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Yamareco

記録ID: 357931
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳・奥穂高岳(8つの3000m峰を巡る2泊3日テン泊縦走!)

2013年10月12日(土) 〜 2013年10月14日(月)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
30:05
距離
38.9km
登り
3,253m
下り
3,254m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

■今回のコースタイム(実際)
全体的にほぼ標準タイムです。20キロのザックを背負うと、登りよりも下りに苦戦しています。

<第1日 12日(土)>
5:25上高地バスターミナル(1505m)-6:10明神館-7:05徳澤園(1562m)-7:55横尾山荘(1620m)8:10-9:25槍沢ロッヂ(水)-10:50槍沢大曲-11:50天狗原分岐-(水)-13:50殺生ヒュッテ

<第2日 13日(日)>
6:40殺生ヒュッテ-7:25槍ヶ岳山荘-7:55槍ヶ岳-8:35槍ヶ岳山荘-9:00大喰岳-9:40中岳-10:40南岳-10:50南岳小屋11:00-(大キレット)-14:10北穂高小屋-14:20北穂高岳-16:15涸沢岳-16:35穂高山荘

<第3日 14日(月・祝)>
5:00穂高山荘-5:50奥穂高岳(3190m)-(吊尾根)-7:40紀美子平-8:20前穂高岳-8:55紀美子平-(重太郎新道)-11:10岳沢小屋(水)(2100m)11:30-13:25上高地バスターミナル

■昭文社の標準コースタイム(ご参考まで)
 ちなみに、昭文社の標準コースタイムを記載しておきますので、ご利用ください。各日昼食20分含む計算になっています。

<第1日シュミレーション>
6:00上高地バスターミナル(1505m)-7:00明神館-8:00徳澤園(1562m)-9:10横尾山荘(1620m)9:30-11:10槍沢ロッヂ(水)-12:50大曲-13:50天狗原分岐-(水)-15:00殺生ヒュッテ

<第2日シュミレーション>
5:30殺生ヒュッテ-6:10槍ヶ岳山荘-6:40槍ヶ岳-7:10槍ヶ岳山荘-(中岳)-9:40南岳-10:00南岳小屋10:20-(大キレット)-13:50北穂高小屋-16:05穂高山荘

<第3日シュミレーション>
5:30穂高山荘-6:20奥穂高岳(3190m)-(吊尾根)-7:50紀美子平-8:20前穂高岳-8:40紀美子平-(重太郎新道)-10:40岳沢小屋(水)(2100m)11:00-13:00上高地バスターミナル
天候 ■12日(土)
 午前 晴れ 無風
 午後 くもり時々雨 やや強風
 夕方〜未明 雪 暴風

■13日(日)
 終日 晴れ 弱風

■14日(月)
 終日 晴れ 弱風
過去天気図(気象庁) 2013年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
■沢渡からのタクシー利用について

 沢渡の市営第二駐車場を利用しました。駐車料金は一日500円
http://www.kamikochi.or.jp/access/transfer/#map1

 沢渡からはバスかタクシーを利用します(タクシーはバスターミナルまでで一人定額1000円)。停留場に停まらない分早く到着し、荷物運搬も楽のように思ったのでタクシーを利用することにしました。タクシーで正解だったと思います。

 タクシーは、沢渡の各駐車場にも待機すると配車センターの方がおっしゃっていましたが、少し不安だったので、第二にあるタクシー乗り場で確実に4:20の始発に乗ることにしました。予約がなくても、どんどんタクシーがやってきます。4:20から係りの人がグルーピングしてくれます。

 釜トンネル前のゲートは5時に開きます。ですが、この日のように観光客&登山者が多いと見込まれる日は、10分〜15分前倒しでゲートが開くそうです。この日は4:45にゲートオープンしました。おかげで、上高地バスセンターから5時半に登山開始できました。


■上高地からのタクシー利用について

 タクシーの最終便は18時だそうです。13日(日)は、ここ数年でも最高の人出でバスもタクシーも2時間待ち、釜トンネルのゲートの閉まる時刻(通常は19時)も一時間延長されたそうです。
 こんな日は、前もってタクシーを予約しておくことが必須ですが、通常でしたら(少なくとも14日(月・祝))は、タクシー待ちはありませんでした。予約なしで、どんどんきます。係りの人が4人〜5人のグループにしてくれます。一人定額1000円です。
コース状況/
危険箇所等
■上高地バスターミナル〜横尾山荘 <危険度ゼロ>
 完全にハイキングコース。危険個所なし。

■横尾山荘〜槍ヶ岳山荘 <危険度ゼロ>
 危険個所なし。○の表示もしっかりしています。

■槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳 <危険度★★>
 この日は雪がありましたが、降りたてだったので、問題なく登れました。登りルートと下りルートがあります。山頂下の合流している箇所は渋滞が発生しやすいです。全般的に、ハシゴやクサリがしっかりしているので安心感はあります。

■槍ヶ岳山荘〜南岳小屋<危険度ゼロ>
 天の道です。危険個所なし。

■南岳小屋〜(大キレット)〜北穂高岳 <危険度★★★★>
 キレットの真ん中にあるピーク(長谷川ピーク)までは、クサリやクイがあって楽しいですが、長谷川ピーク以降のナイフエッジの個所はかなり怖いです。そこが終わって、北穂高の北壁からは危険個所のオンパレードです。通称「飛騨泣き」と呼ばれる個所です。クサリやクイがあっていい所に何もありません。しかもこの日は、雪も残っていて(凍ってはいませんでしたが)怖さが増しました。3点確保しないと身の危険を感じます。20キロのザックを背負っていましたが、重さよりも生きて帰ることに集中しました。心では「まじっすか!」を20数回唱えました。アイゼンをもっと早くはけばよかったと後悔しています。

■北穂高岳〜涸沢岳 <危険度★★>
 ここも危険個所表示がありますが、大キレットに比べれば子どもです。クサリがすべて設置してあるので、小学校高学年だったらいけると思います。

■涸沢岳〜奥穂高山荘 <危険度ゼロ>

■奥穂高山荘〜奥穂高〜紀美子平 <危険度★>
 穂高山荘から奥穂高岳の最初に岩登りがあります。登山道は、時々落差のある岩登りがありますが、問題ありません。

■紀美子平〜前穂高岳 <危険度★>
 紀美子平にザックをデポしていけば身軽です。ほとんど直登の岩登りです。下りに○が見にくい箇所があり、ルートを間違えている登山がいました。お気を付けください。

■紀美子平〜岳沢小屋 <危険度★★>
 クサリやハシゴがあり安心して登れます。重太郎新道はほとんど、登りも下りもストックが使えない状態です。とくにライチョウの広場から下では、落石の危険を感じました。浮石がたくさんありますので、注意して通行してください。この日もけが人が出たそうです。

■岳沢小屋〜上高地バスターミナル <危険度ゼロ>
 いい登山道です。ここだけは、走って降りれます(笑)。
5時すぎの上高地バスターミナルセンター。さすが、紅葉の季節の三連休初日。たくさんの登山者で溢れています。
2013年10月12日 05:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/12 5:19
5時すぎの上高地バスターミナルセンター。さすが、紅葉の季節の三連休初日。たくさんの登山者で溢れています。
明神岳が朝焼けしています。
2013年10月12日 06:00撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/12 6:00
明神岳が朝焼けしています。
横尾に到着。ここで涸沢組と槍沢組に分かれます。
2013年10月12日 08:00撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/12 8:00
横尾に到着。ここで涸沢組と槍沢組に分かれます。
槍沢組は1割程度。静かな沢歩きができます。
2013年10月12日 09:04撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/12 9:04
槍沢組は1割程度。静かな沢歩きができます。
槍沢ロッジに着きました。
2013年10月12日 09:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/12 9:27
槍沢ロッジに着きました。
槍沢は紅葉まっさかり。
2013年10月12日 11:04撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/12 11:04
槍沢は紅葉まっさかり。
播隆窟(ばんりゅうくつ)。槍ヶ岳を開山した僧侶が53日間念仏を唱えた場所なんだそうです。合掌。
2013年10月12日 13:12撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 13:12
播隆窟(ばんりゅうくつ)。槍ヶ岳を開山した僧侶が53日間念仏を唱えた場所なんだそうです。合掌。
山から怪しいガスが吹き込んできました。小雨もf降りだしました。天気が悪くなりそうです。
2013年10月12日 12:17撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 12:17
山から怪しいガスが吹き込んできました。小雨もf降りだしました。天気が悪くなりそうです。
一瞬、ガスがきれて、アルプス一万尺が見えました。元気がでてきます。でもすぐにガスに隠れてしました。
2013年10月12日 13:15撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/12 13:15
一瞬、ガスがきれて、アルプス一万尺が見えました。元気がでてきます。でもすぐにガスに隠れてしました。
殺生ヒュッテに到着。名前の通り、このあと恐ろしいことになるとは、このときは思いませんでした・・・
2013年10月12日 13:53撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10/12 13:53
殺生ヒュッテに到着。名前の通り、このあと恐ろしいことになるとは、このときは思いませんでした・・・
テントの設営開始から、ひょうが降ってきました。それがやがて雪へ。
2013年10月12日 16:30撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/12 16:30
テントの設営開始から、ひょうが降ってきました。それがやがて雪へ。
テントを揺らす強風とテントに響く雪の音。何度も目を覚ましました。雪が多かったら撤退しかないと思い、ベンチレーターから覗いてみると、一万尺が見えます!
2013年10月13日 05:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 5:24
テントを揺らす強風とテントに響く雪の音。何度も目を覚ましました。雪が多かったら撤退しかないと思い、ベンチレーターから覗いてみると、一万尺が見えます!
殺生ヒュッテと富士山。天気もよくなりそう!
2013年10月13日 05:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 5:35
殺生ヒュッテと富士山。天気もよくなりそう!
富士山と南アルプス。富士山の右が甲斐駒ヶ岳、さらに右に白峰三山を確認できます。
2013年10月13日 05:47撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 5:47
富士山と南アルプス。富士山の右が甲斐駒ヶ岳、さらに右に白峰三山を確認できます。
日本のマッターホルンとはよくいったものです。雪を少しかぶって、ますますそう見えます。
2013年10月13日 05:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 5:39
日本のマッターホルンとはよくいったものです。雪を少しかぶって、ますますそう見えます。
我が家と槍ヶ岳。雪もこのくらいならなんとかなりそうです。
2013年10月13日 05:40撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 5:40
我が家と槍ヶ岳。雪もこのくらいならなんとかなりそうです。
モルゲンロートの槍ヶ岳と、暴風雪でもヒュッテに逃げずに頑張ったテント仲間たち。
2013年10月13日 05:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 5:51
モルゲンロートの槍ヶ岳と、暴風雪でもヒュッテに逃げずに頑張ったテント仲間たち。
テント撤収完了。出発が1時間以上遅れてしまいました。
2013年10月13日 06:40撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 6:40
テント撤収完了。出発が1時間以上遅れてしまいました。
たくさんの人たちが槍ヶ岳を目指しています。雪で諦めている人はいません。
2013年10月13日 06:48撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 6:48
たくさんの人たちが槍ヶ岳を目指しています。雪で諦めている人はいません。
山頂をみるとすでにたくさんの登山者が張り付いています。スタートが遅れたか・・・渋滞しそう。
2013年10月13日 07:25撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 7:25
山頂をみるとすでにたくさんの登山者が張り付いています。スタートが遅れたか・・・渋滞しそう。
槍ヶ岳山荘と笠ヶ岳。槍ヶ岳の登山途中より。
2013年10月13日 07:31撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 7:31
槍ヶ岳山荘と笠ヶ岳。槍ヶ岳の登山途中より。
山頂直前の長いハシゴ。天に昇っていくようです。
2013年10月13日 07:54撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 7:54
山頂直前の長いハシゴ。天に昇っていくようです。
槍ヶ岳山頂(3180m)到着。槍の先っぽは大賑わい。この分だと下りはさらに渋滞しそうなので、写真だけとったら、さっさと下ります。
2013年10月13日 08:00撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 8:00
槍ヶ岳山頂(3180m)到着。槍の先っぽは大賑わい。この分だと下りはさらに渋滞しそうなので、写真だけとったら、さっさと下ります。
これから向かう穂高連峰の稜線。
2013年10月13日 07:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 7:57
これから向かう穂高連峰の稜線。
左に前穂高、真ん中に北穂高、右に奥穂高。待ってろよ!
2013年10月13日 07:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 7:58
左に前穂高、真ん中に北穂高、右に奥穂高。待ってろよ!
槍沢方面。左に常念岳。真ん中に蝶ヶ岳。奥に富士山も見えます。
2013年10月13日 07:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 7:58
槍沢方面。左に常念岳。真ん中に蝶ヶ岳。奥に富士山も見えます。
その左が八ヶ岳。右から、編笠山、赤岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳。ちゃんとみえる! 
2013年10月13日 07:59撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 7:59
その左が八ヶ岳。右から、編笠山、赤岳、阿弥陀岳、横岳、硫黄岳。ちゃんとみえる! 
乗鞍岳ですね。その奥にほとんど見えていないのが御嶽山。
2013年10月13日 07:59撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 7:59
乗鞍岳ですね。その奥にほとんど見えていないのが御嶽山。
槍からの下り。奥が槍ヶ岳山荘。雪がありますがグリップするので問題ありません。
2013年10月13日 08:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 8:02
槍からの下り。奥が槍ヶ岳山荘。雪がありますがグリップするので問題ありません。
鷲羽岳、水晶岳でしょうか。すみません、こちら方面は詳しくありません。
2013年10月13日 08:20撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 8:20
鷲羽岳、水晶岳でしょうか。すみません、こちら方面は詳しくありません。
縦走開始です。まずは、目の前に見える大喰岳(おおばみだけ)へ。手前にみえるのは、いつもなら大人気の槍ヶ岳山荘のテン場です。さすがに、閑散としていました。
2013年10月13日 08:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 8:39
縦走開始です。まずは、目の前に見える大喰岳(おおばみだけ)へ。手前にみえるのは、いつもなら大人気の槍ヶ岳山荘のテン場です。さすがに、閑散としていました。
大喰岳(3101m)と槍ヶ岳。2つ目の3000m峰ですが、簡単すぎてあまり感動なし。
2013年10月13日 09:01撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 9:01
大喰岳(3101m)と槍ヶ岳。2つ目の3000m峰ですが、簡単すぎてあまり感動なし。
次の中岳に向かいます。天の道ですね。
2013年10月13日 09:13撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 9:13
次の中岳に向かいます。天の道ですね。
左には燕岳がよく見えます。あちらかもよく見えたから当たり前か。
2013年10月13日 09:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 9:22
左には燕岳がよく見えます。あちらかもよく見えたから当たり前か。
常念岳から蝶ヶ岳の稜線もきれいです。
2013年10月13日 09:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 9:22
常念岳から蝶ヶ岳の稜線もきれいです。
中岳(3084m)と槍ヶ岳。槍ばっかとっている感じ。でも看板の方向がそれを誘っている。
2013年10月13日 09:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 9:38
中岳(3084m)と槍ヶ岳。槍ばっかとっている感じ。でも看板の方向がそれを誘っている。
南岳へと向かう稜線。南岳の先に南岳小屋が見えてきました。ちょっと分かりにくいかな〜
2013年10月13日 09:40撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 9:40
南岳へと向かう稜線。南岳の先に南岳小屋が見えてきました。ちょっと分かりにくいかな〜
振り返って、槍ヶ岳(右)と中岳。中岳も見る方向によっては、槍に似てる!?
2013年10月13日 10:06撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 10:06
振り返って、槍ヶ岳(右)と中岳。中岳も見る方向によっては、槍に似てる!?
南岳(3106m)に到着。またしてもフレームに槍を入れてしまう私。ええっと3000m峰いくつ目だっけ!?
2013年10月13日 10:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 10:39
南岳(3106m)に到着。またしてもフレームに槍を入れてしまう私。ええっと3000m峰いくつ目だっけ!?
南岳小屋が手前にみえます。その先に北穂高、左の尖がりが前穂高。文字通り奥に、奥穂高。いよいよ穂高の核心部へ。
2013年10月13日 10:40撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 10:40
南岳小屋が手前にみえます。その先に北穂高、左の尖がりが前穂高。文字通り奥に、奥穂高。いよいよ穂高の核心部へ。
南岳小屋。ここでカレーをいただきました。いよいよ大キレットに挑みます。
2013年10月13日 11:03撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 11:03
南岳小屋。ここでカレーをいただきました。いよいよ大キレットに挑みます。
シシバナ展望台からの大キレット。
2013年10月13日 11:08撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 11:08
シシバナ展望台からの大キレット。
キレット降下中。
2013年10月13日 11:14撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 11:14
キレット降下中。
キレットの南岳側はこんな岩を下っていきます。
2013年10月13日 11:20撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 11:20
キレットの南岳側はこんな岩を下っていきます。
キレットの内部にあるピーク、長谷川ピークが見えています。左上は北穂高岳です。
2013年10月13日 11:29撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 11:29
キレットの内部にあるピーク、長谷川ピークが見えています。左上は北穂高岳です。
長谷川ピークからが難関です。ナイフリッジ。ここから信州から飛騨に乗越えていきます。先の女性が動けません。
2013年10月13日 12:26撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 12:26
長谷川ピークからが難関です。ナイフリッジ。ここから信州から飛騨に乗越えていきます。先の女性が動けません。
ナイフリッジに沿って歩いていきます。
2013年10月13日 12:30撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 12:30
ナイフリッジに沿って歩いていきます。
そして北穂高岳の北壁に到着。通称、飛騨泣きといわれている箇所に突入です。雪も少し残る壁を登っていきます。
2013年10月13日 12:45撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 12:45
そして北穂高岳の北壁に到着。通称、飛騨泣きといわれている箇所に突入です。雪も少し残る壁を登っていきます。
足場の幅15センチの場所をクサリにつかまりながら進みます。怖いですが、ヤマレコ根性で撮影します。右にみえるのが、長谷川ピーク。
2013年10月13日 12:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 12:58
足場の幅15センチの場所をクサリにつかまりながら進みます。怖いですが、ヤマレコ根性で撮影します。右にみえるのが、長谷川ピーク。
途中からはクサリやハシゴがなくなります。こんな場所をはい上がっていきます。すこし泣けてきます。
2013年10月13日 13:05撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 13:05
途中からはクサリやハシゴがなくなります。こんな場所をはい上がっていきます。すこし泣けてきます。
最後は北壁から東壁へと巻いていきます。常念岳とのコントラストが、北穂高岳の厳しさを物語っています。
2013年10月13日 13:42撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 13:42
最後は北壁から東壁へと巻いていきます。常念岳とのコントラストが、北穂高岳の厳しさを物語っています。
そうだアイゼンがある! なんでもっと早く気が付かなかったんでしょう。
2013年10月13日 13:42撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 13:42
そうだアイゼンがある! なんでもっと早く気が付かなかったんでしょう。
東壁に到着。ここからは直登で上ります。ところどころ凍結もあり、アイゼンの有難さを感じます。奥に見えるのは、八ヶ岳。
2013年10月13日 13:47撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 13:47
東壁に到着。ここからは直登で上ります。ところどころ凍結もあり、アイゼンの有難さを感じます。奥に見えるのは、八ヶ岳。
北穂高岳小屋に到着しました! なんだここは。優雅にお茶できるテラスなんかあります。涸沢からは安全に登ってこれます。飛騨泣きで格闘してきたのがウソのよう。
2013年10月13日 14:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 14:18
北穂高岳小屋に到着しました! なんだここは。優雅にお茶できるテラスなんかあります。涸沢からは安全に登ってこれます。飛騨泣きで格闘してきたのがウソのよう。
振り返って、大キレット。ナイフリッジがよくわかります。
2013年10月13日 14:09撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 14:09
振り返って、大キレット。ナイフリッジがよくわかります。
休む間もなく北穂高岳(3106m)。でもどの山頂看板も槍をバックにとるようになっています。穂高きょうだいなのに、奥穂は絵にならないということ?
2013年10月13日 14:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 14:22
休む間もなく北穂高岳(3106m)。でもどの山頂看板も槍をバックにとるようになっています。穂高きょうだいなのに、奥穂は絵にならないということ?
ここからは、前穂高岳がバッチリ見えます。地図記載の通り、確かに前穂高岳を1峰として8峰まで数えられます。
2013年10月13日 14:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 14:24
ここからは、前穂高岳がバッチリ見えます。地図記載の通り、確かに前穂高岳を1峰として8峰まで数えられます。
左の奥に奥穂高岳みえます。
2013年10月13日 14:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 14:24
左の奥に奥穂高岳みえます。
出発が遅れ、大キレットにも苦戦したため、予定時間を遅れ気味。日没までに次の穂高山荘のテン場までたどり着けるか微妙です。ヘッドライトを装着します。
2013年10月13日 14:37撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 14:37
出発が遅れ、大キレットにも苦戦したため、予定時間を遅れ気味。日没までに次の穂高山荘のテン場までたどり着けるか微妙です。ヘッドライトを装着します。
しばらくいくと左奥に涸沢岳が現れます。
2013年10月13日 14:46撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 14:46
しばらくいくと左奥に涸沢岳が現れます。
最低のコルにたどり着きました。涸沢には残雪も残っています。
2013年10月13日 15:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 15:18
最低のコルにたどり着きました。涸沢には残雪も残っています。
涸沢岳の斜面に入ってきました。
2013年10月13日 15:35撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 15:35
涸沢岳の斜面に入ってきました。
振り返って、右に北穂高岳の南峰と北峰の双耳が確認できます。左奥は槍ヶ岳、その手前が中岳、真ん中あたりが南岳。そしてその手前が大キレット。
2013年10月13日 15:37撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 15:37
振り返って、右に北穂高岳の南峰と北峰の双耳が確認できます。左奥は槍ヶ岳、その手前が中岳、真ん中あたりが南岳。そしてその手前が大キレット。
ここも地図上は危険個所表示がしてありますが、すべてにクサリが設置してあるので、安心感が違います。小学校高学年ならいけそう。
2013年10月13日 16:06撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 16:06
ここも地図上は危険個所表示がしてありますが、すべてにクサリが設置してあるので、安心感が違います。小学校高学年ならいけそう。
稜線にでました。涸沢岳の山頂にたくさんの人がいます。
2013年10月13日 16:11撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 16:11
稜線にでました。涸沢岳の山頂にたくさんの人がいます。
涸沢岳(3110m)。ええっと、いくつ目だ? 一つ、二つ・・・槍から数えて6つ目の3000m峰。
2013年10月13日 16:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 16:16
涸沢岳(3110m)。ええっと、いくつ目だ? 一つ、二つ・・・槍から数えて6つ目の3000m峰。
あとは、すぐそこに見える穂高岳山荘に向かいます。なんとか日没までには間に合いそう。でもなんかテン場がいっぱいだな〜〜。いやな予感。
2013年10月13日 16:27撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 16:27
あとは、すぐそこに見える穂高岳山荘に向かいます。なんとか日没までには間に合いそう。でもなんかテン場がいっぱいだな〜〜。いやな予感。
テン場がいっぱいで、強風吹き付ける山荘西側の通路を案内されました。右下がわが家。でも最悪なことに、夕日をみる山荘宿泊者がどっと押し寄せてきます。何度やってもロープを蹴られまくる始末。夕日なんかみてんじゃない! 何が夕日だ! こっちは吹きっさらしの場所で生きるか死ぬかなんだぞ!
2013年10月13日 17:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 17:16
テン場がいっぱいで、強風吹き付ける山荘西側の通路を案内されました。右下がわが家。でも最悪なことに、夕日をみる山荘宿泊者がどっと押し寄せてきます。何度やってもロープを蹴られまくる始末。夕日なんかみてんじゃない! 何が夕日だ! こっちは吹きっさらしの場所で生きるか死ぬかなんだぞ!
と心で叫びつつ、私も一枚。
2013年10月13日 17:15撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/13 17:15
と心で叫びつつ、私も一枚。
朝は5時に出発してくださいと、係の人の指示。仕方ない、通路ですから。ご来光ハンターではありませんが、5時に出発します。すでに奥穂高に張り付くヘッドライトがあります。
2013年10月14日 05:03撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/14 5:03
朝は5時に出発してくださいと、係の人の指示。仕方ない、通路ですから。ご来光ハンターではありませんが、5時に出発します。すでに奥穂高に張り付くヘッドライトがあります。
夜が明けてきます。
2013年10月14日 05:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/14 5:19
夜が明けてきます。
40分くらいで山頂につきました。奥穂高岳(3190m)。
2013年10月14日 05:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/14 5:51
40分くらいで山頂につきました。奥穂高岳(3190m)。
ご来光。ハンターではありませんが、撮ってしまいます。
2013年10月14日 06:06撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/14 6:06
ご来光。ハンターではありませんが、撮ってしまいます。
奥に槍が見えます。今日は、待っていましたが、モルゲンロートにはなりませんでした。手前の穂高連峰は赤く染まっています。
2013年10月14日 06:07撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/14 6:07
奥に槍が見えます。今日は、待っていましたが、モルゲンロートにはなりませんでした。手前の穂高連峰は赤く染まっています。
上高地に朝もやかかっています。
2013年10月14日 06:12撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/14 6:12
上高地に朝もやかかっています。
さて、ラストの前穂高岳を目指しますか!
2013年10月14日 06:12撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/14 6:12
さて、ラストの前穂高岳を目指しますか!
重太郎新道を下っていきます。
2013年10月14日 06:14撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/14 6:14
重太郎新道を下っていきます。
右には手前からジャンダルムから西穂高岳に続く稜線。そしてその先に、焼岳が見えます。
2013年10月14日 06:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/14 6:18
右には手前からジャンダルムから西穂高岳に続く稜線。そしてその先に、焼岳が見えます。
左の涸沢にはたくさんのテントの花が咲いていました。
2013年10月14日 06:54撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/14 6:54
左の涸沢にはたくさんのテントの花が咲いていました。
紀美子平に到着。ここにザックをデポして前穂高岳を直登します。
2013年10月14日 07:40撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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紀美子平に到着。ここにザックをデポして前穂高岳を直登します。
30分で最後の前穂高岳(3090m)へ。これで8つの3000m峰制覇です。
2013年10月14日 08:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/14 8:22
30分で最後の前穂高岳(3090m)へ。これで8つの3000m峰制覇です。
前穂高岳から、これまで歩いてきた稜線を振り返ります。右奥の槍からずいぶん歩いてきたな〜と少し感慨にふける自分。
2013年10月14日 08:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/14 8:24
前穂高岳から、これまで歩いてきた稜線を振り返ります。右奥の槍からずいぶん歩いてきたな〜と少し感慨にふける自分。
焼岳もはっきりみえます。
2013年10月14日 08:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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焼岳もはっきりみえます。
明神岳、霞沢岳、乗鞍の惑星直列。
2013年10月14日 08:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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明神岳、霞沢岳、乗鞍の惑星直列。
紀美子平へと下っていきます。
2013年10月14日 08:48撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/14 8:48
紀美子平へと下っていきます。
紀美子平からの下りの途中にあるハシゴ。
2013年10月14日 09:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/14 9:16
紀美子平からの下りの途中にあるハシゴ。
岳沢に向かってどんどん下っていきます。ただ、20キロのザックを背負っての下りは、登りよりきついかも。
2013年10月14日 09:21撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/14 9:21
岳沢に向かってどんどん下っていきます。ただ、20キロのザックを背負っての下りは、登りよりきついかも。
すっかり晴れてきました。暑いくらいです。
2013年10月14日 09:55撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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すっかり晴れてきました。暑いくらいです。
岳沢小屋に到着。ここで、山菜うどんを食しました。美味しかったです。
2013年10月14日 11:12撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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岳沢小屋に到着。ここで、山菜うどんを食しました。美味しかったです。
この縦走もいよいよフィナーレに近づいてきました。振り返って紅葉の岳沢。
2013年10月14日 11:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/14 11:38
この縦走もいよいよフィナーレに近づいてきました。振り返って紅葉の岳沢。
岳沢の登山道は気持ちいい道です。奥に上高地が見えます。あとすこし。
2013年10月14日 11:55撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/14 11:55
岳沢の登山道は気持ちいい道です。奥に上高地が見えます。あとすこし。
上高地に到着しました。水がきれいです。
2013年10月14日 12:59撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/14 12:59
上高地に到着しました。水がきれいです。
最後は、お決まりのショット。これで縦走はおしまいです。読んでいただき、ありがとうございました。
2013年10月14日 13:15撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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10/14 13:15
最後は、お決まりのショット。これで縦走はおしまいです。読んでいただき、ありがとうございました。

装備

個人装備
テント
mont-bellステラリッジテント 1型
テントマット
mont-bellドーム1用
テントオプション
mont-bellオプショナルロフト ドーム用
シュラフ
mont-bellU.L.スーパー スパイラルダウンハガー #2
シュラフカバー
mont-bellブリーズドライテック U.L.スリーピングバッグカバー
シュラフマット
THERMAREST 40th Anniversary Edition R
防寒着
各1
ダウンジャケット・ダウンパンツ
救急セット
ヘッドライト
2
PETZL ZIPKA PLUS2
非常用防寒シート
2
予備
手袋・フェイスマスク
1
カッパ上
1
mont-bellレインダンサー ジャケット Men's
カッパ下
1
mont-bellレインダンサー パンツ Men's
ガスカートリッジ
1
PRIMUS IP-250T
バーナー
1
イグニッションスチール
1
PRIMUS P-153
カートリッジホルダー
1
PRIMUS P-CH
コッヘルセット
1
snow peak
手拭・ハンカチ・ティッシュ
1
地図・コンパス
1
高度計・時計
1
Suunto Core Glacier Gray
GPS
1
GARMIN etrex20
カメラ
1
OLINPUS TOUGH TG-1
無線機
1
STANDARD VX3
常食
6
アルファ米・インスタントラーメン・カレー等
非常食
1
カロリーメイト
携帯食
1
飴など
1
2.0L(各所で補給)

感想

■ついに決行! 憧れの槍・穂高のテン泊縦走
 今年何回かチャンスがありながら、天候不順やその他の理由でできなかったテン泊縦走。今年の山登り40数回はすべて、日帰り登山でした。
 この連休を逃せば、今年はほぼ絶望的。そんな中、北アルプスエリアの週間天気予報は3連休ともすべて晴れ。これはラストチャンス、行くしかありません。
 行くのはそう、憧れの槍ヶ岳、穂高岳。仕事の関係でそう何度も来れそうにないので、欲張って、両方目指すことにしました。


■日本にある21座の3000m峰
 事前に調べてみると、日本には21座の3000m峰があって、その内8つがこのエリアに集中していることが判明。今回は、槍・穂高をメルクマールとしつつこの8つの高峰を結ぶルートを選択することにしました。


■3つの試練
 一つ目は、初日のひょうと雪。設営もそうですが、風雪に耐えながらのテントもなかなか寝にくいものでした。もし雪が多ければ、槍も諦めての撤退になったと思います。結果としては、雪景色が見られ、あまり雪の影響がなかったのでよかったです。

 二つ目は、大キレット。とくに飛騨泣き。手が滑れば、足が滑れば、本当に命に係わる箇所。しかもクサリがない。泣けてきました。「3点確保! 3点確保!」と言い聞かせながら慎重に登りました。20キロのザックを背負っての大キレットは、二度とやることはないでしょう。

 三つ目は、吹きっさらしの穂高山荘のテン場と夕日攻撃。夕日を撮影しようと集まった登山者に、強風の中で意を決して張ったテントのロープを蹴られること、十数回。最後は、外に出て、見張っていました。夕日を早く沈めとこれほど人生で願ったことはありませんでした。

 とまあいろいろありましたが、こうした試練があるからこそ、喜びが増し、一生消えることのない記憶となっていくのでしょう。いい経験をさせてもらいました。

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