雲ノ平・水晶・鷲羽・双六・槍ヶ岳 5泊6日テント旅 折立〜上高地縦走


- GPS
- 121:50
- 距離
- 78.7km
- 登り
- 5,034m
- 下り
- 4,876m
コースタイム
8/5 9:00薬師峠-9:15太郎小屋-(途中昼食40分)-12:25薬師沢小屋12:40-15:50アラスカ庭園16:00-16:40雲ノ平山荘17:00-17:30雲ノ平テン場
8/6 9:00雲ノ平テン場-9:20雲ノ平山荘9:45-10:00祖母岳(アルプス庭園)10:05-11:00関西電力?観測所11:35-12:00雲ノ平山荘12:30-12:45スイス庭園-14:15日本庭園14:35-15:50スイス庭園16:10-16:20雲ノ平テン場
8/7 7:15雲ノ平テン場-8:50祖父岳9:15-10:10岩苔乗越10:40-11:50水晶岳12:15-13:20ワリモ岩-14:00鷲羽岳-15:00ワリモ岩15:30-16:00岩苔乗越-16:55黒部源流碑17:00-17:45三叉山荘
8/8 6:30三叉山荘テン場-7:30三叉蓮華岳7:45-9:10双六岳9:25-10:25双六山荘11:05-11:55樅沢岳-13:00硫黄乗越-15:45千丈乗越-17:00槍ヶ岳山荘
8/9 6:20槍ヶ岳山荘テン場-7:00槍ヶ岳山頂7:15-7:30槍ヶ岳山荘7:50-10:55槍沢ヒュッテ11:30-12:30横尾山荘-13:15徳沢-13:50明神館-14:30上高地
天候 | 8/4 晴れのち曇り時々雨 8/5 晴れのち曇り 夜は雨 8/6 曇り時々雨 のち晴れ 8/7 曇りのち晴れ 8/8 晴れのち曇り 8/9 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
有峰口〜折立 富山地鉄バス \2,400 上高地〜新島々 松本電鉄バス \2,400(上高地〜松本:バス+電車の料金) 新島々〜松本 松本電鉄 |
コース状況/ 危険箇所等 |
折立〜三角点:急登だが危険無し 三角点〜太郎小屋:石畳部分あり 太郎小屋〜薬師沢:勾配ゆるく危険なし 薬師沢〜雲ノ平木道:ひたすら急登 雲ノ平〜祖父岳:雪渓あるも危険なし 祖父岳〜岩苔乗越:特に危険無し 水晶岳:鎖場や切り立った岩場あり、注意必要 ワリモ岩・鷲羽岳:道狭く転落注意 三叉山荘〜三叉蓮華〜双六岳〜双六山荘〜樅沢岳:特に危険無し 樅沢岳〜千丈乗越:一部道狭くまた鎖有り 千丈乗越〜槍ヶ岳:急登・鎖有り 槍ヶ岳山頂へ:梯子・鎖有り 槍ヶ岳〜上高地:下りに危険無し。ほとんど雪溶けている。後半は遊歩道。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
5泊6日で折立〜上高地の縦走をしてきました。
別天地の北アを満喫です。
8/4
折立から三角点を経て太郎小屋、薬師峠テン場
→朝一で東京・羽田ら飛行機で富山空港へ。電車の時間待ち含め折立へのバス到着は昼過ぎになりました。
折立登山口からはまずは三角点を目指しての急登です。スタミナ切れに注意してゆっくり登ります。時間的に、三角点あたりで下山してくる方とたくさんすれ違いました。三角点を過ぎると高原の趣で、石畳や木道を気分良く歩きます。
途中夕立に遭い、レインコートを装着、ザックカバーを掛けます。気分は少し落ち込みますが、雨でも綺麗な景色を楽しみ太郎小屋を目指します。途中ポーチ用のザックカバーを落としましたが後続のお姉さんグループに拾って頂きました。感謝感謝です。
太郎小屋にて途中抜きつ抜かれつしていた、若者3人グループに追いつき、ザックについて話あったりし、結局テン場には17:30ごろ着。少し小さな石がありますが、十分なスペースを見つけ、設営。ラーメンを食べて就寝。
8/5
薬師峠から薬師沢小屋を経て、急登の後雲ノ平
→前日の疲れもあり、行動開始は9:00と遅め。朝の天気は抜群に良く、後々薬師岳に登っておけばと後悔しました・・ 早起き大事です。
薬師沢まではそんなにきつくなく、途中昼食をとります。薬師沢小屋で小休止し、雲ノ平までの急登に臨みます。
薬師沢から雲ノ平への急登は今回の縦走でも一番のがんばりどころ! うっそうとした森の中の急登は精神的にぐぐっとつらいものがありましたが、ここで高度を上げれば雲ノ平!と自分を奮い立たせ一歩一歩登ります。
やっとのことで雲ノ平木道にたどり着き、アラスカ庭園に到着、ベンチで休憩。曇りながらも別天地の雰囲気に夢現の心持ちでしばし呆然としました。雲ノ平山荘までゆっくり歩き、幕営を申し込みます。テン場まで少し歩きますが、祖父岳麓のテン場は遠くから眺めても美しい。先に設営されていた男性に、空き場所を教えてもらい、設営。
この夜は大雨で雷がドカンドカンと落ちていました。晴れを待ちたい気持ちもあり、翌日も連泊を決意しました。
8/6
雲ノ平周遊
→朝の雨もあり、ゆっくりと起床。まずは雲ノ平山荘でコーヒーをいただきました。喫茶メニューはこの後ヘリが来るので、その後であれば提供可能かもと聞き、まずは祖母岳を目指します。祖母岳、別名アルプス庭園でしばしゆっくりしていると、ヘリの爆音があり、物資が補給されていました。
もと来た道を戻ると、途中でライチョウの親子を発見。子供を3羽連れた母鳥でしょうか。小振りな鳩くらいの大きさでククッと鳴いていました。子鳥はウズラのような大きさで草をついばんでいます。かわいさにうっとり。
その後、高天原方面への道を途中まで進みます。小さな谷を越えると、雲ノ平北側の台地には、関西電力の観測設備が設置されています。水晶岳、薬師岳が、頂上は雲に覆われて見えました。
またも引き返し、雲ノ平山荘に戻ると、ヘリより補給があり、喫茶メニューをいただけました。おいしいカレー。久しぶりのまともな(?)食事。衛星TVではオリンピックが流れています。
次には祖父岳方面へ。スイス庭園からは同じく水晶・薬師が晴れていれば綺麗に見えそう。ついで日本庭園方面を散策、多少雨に降られ、テン場へ戻ります。途中初日にザックカバーを拾ってくださったお姉さん方とまたもお会いします。黒部五郎を回られたとのこと。槍まで見えて綺麗だったそうです。黒部五郎も次回行きたい!
この日は、もう少し、晴れてくれればもっとよかったなあ。。
8/7
雲ノ平を出て、祖父岳、岩苔乗越にザックをデポし、水晶岳、ワリモ岩、鷲羽岳、
鷲羽から引き返し、今度はワリモ岩登頂、岩苔乗越から谷を経て三叉山荘
→この日も朝、撤収しようかと思ったときにまた雨が降り出し、しばし待機。結局7時過ぎに出発。天気はどんどん良くなり、祖父岳に向かう道中も振り返り振り返り、後ろ髪を引かれる思い。あな去りがたき雲ノ平かな。
祖父岳への登りも若干の急登です。祖父岳頂上からは黒部五郎・水晶岳が綺麗。槍も見える!
祖父岳から下り、岩苔乗越で早めの昼食。ザックをデポし水晶岳へ。サブザックだと軽い軽い。
そして水晶への稜線上、ぱっと視界が開け、燕まで表銀座がくっきり!普段あまり感動しない質ですが、このときは美しさに身が震える思いでした。
残念ながら水晶へ向かうに連れ天候は曇りがちになっていきます。鎖場もある道は狭く、ここを重いザックを背負って読売新道に向かう方はすごいなあと感心していました。
水晶岳頂上からは残念ながら眺望はありませんが、引き返す道中またもライチョウを発見。今度は子供4羽連れていました。やはりかわいい〜
軽いザックのまま、今度はワリモ岩を経て鷲羽岳を目指します。登って降りてまた急登、鷲羽岳に登った頃には空は徐々に晴れてきていました。
鷲羽の頂上では三俣から登られた方と写真を取り合い、山の話をします。他に登って来られた方とも話をしている内にどんどん雲は晴れ、槍が綺麗に見えます。
また、鷲羽池も上から見ると素敵ですね。三俣山荘の方は池までたまにピクニックに来られるそうです。
眺望がよくなかなか去りがたく思っていると、米軍機だと思いますが、ジェット戦闘機が爆音を轟かせすっ飛んでいきました。この辺は訓練ルートなんですね。非日常にくらくらします。
鷲羽からの引き返しは最初に頂上でお会いした方が雲ノ平に行かれるのでご一緒することに。ワリモ岩の往路は頂上の岩は道なりに巻きましたが、百高山の一部かもということで、一緒に岩の上に登ることに。こちらからの眺望もすばらしい。登って良かった。またも写真を取り合います。
さらに楽しく四方や話をするも、岩苔乗越でお別れ。翌日高天原の温泉まで行かれるとのことでしたが、天気が良くよかったでしょうね。こちらは、いったん黒部源流碑のある谷まで降り、沢沿いを三俣山荘へまた登ります。三俣山荘からは槍穂高が綺麗に見えるんですね。
8/8
大縦走。三叉テン場から三叉蓮華岳、双六岳、双六小屋をへて、槍ヶ岳山荘へ。
→昼過ぎまで完璧な晴天!まずは三俣蓮華岳は高そうですが意外にすぐ頂上に着きました。槍・黒部五郎も綺麗だが、遠く白山までくっきり見える!
双六の頂上からもまた壮観。
ここからの槍への道は、雲の上に浮かぶ船のよう。ラピュタってこんな感じかななどと子供のようなことを考える。
双六小屋への下りで、小屋番の方とすれ違う。こんなに晴れるのはラッキーとのことで、うれしくなる。
双六小屋で豪勢にもカレーと牛丼を食べた後、意を決して槍へ向かう。
樅沢から先、風が強くなり、ガスが立ちこめてくる。狭い道を注意して進み、ようやく千丈乗越。ここから槍への急登はこれが今回の最後の急登だと自分に言い聞かせ、がんばる。
槍ヶ岳山荘に到着。幕営を申し込む。ここは区画に分かれてるんですね。運良く最後の区画をゲット。ここでアイルランドからの登山者の方が、テントが狭く入らないので、私の区画と交換したいとのこと。この後仲良くなり、夕食とビールを一緒に。夕日が綺麗。また偶然にも、彼は穂高まで縦走した後、京都に観光に来るとのこと。私も下山後は出身の京都に帰省をしたので、後日京都にて舞妓さんの踊りと京料理を一緒しました(笑)
8/9
槍登頂。下山。槍ヶ岳山荘から槍沢を経由し、槍沢ヒュッテを経て、上高地へ。
→5時にご来光を山荘前より拝む。6時過ぎに山頂へアタック。三点支持を心がけ、落ち着いて。最後の梯子を登り切り、槍の頂上へ来た!
頂上からは言葉に尽くせない360度の展望。どこを見ても綺麗。言葉で多くは語れません。
下山を開始し、ひたすら上高地を目指す。ぐんぐん高度を下げると山から森へ景色が変わっていく。だんだんと登山者からハイキングの方が多くなる。明神池からは完全に観光地。バスターミナルにはがんばって、予定より1時間ほど早く着いた。
70kmの縦走もこれで終わり。思い出すだに美しい風景。多くの出会い。本当に楽しかった。
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