新穂高から槍ヶ岳〜大キレット、北穂高岳〜奥穂高岳〜ジャンダルム〜西穂高岳縦走

2019年08月04日(日) 〜 2019年08月05日(月)

• GPS: 19:00
• 距離: 41.0km
• 登り: 5,923m
• 下り: 5,027m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:54
• 休憩: 1:07
• 合計: 11:01

4:36 スタート地点
4:53 4:53 新穂高登山指導センター
4:54 4:54 中崎山荘 奥飛騨の湯
4:56 4:57 新穂高温泉駅
5:10 5:10 小鍋谷ゲート
5:32 5:32 穂高平小屋
6:06 6:06 白出沢出合
6:54 6:54 滝谷避難小屋
6:56 6:57 藤木レリーフ
7:35 7:44 槍平小屋
9:01 9:03 飛騨沢千丈乗越分岐
10:10 10:12 飛騨乗越
10:21 10:22 槍ヶ岳山荘
10:42 10:51 槍ヶ岳
11:02 11:08 槍ヶ岳山荘
11:15 11:15 飛騨乗越
11:28 11:38 大喰岳
11:56 12:03 中岳
12:44 12:45 天狗原分岐
12:59 13:01 南岳
13:06 13:09 南岳小屋
14:18 14:20 長谷川ピーク
15:20 15:20 北穂高小屋
15:20 15:25 北穂高岳(北峰)
15:27 15:28 北穂高小屋
15:29 15:34 北穂高岳(北峰)
15:35 15:35 北穂高小屋
15:37 北穂高岳(北峰)

2日目

• 山行: 5:15
• 休憩: 2:45
• 合計: 8:00

5:11 北穂高岳(北峰)
5:12 5:13 北穂高小屋
5:14 5:15 北穂高岳(北峰)
5:21 5:22 北穂高岳・天場
6:16 6:42 涸沢岳
6:50 6:56 穂高岳山荘
7:25 7:41 穂高岳
7:57 8:04 馬の背
8:13 8:14 ロバの耳
8:20 8:41 ジャンダルム
9:22 9:27 天狗のコル
9:39 9:39 天狗岩
9:45 9:52 逆層スラブ
9:59 10:06 間ノ岳
10:28 10:51 赤岩岳
10:54 10:59 P１
11:03 11:10 西穂高岳
11:26 11:27 チャンピオンピーク４峰
11:33 11:50 ピラミッドピーク
11:56 12:03 西穂独標
12:25 12:25 西穂丸山
12:35 12:41 西穂山荘
12:58 12:58 旧ボッカ道分岐
13:11 ゴール地点

天候

晴れ

写真

8/4 4:56

早朝のロープウェイ乗り場

8/4 5:01

8/4 5:07

林道をひたすら歩く

8/4 5:12

8/4 5:14

山アジサイ

8/4 5:24

エスケープルート

8/4 5:24

8/4 5:27

8/4 5:31

8/4 5:39

林道はまだまだ続く

8/4 5:46

8/4 5:48

笠ヶ岳が姿を現す

8/4 5:53

8/4 6:04

8/4 6:04

8/4 6:05

8/4 6:05

8/4 6:07

自転車をデポされていました

8/4 6:07

8/4 6:07

白出沢

8/4 6:08

水量僅か

8/4 6:14

8/4 6:18

槍平に向かう

8/4 6:31

ヒカリゴケ

8/4 6:38

チビ沢

8/4 6:39

8/4 6:54

橋がかけてあり不安なし

8/4 6:55

ジャンダルム

8/4 7:13

8/4 7:17

8/4 7:26

槍平小屋が近づいてきた

8/4 8:20

8/4 8:22

いよいよ飛騨沢に突入か

8/4 8:45

笠ヶ岳が全貌を現す

8/4 8:46

8/4 8:47

8/4 8:53

笠ヶ岳と抜戸岳

8/4 9:00

8/4 9:04

8/4 9:07

8/4 9:07

遠い

8/4 9:10

遠くに鏡平小屋

8/4 9:10

綺麗だ、何度も立ち止まって振り返る

8/4 9:20

まだまだ先は遠い

8/4 9:21

8/4 9:27

8/4 9:33

双六岳

8/4 9:33

大分登ったが、下を見下ろす

8/4 9:33

8/4 9:33

あと少しだが進まない

8/4 9:38

8/4 9:46

西鎌尾根を歩く登山者

8/4 9:47

8/4 9:54

本当にもう少しのはず

8/4 10:10

飛騨乗越到着

8/4 10:10

8/4 10:10

穂先が見えた

8/4 10:20

8/4 10:20

山荘に到着

8/4 10:24

登頂している人は少なめ、今だ！

8/4 10:27

大喰岳

8/4 10:27

槍ヶ岳山荘

8/4 10:27

常念岳、存在感半端ない

8/4 10:27

8/4 10:32

さて穂先にGO

8/4 10:32

8/4 10:34

8/4 10:34

8/4 10:37

穂先に向けて激登り

8/4 10:40

山頂から穂高連峰

8/4 10:40

山荘が遠くに

8/4 10:45

登頂、今回で2回目

8/4 10:49

下を見下ろす、こわー

8/4 10:49

これから向かう穂高岳方面

8/4 11:07

8/4 11:07

8/4 11:08

8/4 11:09

テン場

8/4 11:14

大天井岳

8/4 11:14

常念岳

8/4 11:32

8/4 11:32

大喰岳登頂

8/4 11:34

兄とツーショット

8/4 11:49

常念から大天井

8/4 11:52

中岳に向かう

8/4 12:02

中岳登頂

8/4 12:02

槍も遠くに

8/4 12:08

8/4 12:19

雪解けの水場、冷えた水をがぶ飲み

8/4 12:25

殺生ヒュッテ

8/4 12:25

涸沢からの登山道

8/4 12:28

8/4 12:34

8/4 12:34

先が南岳

8/4 12:40

気持ちの良い稜線

8/4 12:46

お花畑も

8/4 12:51

霧に包まれる槍

8/4 12:52

常念から大天井

8/4 12:59

南岳登頂

8/4 13:06

南岳小屋

8/4 13:17

一番先が北穂高岳

8/4 13:26

激下り

8/4 13:28

8/4 13:31

梯子も

8/4 13:38

こんなところを下ってきました

8/4 13:41

凄すぎ

8/4 13:48

8/4 14:11

8/4 14:16

ナイフリッジ

8/4 14:17

ステップあり、落ちたら死ぬ

8/4 14:19

こんなところも下り

8/4 14:22

8/4 14:23

目指す北穂高岳もだんだん近づいてきた

8/4 14:28

8/4 14:28

8/4 14:28

南岳を振り返る

8/4 14:28

8/4 14:36

8/4 14:46

印が至る所にあり分かりやすい

8/4 14:48

8/4 14:51

あまり怖さを感じなかったが

8/4 14:55

こんなところをよく来たものだ

8/4 14:55

古希の3人組、宿で夕食を共にする

8/4 14:58

さて最終段階

8/4 15:00

矢印の通り進む

8/4 15:04

南岳方面

8/4 15:04

南岳、先端に槍の穂先

8/4 15:04

大天井方面

8/4 15:05

もう少しだと思ったが更に巻く

8/4 15:09

槍

8/4 15:10

本当にあと200m?

8/4 15:10

この上が山小屋？

8/4 15:11

あっ、屋根が見えた

8/4 15:15

最後の登り

8/4 15:32

登頂後の槍方面の写真

8/4 15:33

下る人を見下ろす

8/4 16:00

涸沢テン場

8/4 16:02

北穂高岳山頂にて、小屋のすぐ裏です

8/5 4:49

大キレットと遠くに槍が見えます

8/5 5:02

8/5 5:02

8/5 5:08

8/5 5:09

富士山

8/5 5:09

前穂高岳

8/5 5:11

翌朝、小屋前

8/5 5:15

前穂高岳と奥穂高岳

8/5 5:26

奥穂高岳、ジャンダルム、涸沢岳

8/5 5:26

アップで奥穂高岳、ジャンダルム

8/5 5:28

涸沢岳に向かう途中

8/5 5:35

同じく

8/5 5:42

笠ヶ岳」

8/5 5:42

黒部五郎岳

8/5 5:42

薬師岳

8/5 5:46

8/5 5:47

薬師岳、鷲羽岳、水晶岳

8/5 5:48

手前涸沢岳、奥穂高岳

8/5 6:04

急坂を降り

8/5 6:06

鎖場を降り

8/5 6:08

ガスが流れる

8/5 6:10

涸沢岳への登り

8/5 6:20

8/5 6:22

涸沢岳から槍方面

8/5 6:22

ジャンダル方面

8/5 6:25

涸沢岳にて記念撮影

8/5 6:26

北穂高岳

8/5 6:26

槍ヶ岳

8/5 6:27

奥穂高岳

8/5 6:27

前穂高岳

8/5 6:40

黒部五郎、三俣蓮華、薬師岳

8/5 6:40

笠ヶ岳、黒部五郎

8/5 6:51

8/5 6:51

8/5 6:51

穂高岳山荘から涸沢岳

8/5 6:53

天気がよく皆さんまったりとしています

8/5 7:09

涸沢岳、槍ヶ岳、北穂高岳

8/5 7:11

黒部五郎岳、三俣蓮華岳

8/5 7:15

8/5 7:15

8/5 7:16

八ヶ岳

8/5 7:16

奥穂高岳に向かいます

8/5 7:18

8/5 7:21

8/5 7:23

ジャンダルム

8/5 7:25

奥穂高岳登頂

8/5 7:27

乗鞍岳、奥に御嶽山

8/5 7:27

焼岳

8/5 7:27

ジャンダルム、頂上に人がいます

8/5 7:27

富士山もよく見えました

8/5 7:27

遠くに槍が見えますが、あそこから縦走してきたのだと感無量

8/5 7:28

前穂高岳

8/5 7:29

薬師岳、どっしりとしていますね

8/5 7:29

8/5 7:32

3度目の登頂

8/5 7:40

8/5 7:45

馬の背に向かいます、緊張する

8/5 7:50

わかりずら

8/5 7:53

下ります

8/5 7:53

8/5 7:55

8/5 8:01

目印を探して

8/5 8:02

8/5 8:08

クライミング

8/5 8:14

8/5 8:14

ジャンダルムへ

8/5 8:19

落ちたら死ぬ

8/5 8:26

山頂にて

8/5 8:28

8/5 8:28

焼岳があんなに下に見える

8/5 8:28

富士山

8/5 8:28

奥穂高岳

8/5 8:28

槍、涸沢岳

8/5 8:32

奥穂

8/5 8:40

8/5 8:45

8/5 8:48

8/5 8:49

鞍部にクライマー

8/5 8:53

これから向かう西穂高岳方面

8/5 8:53

8/5 8:57

8/5 9:11

8/5 9:18

8/5 9:24

8/5 9:24

8/5 9:27

8/5 9:27

8/5 9:27

8/5 9:34

兎に角上り下りを繰り返します

8/5 9:34

第何のピークか？

8/5 9:38

天狗岳山頂

8/5 9:41

まだまだ続きます

8/5 9:44

こんなところを下ったり

8/5 9:44

鎖場

8/5 9:47

下って

8/5 9:54

登って

8/5 9:55

前穂高岳

8/5 9:59

8/5 10:06

8/5 10:13

ガレ場を下ります

8/5 10:15

台湾人パーティー

8/5 10:44

8/5 10:50

8/5 10:57

お花畑

8/5 10:59

8/5 11:05

やっと西穂高岳にたどり着いた

8/5 11:08

8/5 11:23

8/5 11:25

タヌキ岩

8/5 11:27

8/5 11:32

8/5 11:32

このあたりでカメラを落とす

8/5 11:52

8/5 11:55

このあたりでカメラの紛失に気が付き探しに戻る

8/5 11:55

8/5 12:10

8/5 12:10

霞沢岳

8/5 12:24

撮影機器：

RICOH WG-30W リコー

感想

くら

長かった梅雨のおかげで計画していながら中々実行できなかった『大キレット縦走』
満を持して実行することが出来ました。
バディである兄の都合で土曜日の夜9時半に兄宅に迎えに、日中は忙しく農作業をこなして昼寝もせずに出発、鍋平の駐車場に着いたのは深夜12時頃か、早速車中泊といった処だが、疲れているはずなのに明日からの事を思うと緊張と興奮で殆ど眠ることが出来ずに朝を迎えた。
鍋平から登山センターへは今までの登山道で一番の激下りかと思うほどの急斜面を下る、登山の最後にここは絶対に登りたくはないと思いながら下った。
登山センター前には数人の登山者がいるのみで閑散としていた、林道を登る途中数人の登山者を抜かしながら、エスケープコースに、過去ログには通行できないと記してあったが通れるようだ、程なく穂高平小屋に到着、2回目のルートなので記憶が残っているためか思ったよりも早く感じる。
白出沢出会いには直ぐに着いたが槍平小屋には遠く感じた、水場では腹いっぱい冷水をがぶ飲みし喉の麗しいよいよ飛騨沢に向け行きます。
一山超えて飛騨沢に出ると背面に笠ヶ岳の雄姿が迫ってきます、まだ槍の穂先は見えてきません、しばらく進むと穂先は見えないが山荘が見えてきたここからが踏ん張り処だ。西鎌尾根にはちらほら登山者が見える、やはりこの好天で登山客が多いのだろう、途中すれ違った登山者には穂先の登頂は大渋滞で1時間かかったとの情報をもらったがこれは想定内ではあるが今後の予定を考えると穂先の登頂は断念せざるを得ないなとか考えながら無心に山荘を目指す、幸いにも山頂にいる登山者は少なく登頂アタックをしている人も少ないのでチャンスとばかり槍ヶ岳2回目の登頂を果たす。
しばし山頂の絶景を堪能しすぐに下山、次は大喰岳だが体調に異変が！全然体が動かないが何とか登頂、行動食を食べしばらくはなだらかな稜線を行くうちに体も元気回復、次のチェックポイントは南岳だ約1時間で南岳に登頂、時すでに13時を過ぎ次に目指す北穂高岳は遥か彼方。南岳小屋でしばし休憩をしていると14時過ぎてからは北穂高岳に目指して出発はしないようにと注意書きが目に入る、大キレット超しに見える北穂高小屋はまるで天空の要塞を思わせる佇まい、あの標高差を到底登れる気がしない、だが今回の目標である北穂高岳には是非とも登頂を果たしたい。
まだ14時前なので身支度（ヘルメット着用、ストック収納）をして意を決して大キレットに向かうのでした。
途中の長谷川ピークは何処にあったのかも分からないまま夢中で通り過ぎ、途中の鞍部では雪解け水をがぶ飲みし、今までで最もきつい激登りを制しやっとの思いで北穂高岳小屋に登頂することが出来ました。
　さて初めての小屋泊いささか雰囲気に慣れるまでしばらくは様子見、しばらくはテラスで回りの景色を眺めながら疲れを癒す、彼方に見える槍ヶ岳から歩いてきた道のりを見ながらも感無量、幸い日曜日の宿泊だったので3人スペースに兄と2人きりのゆったりしたスペースを確保でき快適な夜を過ごしことが出来た、一緒に夕食を食べた3人組は古希だそう、大キレットで確か抜かした人達だったが果たして自分はあの年になってこのコースを歩けるのだろうか？
翌朝は一番の朝食に在りつけ、予定の5時過ぎには出発することが出来た、本日のメインは何と言っても馬の背だ、前回の苦い思い出があって二度と行きたくないと思っていたのだ、だが克服しなければ人生は切り開くことが出来ないんだと自分に言い聞かせ（ちょっとオーバー？）、先ずは涸沢岳に向かうがここも結構きつい道のりでやっとの思いで登頂、山頂では台湾からの団体と交流し奥穂に向かう、先のルートを思うとゆっくりもしていられないので鬼門である馬の背に恐る恐る進む、今までの行程からか以外にも恐怖心はそれ程感じず、無事にジャンダルムに登頂を果たした、ジャンダルムから飛騨よりの小高い岩稜には数人のクライマーが、よくあそこまで下ったと感心する。
その後何度も岩稜を登り降りし西穂高岳に到着、ここは今までと全く雰囲気が異なり観光地に来たようです、渋滞に巻き込まれながらも無事？西穂高岳山荘に到着、途中ピラミッドピーク辺りでカメラを落として来てしまい、探しに戻るという大失態を犯してしまったのですが、拾ってくれた人、また託されて持って来てくれた人に感謝です、おかげで写真付きの記録がアップ出来ました、苦しかったが目標が達成できまた好天でとても気持ちの良い山行きとなりました。