎重に進みます。

5/27 18:16

大槍に取りつきながら振り返り、頑張った軌跡のマイトレースです。

5/27 18:17

北鎌独標も手ごわかったです。時間が押しているので、アイスとクラストに難儀しながら、慎重に大槍に挑みます。

5/27 18:31

お約束の祠の後ろから登頂です。夕食時間で貸切でしたが、おてんとうさまの、お出迎えです。

5/27 18:32

北鎌からの槍ヶ岳（きたかまからのやりがたけ）3180m登頂＼(^o^)／

5/27 18:37

野口五郎岳の奥に、三霊山の一角、立山もお出迎えです。

5/27 18:38

鷲羽岳、水晶岳(黒岳）の奥に、六月から折立開通の、薬師岳です。

5/27 18:35

大キレット奥に、奥穂を筆頭の穂高岳連邦です。

5/27 18:36

今月登頂した乗鞍岳と、奥に御嶽山です。

5/27 18:53

槍ヶ岳山荘で夕日を迎えます。今回は現在の、自分の技量、体力、知識を超えた挑戦だったことを、実感しました。ただ運だけでここに、立っていられると思っています。一線を画す山行になりました。

5/27 19:00

先月の常念岳、蝶ヶ岳を思い出しながら、安全なカモシカ山行で下山します。

5/27 23:27

今回の山行で、はっきり自覚したことがあります。
自分の限界をはじめて感じました。
今回は、ただ運が良かっただけでだと思っています。
いずれにせよ、家族のもとへ、無事に帰れることを、大変幸せに思える山行でした。
やっぱり誰もの命は一つですから。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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撮影機器：

ARROWS NX F-05F FCNT

感想

karasawa246