北ア 燕岳 大天井岳 槍ヶ岳 天狗池 中房温泉から上高地

2018年08月19日(日) 〜 2018年08月22日(水)

• GPS: 35:50
• 距離: 47.6km
• 登り: 3,552m
• 下り: 3,512m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:47
• 休憩: 1:26
• 合計: 9:13

距離 11.1km 登り 1,846m 下り 426m

6:01 中房温泉登山口
6:28 0:00 第１ベンチ
6:51 6:56 第２ベンチ
7:20 0:00 第３ベンチ
7:48 7:49 富士見ベンチ
8:16 8:28 合戦小屋
8:46 8:47 合戦山(合戦沢ノ頭)
9:13 9:15 ベンチ
9:26 9:39 燕山荘
9:48 0:00 いるか岩
10:01 0:00 めがね岩
10:06 10:16 燕岳
10:21 0:00 めがね岩
10:34 0:00 いるか岩
10:43 11:02 燕山荘
11:40 0:00 蛙岩
11:58 11:59 大下りの頭
13:48 0:00 小林喜作レリーフ
13:56 0:00 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
14:22 14:42 大天荘
14:58 15:00 大天井岳
15:14 大天荘

2日目

• 山行: 8:09
• 休憩: 1:36
• 合計: 9:45

距離 9.9km 登り 1,385m 下り 1,177m

5:42 大天荘
6:26 6:32 大天井ヒュッテ
7:06 0:00 貧乏沢下降点
8:28 0:00 赤岩岳
9:10 9:11 西岳登山口
9:16 9:26 西岳
9:34 10:11 ヒュッテ西岳
11:15 11:22 水俣乗越
12:09 12:19 槍沢大曲り
13:03 13:23 槍沢・天狗原分岐
14:16 14:20 坊主岩屋下
14:25 14:26 播隆窟
15:27 槍ヶ岳山荘

3日目

• 山行: 8:00
• 休憩: 1:30
• 合計: 9:30

距離 12.1km 登り 322m 下り 1,785m

5:48 槍ヶ岳山荘
6:25 6:34 槍ヶ岳
7:00 7:12 槍ヶ岳山荘
7:24 0:00 飛騨乗越
7:42 7:48 大喰岳
8:28 8:29 中岳
9:19 9:26 天狗原分岐
11:04 11:05 天狗池
11:45 12:19 槍沢・天狗原分岐
12:54 0:00 槍沢大曲り
13:18 13:21 赤沢岩小屋（ババ平）
13:47 14:02 槍沢ロッヂ
14:23 0:00 二ノ俣
14:30 14:32 一ノ俣
14:39 0:00 槍見河原
15:18 横尾 (横尾山荘)

4日目

• 山行: 4:27
• 休憩: 1:46
• 合計: 6:13

距離 14.5km 登り 21m 下り 143m

7:34 横尾 (横尾山荘)
8:30 8:32 新村橋(パノラマ分岐)
8:44 8:52 徳澤園
8:55 8:57 徳沢公衆トイレ
9:38 0:00 徳本口(徳本峠分岐)
9:44 0:00 明神館
9:50 9:52 明神橋
9:55 0:00 嘉門次小屋
10:02 10:20 明神池
10:22 10:33 嘉門次小屋
11:11 0:00 岳沢湿原・岳沢登山口
11:20 0:00 日本山岳会上高地山岳研究所
11:27 0:00 河童橋
11:37 12:00 上高地ビジターセンター
12:04 0:00 河童橋
12:08 0:00 上高地アルペンホテル
12:26 13:06 上高地温泉ホテル
13:11 0:00 田代橋
13:47 上高地バスターミナル

　大天荘の食事・弁当が　美味しかった
　槍ケ岳山荘の弁当は　経木に包まれた大きなおこわ（中華粽のような）で　食べやすくて美味しかった
　横尾山荘のお風呂は　2日ぶりでとてもありがたい（ここは食事も美味しい）
※どの小屋も　ビールがよく冷えていました　

天候

晴れ　小雨　晴れ　

アクセス

利用交通機関：

バス

復路　竹橋から高速バスで中房温泉
復路　上高地から高速バスで西新宿

コース状況／危険箇所等

全般に道間違いの心配はないが　自分の力量不足と感じる箇所は多い（体力づくりを工夫せねば）

その他周辺情報

上高地には日帰り入浴ができる箇所が多い（営業時間等を確認する必要あり）

写真

8/19 6:00

1日目
中房温泉からスタート

8/19 6:43

雑木林の急坂を上がって

8/19 6:51

ここでちょっと休憩

8/19 8:19

お待ちかね　合戦小屋のスイカ　美味しかった

8/19 8:48

燕山荘から燕岳　北燕岳の尾根

8/19 9:00

表銀座の奥に　槍ヶ岳　左に大天井岳

8/19 9:13

森林限界を超えると　燕山荘が近い

8/19 9:30

燕岳へ　白砂の尾根道

8/19 9:29

裏銀座もはっきりと（剱も期待できそうだ）

8/19 9:30

ずっとこのお天気が　続いてほしい

8/19 10:01

もうすぐ山頂

8/19 10:09

目立たない山頂標示

8/19 10:12

360°のパノラマ　北側

8/19 10:12

西側（明日向かうぞ）

8/19 10:36

コマクサの花が　いくつか残っていた

8/19 11:05

昼食後　大天井岳に向けて出発

8/19 11:39

蛙岩　この角度では分からない？

8/19 12:00

大下りノ頭

8/19 12:08

大天井岳が近づいて来る（表銀座だが　裏側も歩く？）

8/19 12:48

切通岩の奥に大天荘

8/19 13:46

喜作レリーフが見える（切通岩から）

8/19 13:54

分岐　右は大天井ヒュッテへ　直接向かう道

8/19 14:15

分岐からの上りと　燕山荘からの表銀座

8/19 14:23

本日の宿　大天荘（きつい上りだった）

8/19 14:49

岩場を上がって

8/19 14:56

2つ目の頂　大天井岳

8/19 15:00

水晶岳は2度挫折しているので　また挑戦したい

8/19 15:00

北側　　立山　剱　高瀬湖　針ノ木　蓮華　鹿島槍　妙高など　最高の展望

8/19 15:01

北東側　雲海に浮かんでいる

8/19 15:01

南側　ずっと富士山も見えていた

8/20 5:10

二日目
御来光は　残念…合掌

8/20 5:38

今朝も　北側の山々が綺麗に見えている

8/20 5:39

槍穂は雲の中　さあ出発

8/20 5:45

喜作新道（大天井ヒュッテ）に向けて下る

8/20 5:49

牛首展望台は無理かな

8/20 6:22

大天井ヒュッテがかなり下に

8/20 6:23

三俣蓮華　鷲羽　ワリモ　水晶　野口五郎の岳々

8/20 6:38

大天井岳を見上げて

8/20 6:40

喜作新道へ（牛首展望台は上がらずに）

8/20 7:03

赤岩岳の尾根を目ざす

8/20 7:17

ここで尾根に乗る

8/20 7:30

滝雲のような

8/20 7:47

振り返って大天井岳

8/20 8:08

今日も富士山が見えた

8/20 8:24

巻き道だが　歩きやすいコースだ

8/20 8:49

横通岳と常念岳（乗越に常念小屋も見える）

8/20 8:54

崩れかけの所もあるが　問題は無かった

8/20 9:03

ヒュッテ西岳の手前に　登山口

8/20 9:19

登山口から10分で　西岳頂（槍穂は雲の中だった）

8/20 9:36

東鎌尾根へ　下り口

8/20 9:21

尾根を進むか　迷いが出る

8/20 10:29

行くしかないので　水俣乗越へ

8/20 11:12

両側が切れ落ちている所もある

8/20 11:15

大曲へ下ることに

8/20 11:43

槍沢が見えているが　遠い

8/20 12:12

1時間かかって　大曲

8/20 13:10

頑張って上がって

8/20 14:19

雲の中へ

8/20 14:58

殺生ヒュッテの分岐手前から　小雨が降り出した

8/20 15:27

もう直ぐ　山荘だ

8/20 15:35

何も見えないので　本日は終了

8/21 5:48

3日目
雲は多いが　お天気は大丈夫そうだ（よくここまで上がってきたなあ）

8/21 5:48

日の出前に上がっている方も多かった

8/21 5:54

渋滞です

8/21 5:55

小槍と二重虹

8/21 6:19

二連の梯子を上がれば頂

8/21 6:31

撮影は　順番待ち（団体さんは時間がかかる）

8/21 6:25

ちょっと残念な展望だが　登頂を喜ぼう！

8/21 6:25

大喰から穂高は　雲の中（雲が取れてほしい）

8/21 6:50

下りはスムーズに流れた

8/21 7:22

大喰岳　雲が取れた

8/21 7:38

槍が雲に隠れ始める

8/21 7:56

槍の右下が　大喰岳

8/21 8:22

中岳への梯子

8/21 8:27

中岳　周囲が見渡せない

8/21 9:13

途中で反対側へ超える（それほど危なくはない）

8/21 9:21

天狗原への下降点

8/21 9:33

直ぐに　鎖と

8/21 9:42

梯子が出てくる（槍の下りより怖いかな）

8/21 10:01

横尾右俣　本谷は濃霧の中

8/21 10:20

横尾乗越から天狗池へ

8/21 10:34

雪渓（涼しいを越えていた）

8/21 11:05

天狗池　槍は当然映りません

8/21 11:21

天狗原カール　歩きやすいコース

8/21 11:32

意外にもお花畑だった

8/21 12:15

ここで昼食に　山荘の弁当が美味しかった（奥に　昨日上がった西岳が見える）

8/21 12:54

大曲（ここから周回したことになるなあ）

8/21 13:21

槍沢キャンプ場から　蝶ヶ岳？を見上げる

8/21 13:42

カブト岩（信長の兜かな）

8/21 13:50

槍沢ロッジ（ビールを飲んでしまった…）

8/21 14:31

一ノ俣　だいぶ歩きやすい道になってきた

8/21 15:14

本日のお宿　横尾山荘（食事と風呂がいいので　昨年に続き宿泊）

8/22 5:17

4日目
朝日に照らされる（モルゲンロートは終わった？）前穂

8/22 7:32

横尾大橋上から　常念岳？

8/22 8:00

キバナノヤマオダマキ

8/22 8:03

クサボタン　実が花火のように

8/22 8:06

キバナノイカリソウ

8/22 8:53

徳沢　ウワミズザクラの紅葉は始まっている

8/22 9:40

徳本峠も一度行ってみた

8/22 9:40

明神岳がくっきり見える（今日はいい天気か）

8/22 9:46

明神館前を通って

8/22 9:57

嘉門次小屋を過ぎて（後でイワナの塩焼き　ビールをいただいた）

8/22 10:04

明神池　庭園の池の風情

8/22 10:09

明神5峰と長七ノ頭を映して

8/22 11:15

岳沢湿原から　明神5峰を別角度で？

8/22 11:26

槍穂が今日は綺麗に見えたなあ（でも蝶ヶ岳へ上がる元気はなかった）

8/22 11:28

河童橋

8/22 11:29

焼岳　先月上がった

8/22 11:37

ビジターセンター　穂高の山のでき方などがビデオで詳解されていた

8/22 12:24

今回もここで最後の汗を流した（広くてゆったり…バスTからはちょっと遠い）

8/22 13:09

梓川の反対側

8/22 13:30

西穂も見えてきた

8/22 13:31

ゴール　今回の山行も楽しかった

撮影機器：

PENTAX WG-3 GPS PENTAX RICOH IMAGING

感想

atuya

8月19日（日）
　バスは朝5時過ぎに中房温泉に到着。取り敢えず朝食をいただき　6時には歩き始める。最初から急坂で　第1から第3　富士見ベンチは何れも多くの方が休憩中。楽しみにしていた合戦小屋の西瓜は　評判通り松本の名産品（ここでの水分は必要なし）小屋を後にして　しばらく上がると槍ヶ岳がひょっこり顔出し　餓鬼岳　針ノ木岳が望めると森林限界になり　燕山荘から燕岳の稜線も見える頃には　花崗岩の白砂が眩しく感じられ　天気は上々だ
　燕山荘に荷物を置かせていただき　山頂を往復。足元は鳳凰三山の尾根を歩いているようにも感じるが　剣岳　裏銀座　立山　剣岳が望めるコース（表銀座も含めて）は　やはり日本一かな。燕岳頂からは　天気にも恵まれ　360°の山々を満喫
　燕山荘で昼食後　お楽しみの表銀座から天井荘　大天井岳へ。高低差の少ない尾根　巻き道を進んで　右手に槍ヶ岳から笠ヶ岳　双六岳　三俣蓮華岳などの景色を楽しみ　厳しい上りとなる分岐に到着。これまでの疲れで　足が上がらず　難儀しながらやっとの思いで　大天荘へ。荷物を置いて　30分ほどで大天井岳を往復。燕岳とはちょっと違った展望が楽しめた（写真参照）
8月20日（月）
　朝焼けが綺麗だったが　御来光は拝めず。風があり寒い。朝食後　槍ヶ岳方面へ出発。北側はくっきりと　東と南側は雲海に浮かんで　山々が望める素晴らしいスタートになった。大天井岳を巻くようにガレ場を下って行くと　槍から穂高が雲に見え隠れしている（夕刻前には槍ヶ岳に上がりたいが　お天気が心配になった）程無くして大天井ヒュッテ着。小休止後　喜作新道へ。最初は牛首展望台を巻き　ビックリ平で尾根に上がって　赤岩岳を目ざすが　それほどの上がり下がりはない。大天井岳が　だんだんに遠くなると　常念岳が見慣れた山容となってくる。富士山や南アルプスには雲が纏わりついている（喜作氏新道からの展望も感動ものだ）赤岩岳を巻いて下って行くと西岳の登山口で　20分程で往復できた。ヒュッテ西岳のベンチで早目の昼食（朝食は4:30…美味しかった）ヒュッテ前の槍ヶ岳へ分岐で　東鎌尾根にちょっとびびる（しかし逃げ道はない）兎に角　水俣乗越まで行くことにするが　これが結構厳しかったので　乗越から大曲へ下ることに（標高400m程下った…ちょっともったいない）大曲から両手にストックを持って　ひたすら足を上げていく（天狗岳の分岐を過ぎて　槍沢の水を　がぶ飲み　美味しく　元気が出た）殺生ヒュッテを過ぎると小雨となり　雨具ジャンバーを着て　最後の踏ん張りで槍ケ岳山荘に到着（雨も強くなり　何も見えない状況なので　槍ヶ岳へは向かわず）
8月21日（火）
　朝食後　槍ヶ岳へ。渋滞等もあり30分以上もかかって山頂に上がったが　雲が多く昨年のような展望はなかった（山ちゃんにも見せたかったのに　残念）
　戻って3,000mの稜線へ。岩場を上がって大喰岳　中岳手前では雷鳥の親子も見られた。中岳からはガレ場続きで　南岳の手前から　横尾尾根のやせ尾根を鎖や梯子も使って激下りする（槍の下りより怖かった）左右には見事な天狗原と右俣カールが広がり　ようやく乗越で一息つけた。さらに岩場を下って　天狗池。小雨も降り出して　逆さ槍は見られず　残念（天狗原一帯は　お花畑のようだ）整備されたカールの岩場コースを下って　槍ヶ岳と上高地の分岐に到着。昼食後　歩きやすくなったコースを　ビールと風呂を楽しみに　ひたすら下り　横尾山荘へ
8月22日（水）
　前穂高岳に朝陽が当たって輝いている（お疲れ状態であるのと　天気が悪く槍穂の稜線も見られないだろうと　蝶ヶ岳への登山は止め　今日は　明神池とビジターセンターなど　上高地の観光と決めていたが　ちょっと後悔？）沢沿いの花々や樹木を観察しながら上高地を目ざす。観光客もかなり多かったが　見たい所が見られ　岩魚も味わい　充実した最終日となった

　あっという間の4日間　励まし合った？山ちゃんと一緒で　本当に楽しかった（明日からの仕事が辛い）

※槍ケ岳山荘と横尾山荘で一緒になった大阪のご夫婦とは　飲みながらいろいろなお話をさせていただき　今回の山行の良き思い出の一つになりました（ご主人の山の経験　奥さんの度胸の良さに　感服）　行程ほぼ同じを歩き　最後は河童橋でもお会いして　遠からぬ御縁を感じました。また　どこかで　お会いできればと願っております