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Yamareco

記録ID: 4553586
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

南ア テン泊縦走 白峰南嶺から蝙蝠尾根へと繋ぐ楽しい稜線歩き(広河原〜鳥倉)

2022年08月05日(金) 〜 2022年08月11日(木)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
59:53
距離
78.6km
登り
7,440m
下り
7,215m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:49
休憩
1:05
合計
7:54
6:54
6:54
18
7:12
7:13
27
7:40
7:45
20
8:05
8:05
39
8:44
8:45
106
10:31
10:37
7
10:44
11:20
69
12:29
12:45
92
14:17
14:17
26
2日目
山行
4:48
休憩
1:17
合計
6:05
4:34
13
4:47
4:48
39
5:27
5:50
16
6:06
6:06
17
6:55
6:56
40
7:36
7:40
73
8:53
9:41
58
10:39
3日目
山行
10:43
休憩
3:32
合計
14:15
1:50
47
2:37
2:38
31
3:09
3:11
33
3:44
3:45
35
4:20
4:32
73
5:45
5:47
48
6:35
6:36
83
7:59
9:12
7
9:19
9:21
54
10:15
10:15
24
10:39
11:27
85
12:52
12:53
21
13:14
13:14
24
13:38
13:38
53
14:31
14:31
7
14:38
15:35
9
15:44
15:56
9
16:05
伝付峠
4日目
山行
8:44
休憩
1:54
合計
10:38
5:54
62
伝付峠
6:56
6:56
35
7:31
7:37
55
8:32
8:32
239
12:31
14:19
87
15:46
15:46
46
16:32
5日目
山行
2:49
休憩
0:44
合計
3:33
9:58
18
10:16
10:16
52
11:08
11:51
74
13:05
13:06
25
13:31
6日目
山行
10:07
休憩
3:07
合計
13:14
3:34
103
5:17
5:17
13
5:30
5:31
43
6:14
6:23
1
6:24
6:25
49
7:14
7:36
91
9:07
9:30
48
10:18
10:19
17
10:36
11:48
43
12:31
12:41
31
13:12
13:21
28
13:49
13:51
9
14:00
14:35
30
15:05
15:06
36
15:42
15:43
65
7日目
山行
1:40
休憩
0:04
合計
1:44
6:50
11
7:26
7:27
28
7:55
7:55
39
8:34
鳥倉林道登山口
天候 5,6:晴一時雨、7:晴、8,9:晴一時雨、10:ガス後晴、11:晴
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
往路:
 京都21:50-(高速バスWiller,5000円)-4:00甲府4:35-(山梨交通バス,1950円)-6:28広河原

復路:
 鳥倉登山口9:15-(南ア登山バス鳥倉線,2660円)-11:10松川IC(お風呂)17:02-(高速バス 伊那・箕輪-大阪線,4850円)-21:45大阪(梅田)
 ※鳥倉線は2022/7/16〜8/28運行(予約不要)
 ※一日2便,午後便は鳥倉登山口14:25発
コース状況/
危険箇所等
白峰南嶺(広河内岳〜白河内岳〜笹山〜奈良田越〜伝付峠):
 ・広河内岳〜白河内岳は、森林限界を越えた広い稜線を歩く。
  基本どこでも歩けますが、ガスって視界の効かない時は道迷いに要注意です。
 ・笹山付近で樹林帯に入る。ルートははっきりしています。
 ・ここから奈良田越までは激下りが待っています。スリップ注意で進みましょう。
 ・奈良田越〜伝付峠までは長〜い林道歩きが待っています。
  結構なアップダウンも有ります。気を抜かずに歩き切りましょう。

蝙蝠尾根(二軒小屋〜徳右衛門岳〜蝙蝠岳〜北股岳)
 ・よく整備された登山道を登ります。2720mピークを超えると森林限界を
  越えます。マーキングやケルンを頼りに進みましょう。北股岳付近は
  イワイワでスリップ注意です。
その他周辺情報 概略日程:
8/4(木)移動(京都⇒山梨)         夜行バス泊
 5(金)広河原~北岳           北岳肩の小屋 テント泊
 6(土)農鳥岳              農鳥小屋   テント泊
 7(日)白峰南嶺             伝付峠    テント泊
 8(月)二軒小屋~蝙蝠岳         蝙蝠岳    テント泊
 9(火)蝙蝠岳~徳右衛門岳(水場ピストン) 蝙蝠岳    テント泊
 10(水)塩見~三伏峠~小河内岳(ピストン) 三伏峠    テント泊
 11(木)三伏峠~鳥倉登山口       移動(鳥倉⇒松川IC⇒大阪)

宿泊: ※○は今回利用
 ○北岳肩の小屋
  ・テント泊 1,000円(予約不要)
  ・水場は往復30分
 ・北岳山荘
  ・テント泊 1,100円(要予約)
https://www.minamialps-yoyaku.jp/MountainHutInfolists?mountaionGroupId=1&mountainHutsId=4&date=20220513
  ・水はポンプアップして蛇口から出ています(無料、ありがたく補給させて頂く)
 ○農鳥小屋
  ・テント泊 500円(予約不要)
  ・水場は往復30分
 ・広場(奈良田越〜西別当代山)
  ・水場:広場北の崩壊地からの東に下り末端にある水場。(取り付きには、ピンクテープが多数付いていました)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3594644.html
 ○伝付峠
  ・テン場好適地
  ・水場は往復30分
 ○蝙蝠岳
  ・山頂直下にテン場好適地(2張り可能)
  ・水場:徳左衛門岳(蝙蝠岳山頂から往復3時間)
 ○三伏峠小屋
  ・テント泊 1人あたり1,000円 +テント500円+トイレ100円
  ・事前予約は無し(ただし、Covidチェックシートを要提出)
http://sanpukutouge.com/wp/wp-content/themes/sanpukutouge/image/2021covid19checksheet.pdf
  ・水場は往復30分

下山後の温泉:
 ○日帰り温泉 信州まつかわ温泉 清流宛
  ・松川ICバス停より徒歩約25分
  ・料金500円
広河原から北岳を見上げる。今日は意外と天気が良さそうです。気分アゲアゲで歩き始める。
2022年08月05日 06:51撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7
8/5 6:51
広河原から北岳を見上げる。今日は意外と天気が良さそうです。気分アゲアゲで歩き始める。
白根御池小屋。青空が気持ち良い。
2022年08月05日 08:43撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
8
8/5 8:43
白根御池小屋。青空が気持ち良い。
白根御池。(この後、この池を見下ろしながら急登を詰める。登山道脇に咲くお花に癒やされながら...)
2022年08月05日 08:45撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
9
8/5 8:45
白根御池。(この後、この池を見下ろしながら急登を詰める。登山道脇に咲くお花に癒やされながら...)
ようやく稜線に乗る。でっかい仙丈ヶ岳の裾野が見えました。
2022年08月05日 11:19撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
9
8/5 11:19
ようやく稜線に乗る。でっかい仙丈ヶ岳の裾野が見えました。
デカザックをデポして、いざ、小太郎山ピークハントへ。
2022年08月05日 11:19撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
9
8/5 11:19
デカザックをデポして、いざ、小太郎山ピークハントへ。
小太郎山、ゲット!(北岳を振り返るも、山頂はガスの中(;_;))
2022年08月05日 12:29撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
10
8/5 12:29
小太郎山、ゲット!(北岳を振り返るも、山頂はガスの中(;_;))
肩の小屋に到着!
2022年08月05日 14:55撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
9
8/5 14:55
肩の小屋に到着!
本日の我が家。(今日はガラガラなので、整地済みの一等地を確保できました)
2022年08月05日 16:06撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
20
8/5 16:06
本日の我が家。(今日はガラガラなので、整地済みの一等地を確保できました)
往復30分の水場まで下りて、命の水をゲット!(この後はテントでまったり)
2022年08月05日 15:47撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
13
8/5 15:47
往復30分の水場まで下りて、命の水をゲット!(この後はテントでまったり)
◆2日目の朝。
今日も富士山はすぐ脇に。ザックを背負って歩き始めます。
2022年08月06日 04:30撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
28
8/6 4:30
◆2日目の朝。
今日も富士山はすぐ脇に。ザックを背負って歩き始めます。
鳳凰三山越しの美しい光景。
2022年08月06日 04:30撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
13
8/6 4:30
鳳凰三山越しの美しい光景。
もうすぐ山頂。
2022年08月06日 05:00撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
6
8/6 5:00
もうすぐ山頂。
雲海の向こうに塩見が見えていました。
2022年08月06日 05:00撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
10
8/6 5:00
雲海の向こうに塩見が見えていました。
チョウノスケソウ。
2022年08月06日 05:04撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
10
8/6 5:04
チョウノスケソウ。
振り返れば、仙丈と甲斐駒が顔を覗かせています。
2022年08月06日 05:12撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
12
8/6 5:12
振り返れば、仙丈と甲斐駒が顔を覗かせています。
仙丈ヶ岳。でっかいカールが見事です。
2022年08月06日 05:13撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
11
8/6 5:13
仙丈ヶ岳。でっかいカールが見事です。
甲斐駒、おはよう。
2022年08月06日 05:13撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 5:13
甲斐駒、おはよう。
北岳山頂。多くの人で賑わっています。
2022年08月06日 05:13撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
10
8/6 5:13
北岳山頂。多くの人で賑わっています。
北岳山頂。
2022年08月06日 05:27撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 5:27
北岳山頂。
幻想的な朝陽。
2022年08月06日 05:30撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
9
8/6 5:30
幻想的な朝陽。
三角点、ゲット!
2022年08月06日 05:36撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
8
8/6 5:36
三角点、ゲット!
これから歩く天空のハイウェイ。左奥には笊ヶ岳も見えています。(この時点では、笊ヶ岳まで行こうと考えていました)
2022年08月06日 05:16撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
12
8/6 5:16
これから歩く天空のハイウェイ。左奥には笊ヶ岳も見えています。(この時点では、笊ヶ岳まで行こうと考えていました)
水玉を纏ったチングルマ。
2022年08月06日 05:24撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
10
8/6 5:24
水玉を纏ったチングルマ。
イブキジャコウソウ。
2022年08月06日 05:25撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 5:25
イブキジャコウソウ。
オンタデ。
2022年08月06日 05:28撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7
8/6 5:28
オンタデ。
ミヤママンネングサ。
2022年08月06日 05:28撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
8
8/6 5:28
ミヤママンネングサ。
シロバナタカネビランジ。
2022年08月06日 05:37撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 5:37
シロバナタカネビランジ。
タカネシオガマ。
2022年08月06日 05:38撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
8
8/6 5:38
タカネシオガマ。
あらら、甲斐駒に笠雲がかかってる。あまり天気は良くないのか?
2022年08月06日 05:39撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
9
8/6 5:39
あらら、甲斐駒に笠雲がかかってる。あまり天気は良くないのか?
北岳バットレスを覗き込む。かっこ良い。
2022年08月06日 05:46撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
6
8/6 5:46
北岳バットレスを覗き込む。かっこ良い。
さぁ、天空のハイウェイを進みます。
2022年08月06日 05:47撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
9
8/6 5:47
さぁ、天空のハイウェイを進みます。
イワツメクサのお花畑。
2022年08月06日 05:51撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
9
8/6 5:51
イワツメクサのお花畑。
北岳山荘が見えてきました。
2022年08月06日 06:29撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
5
8/6 6:29
北岳山荘が見えてきました。
北岳山荘にも立ち寄る。診療所の学生さんがいらっしゃいました。(小屋は営業していませんが、予約すればテン泊は可能。水は蛇口から出ていました)
2022年08月06日 06:43撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7
8/6 6:43
北岳山荘にも立ち寄る。診療所の学生さんがいらっしゃいました。(小屋は営業していませんが、予約すればテン泊は可能。水は蛇口から出ていました)
振り返れば、仙丈ヶ岳と甲斐駒が並ぶ。
2022年08月06日 07:17撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
10
8/6 7:17
振り返れば、仙丈ヶ岳と甲斐駒が並ぶ。
男前な北岳。
2022年08月06日 07:17撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/6 7:17
男前な北岳。
中白根山。
2022年08月06日 07:31撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
8
8/6 7:31
中白根山。
北岳、かっこ良い。何度も振り返る。
2022年08月06日 07:32撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
11
8/6 7:32
北岳、かっこ良い。何度も振り返る。
これから進む間ノ岳へと続く稜線。
2022年08月06日 07:32撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7
8/6 7:32
これから進む間ノ岳へと続く稜線。
間ノ岳もなかなか男前でした。
2022年08月06日 07:52撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
6
8/6 7:52
間ノ岳もなかなか男前でした。
間ノ岳。
2022年08月06日 09:25撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
11
8/6 9:25
間ノ岳。
農鳥小屋に到着。
2022年08月06日 12:39撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7
8/6 12:39
農鳥小屋に到着。
今日はテン場に1番乗り。
2022年08月06日 11:13撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
12
8/6 11:13
今日はテン場に1番乗り。
西農鳥岳の稜線がかっこ良い。
2022年08月06日 11:23撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
16
8/6 11:23
西農鳥岳の稜線がかっこ良い。
テントを立てたら、水場へ。
2022年08月06日 11:36撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7
8/6 11:36
テントを立てたら、水場へ。
南アルプス天然水がジャバジャバ。冷たくて美味しい。
2022年08月06日 11:46撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
17
8/6 11:46
南アルプス天然水がジャバジャバ。冷たくて美味しい。
農鳥小屋から見あげる間ノ岳。どっしり構えて素敵です。
2022年08月06日 18:45撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
11
8/6 18:45
農鳥小屋から見あげる間ノ岳。どっしり構えて素敵です。
西農鳥と農鳥岳。ギザギザの稜線がかっこ良い。明日行くから待ってろよ~。
2022年08月06日 18:46撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
9
8/6 18:46
西農鳥と農鳥岳。ギザギザの稜線がかっこ良い。明日行くから待ってろよ~。
間ノ岳の裾野に沈む夕日が綺麗でした。
2022年08月06日 18:46撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
11
8/6 18:46
間ノ岳の裾野に沈む夕日が綺麗でした。
◆3日目の朝。
午前0時30分起床で、2時前に歩き始める。今日は12時間超のロング行程。気合を入れて歩き始めます。まずは、西農鳥岳山頂。
2022年08月07日 02:33撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
12
8/7 2:33
◆3日目の朝。
午前0時30分起床で、2時前に歩き始める。今日は12時間超のロング行程。気合を入れて歩き始めます。まずは、西農鳥岳山頂。
お次は、農鳥岳。
2022年08月07日 03:09撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
10
8/7 3:09
お次は、農鳥岳。
大門沢下降点。鐘を打ち鳴らしました。(ここまでガッスガスでしたが、短い間隔で打たれたマーキングやケルンに助けられて歩くことができました。整備の方に感謝です。)
2022年08月07日 03:45撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
8
8/7 3:45
大門沢下降点。鐘を打ち鳴らしました。(ここまでガッスガスでしたが、短い間隔で打たれたマーキングやケルンに助けられて歩くことができました。整備の方に感謝です。)
広河内岳。
2022年08月07日 04:21撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7
8/7 4:21
広河内岳。
ようやく夜が明けてくる。
2022年08月07日 04:29撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
10
8/7 4:29
ようやく夜が明けてくる。
広河内岳からだいぶ下りてきました。
2022年08月07日 04:38撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
6
8/7 4:38
広河内岳からだいぶ下りてきました。
これから進む至高の縦走路。(右の尾根も魅力的ですが、ここには登山道は付いていないようです。)
2022年08月07日 04:38撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
8
8/7 4:38
これから進む至高の縦走路。(右の尾根も魅力的ですが、ここには登山道は付いていないようです。)
うわ~、最高の稜線やん!
2022年08月07日 04:42撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
11
8/7 4:42
うわ~、最高の稜線やん!
美しい空色。
2022年08月07日 04:51撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
13
8/7 4:51
美しい空色。
富士山、おはよう!
2022年08月07日 04:51撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
19
8/7 4:51
富士山、おはよう!
ダイナミックに変わる朝の光景。
2022年08月07日 04:54撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
11
8/7 4:54
ダイナミックに変わる朝の光景。
今日も日が昇る。
2022年08月07日 05:01撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
20
8/7 5:01
今日も日が昇る。
塩見が少し焼ける。
2022年08月07日 05:01撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
15
8/7 5:01
塩見が少し焼ける。
悪沢も焼ける。
2022年08月07日 05:02撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
10
8/7 5:02
悪沢も焼ける。
歩いてきた稜線を振り返る。北岳があんなに遠くになった。
2022年08月07日 05:18撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
9
8/7 5:18
歩いてきた稜線を振り返る。北岳があんなに遠くになった。
これから歩く稜線。綺麗だなぁ。
2022年08月07日 05:18撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
10
8/7 5:18
これから歩く稜線。綺麗だなぁ。
大籠岳。
2022年08月07日 05:40撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
6
8/7 5:40
大籠岳。
振り返ると北岳が遠望できる。
2022年08月07日 05:41撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/7 5:41
振り返ると北岳が遠望できる。
森林限界を越えた気持ち良い稜線を進む。
2022年08月07日 06:03撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
10
8/7 6:03
森林限界を越えた気持ち良い稜線を進む。
白河内岳から振り返る。
2022年08月07日 06:26撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/7 6:26
白河内岳から振り返る。
塩見も正面に見える。
2022年08月07日 06:27撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/7 6:27
塩見も正面に見える。
悪沢と蝙蝠岳。かっこいいですね。
2022年08月07日 06:27撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/7 6:27
悪沢と蝙蝠岳。かっこいいですね。
遥か彼方に笊ヶ岳。
2022年08月07日 06:28撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
11
8/7 6:28
遥か彼方に笊ヶ岳。
富士山は、いつでも最高!
2022年08月07日 06:29撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/7 6:29
富士山は、いつでも最高!
抜けるような青空が気持ち良い。
2022年08月07日 06:52撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
6
8/7 6:52
抜けるような青空が気持ち良い。
右手にはいつも蝙蝠岳。
2022年08月07日 07:17撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
8
8/7 7:17
右手にはいつも蝙蝠岳。
笹山北峰に到着!ここで大休止。湯を沸かし、パンとコーヒーを頂きます。
2022年08月07日 07:59撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
11
8/7 7:59
笹山北峰に到着!ここで大休止。湯を沸かし、パンとコーヒーを頂きます。
蝙蝠の両脇には、塩見と悪沢。この景色が見たかった。
2022年08月07日 07:59撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/7 7:59
蝙蝠の両脇には、塩見と悪沢。この景色が見たかった。
蝙蝠岳。
2022年08月07日 07:59撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
8
8/7 7:59
蝙蝠岳。
塩見岳。
2022年08月07日 08:00撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/7 8:00
塩見岳。
笹山南峰。(休憩中に追いついた写真の彼とここからしばらく行動を共にさせて頂きました)
2022年08月07日 09:16撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
11
8/7 9:16
笹山南峰。(休憩中に追いついた写真の彼とここからしばらく行動を共にさせて頂きました)
白剥山。樹林帯の中、どんどん高度を下げました。
2022年08月07日 10:38撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
5
8/7 10:38
白剥山。樹林帯の中、どんどん高度を下げました。
ようやく奈良田越に着地。もう2000mを切っています。
2022年08月07日 12:02撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/7 12:02
ようやく奈良田越に着地。もう2000mを切っています。
長~い林道を歩いて伝付峠へ到着!結構アップダウンも有り、予想以上に疲れた。
2022年08月07日 14:38撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7
8/7 14:38
長~い林道を歩いて伝付峠へ到着!結構アップダウンも有り、予想以上に疲れた。
伝付峠にテントを設営。今日は本当によく歩いた。ご飯を食べて、爆睡。ZZZzzz...。
2022年08月08日 05:26撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/8 5:26
伝付峠にテントを設営。今日は本当によく歩いた。ご飯を食べて、爆睡。ZZZzzz...。
◆4日目の朝。
気持ち良い朝を迎えます。
2022年08月08日 05:30撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
8
8/8 5:30
◆4日目の朝。
気持ち良い朝を迎えます。
まずは二軒小屋まで下りる。ここまでは、快適に整備された登山道でした。
2022年08月08日 06:59撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
6
8/8 6:59
まずは二軒小屋まで下りる。ここまでは、快適に整備された登山道でした。
二軒小屋ゲートに、チャリ一台。やるなぁ。
2022年08月08日 07:02撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7
8/8 7:02
二軒小屋ゲートに、チャリ一台。やるなぁ。
ものすごい勢いの水が出ています。
2022年08月08日 07:03撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
10
8/8 7:03
ものすごい勢いの水が出ています。
お~、ここから千枚に行けるのか?(でも、一緒に歩いた彼が「辛い登りだからオススメしない」と仰っていました)
2022年08月08日 07:05撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
6
8/8 7:05
お~、ここから千枚に行けるのか?(でも、一緒に歩いた彼が「辛い登りだからオススメしない」と仰っていました)
二軒小屋トンネルを抜けて進む。
2022年08月08日 07:16撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/8 7:16
二軒小屋トンネルを抜けて進む。
ようやく登山口。ここから蝙蝠尾根に取り付きます。
2022年08月08日 07:31撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
5
8/8 7:31
ようやく登山口。ここから蝙蝠尾根に取り付きます。
おっ、巨大人工設備に到着。疲れたので、ここで休憩します。
2022年08月08日 08:33撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
6
8/8 8:33
おっ、巨大人工設備に到着。疲れたので、ここで休憩します。
濡れた装備を全て乾かします。(テン泊縦走では、スキあらば装備を常に乾かします。ついでに汗でビショビショの自分も甲羅干し)
2022年08月08日 08:46撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/8 8:46
濡れた装備を全て乾かします。(テン泊縦走では、スキあらば装備を常に乾かします。ついでに汗でビショビショの自分も甲羅干し)
徳右衛門岳。けっこうでかいなぁ。
2022年08月08日 08:46撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/8 8:46
徳右衛門岳。けっこうでかいなぁ。
徳右衛門岳。上り詰めて、ようやくたどり着きました。ここでランチ休憩。その後、水を汲みに少し戻ります。
2022年08月08日 14:15撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/8 14:15
徳右衛門岳。上り詰めて、ようやくたどり着きました。ここでランチ休憩。その後、水を汲みに少し戻ります。
水場への入口。(上部から見下ろした図。左方向に道があります)
2022年08月08日 13:30撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/8 13:30
水場への入口。(上部から見下ろした図。左方向に道があります)
下から見るとこの光景。右の道を水場へと進みます。
2022年08月08日 13:30撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/8 13:30
下から見るとこの光景。右の道を水場へと進みます。
分かりやすい矢印に従って進む。
2022年08月08日 13:35撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/8 13:35
分かりやすい矢印に従って進む。
斜面中腹のぽっかり空いた木の根の下の穴が水場です。貴重な水を補給しました。(この後、鬼の水ボッカが始まります)
2022年08月08日 13:36撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/8 13:36
斜面中腹のぽっかり空いた木の根の下の穴が水場です。貴重な水を補給しました。(この後、鬼の水ボッカが始まります)
ひーひー言いながら、水を担ぎ上げる。途中、ビューポイントから目指す蝙蝠岳が見えた。まだ遠いなぁ。(この後、雨に降られる)
2022年08月08日 14:34撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/8 14:34
ひーひー言いながら、水を担ぎ上げる。途中、ビューポイントから目指す蝙蝠岳が見えた。まだ遠いなぁ。(この後、雨に降られる)
ようやく樹林帯を抜けた。稜線に出た途端、強風の洗礼を受ける。
2022年08月08日 15:43撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/8 15:43
ようやく樹林帯を抜けた。稜線に出た途端、強風の洗礼を受ける。
上り詰めて、蝙蝠岳に到着!もうヘトヘトです。
2022年08月08日 16:32撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/8 16:32
上り詰めて、蝙蝠岳に到着!もうヘトヘトです。
おーっ、最高の一等地を発見!
2022年08月08日 16:32撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/8 16:32
おーっ、最高の一等地を発見!
今日の我が家。山頂まで徒歩1分の好立地です。稜線上に吹く強い西風もここなら凌げる。ひと安心です。
2022年08月08日 18:46撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/8 18:46
今日の我が家。山頂まで徒歩1分の好立地です。稜線上に吹く強い西風もここなら凌げる。ひと安心です。
◆5日目の朝。
今日はここで停滞なので、山頂脇でのんびり過ごしました。塩見小屋からやってくるピストンの方とお話させて頂きました。
2022年08月09日 09:44撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/9 9:44
◆5日目の朝。
今日はここで停滞なので、山頂脇でのんびり過ごしました。塩見小屋からやってくるピストンの方とお話させて頂きました。
テン場前には、白嶺南嶺の稜線が広がっています。笹山は良いお山ですね。
2022年08月09日 09:47撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/9 9:47
テン場前には、白嶺南嶺の稜線が広がっています。笹山は良いお山ですね。
さぁ、今日もまた水場へ下ります。
2022年08月09日 10:00撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/9 10:00
さぁ、今日もまた水場へ下ります。
少し下って、振り返る。やっぱ、かっこええわぁ。
2022年08月09日 10:06撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/9 10:06
少し下って、振り返る。やっぱ、かっこええわぁ。
どんどん下りて、展望ポイントから蝙蝠岳を振り返る。
2022年08月09日 10:52撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7
8/9 10:52
どんどん下りて、展望ポイントから蝙蝠岳を振り返る。
再び徳右衛門岳。今日も水場を往復しました。
2022年08月09日 11:08撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
7
8/9 11:08
再び徳右衛門岳。今日も水場を往復しました。
山頂へと戻る。
2022年08月09日 12:53撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/9 12:53
山頂へと戻る。
ここの登れば山頂です。
2022年08月09日 13:19撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/9 13:19
ここの登れば山頂です。
お待たせ!(午後もまったり過ごしました)
2022年08月09日 13:31撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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8/9 13:31
お待たせ!(午後もまったり過ごしました)
◆6日目の朝。
今日はまたまたロング行程。午前3時半からヘッデンを点けて歩き始めます。
2022年08月10日 03:34撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7
8/10 3:34
◆6日目の朝。
今日はまたまたロング行程。午前3時半からヘッデンを点けて歩き始めます。
空色が綺麗でした。
2022年08月10日 04:04撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7
8/10 4:04
空色が綺麗でした。
振り返れば、蝙蝠岳と富士山。美しい2ショットです。
2022年08月10日 04:44撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
18
8/10 4:44
振り返れば、蝙蝠岳と富士山。美しい2ショットです。
悪沢と蝙蝠岳。
2022年08月10日 04:44撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 4:44
悪沢と蝙蝠岳。
絶景に息を呑む。
2022年08月10日 04:47撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
13
8/10 4:47
絶景に息を呑む。
どっしり構えた蝙蝠岳。最高にかっこいい。
2022年08月10日 04:49撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
10
8/10 4:49
どっしり構えた蝙蝠岳。最高にかっこいい。
モルゲンロート。
2022年08月10日 04:59撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
15
8/10 4:59
モルゲンロート。
美しい夜明けでした。
2022年08月10日 05:01撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
11
8/10 5:01
美しい夜明けでした。
歩いてきた稜線を何度も振り返る。
2022年08月10日 05:01撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7
8/10 5:01
歩いてきた稜線を何度も振り返る。
悪沢と蝙蝠。
2022年08月10日 05:01撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7
8/10 5:01
悪沢と蝙蝠。
塩見岳。
2022年08月10日 05:01撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 5:01
塩見岳。
ミネウスユキソウ。
2022年08月10日 05:07撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
11
8/10 5:07
ミネウスユキソウ。
タカネツメクサ。バックは蝙蝠岳。
2022年08月10日 05:08撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
8
8/10 5:08
タカネツメクサ。バックは蝙蝠岳。
気持ち良すぎる。
2022年08月10日 05:14撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 5:14
気持ち良すぎる。
かっこいい蝙蝠岳の稜線。いつまでも眺めていたい。
2022年08月10日 05:14撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
12
8/10 5:14
かっこいい蝙蝠岳の稜線。いつまでも眺めていたい。
どでかい悪沢もかっこ良い。
2022年08月10日 05:14撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
8
8/10 5:14
どでかい悪沢もかっこ良い。
蝙蝠と富士山。
2022年08月10日 05:43撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
8
8/10 5:43
蝙蝠と富士山。
塩見岳東峰。
2022年08月10日 06:03撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12
8/10 6:03
塩見岳東峰。
塩見岳西峰。周囲はガッスガスでなんにも見えません。(;_;)
2022年08月10日 06:24撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
10
8/10 6:24
塩見岳西峰。周囲はガッスガスでなんにも見えません。(;_;)
イワギキョウ。
2022年08月10日 06:29撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
8
8/10 6:29
イワギキョウ。
塩見小屋まで下りました。
2022年08月10日 07:14撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 7:14
塩見小屋まで下りました。
中を覗く。コロナ対策も万全の綺麗な小屋でした。
2022年08月10日 07:30撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
12
8/10 7:30
中を覗く。コロナ対策も万全の綺麗な小屋でした。
おおっ、いきなりTJARトップ選手・土井さんと遭遇。急いで写真に収めるも、背中はすぐに見えなくなりました。(塩見岳で出会った女性と、三伏峠小屋まで一緒に歩かせて頂きました。お話させて頂き、元気をもらいました)
2022年08月10日 08:13撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 8:13
おおっ、いきなりTJARトップ選手・土井さんと遭遇。急いで写真に収めるも、背中はすぐに見えなくなりました。(塩見岳で出会った女性と、三伏峠小屋まで一緒に歩かせて頂きました。お話させて頂き、元気をもらいました)
トモエシオガマ。可愛い。
2022年08月10日 09:44撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
8
8/10 9:44
トモエシオガマ。可愛い。
三伏山。
2022年08月10日 10:20撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 10:20
三伏山。
三伏峠小屋に到着!ここはTJARのチェックポイントになっていました。この時点での通過選手は土井さん一人のみでした。
2022年08月10日 10:33撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
18
8/10 10:33
三伏峠小屋に到着!ここはTJARのチェックポイントになっていました。この時点での通過選手は土井さん一人のみでした。
今日の我が家。この日のテン場は大盛況。最終的に50~60張りはあったと思います。
2022年08月10日 18:10撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 18:10
今日の我が家。この日のテン場は大盛況。最終的に50~60張りはあったと思います。
TJAR受付のすぐ近くに張りました。
2022年08月10日 18:10撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
10
8/10 18:10
TJAR受付のすぐ近くに張りました。
テント設営後、百高山のピークを取りに行きます。
2022年08月10日 12:03撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 12:03
テント設営後、百高山のピークを取りに行きます。
烏帽子岳、ゲット!ガッスガスで周囲は何も見えません。(;_;)
2022年08月10日 12:31撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
9
8/10 12:31
烏帽子岳、ゲット!ガッスガスで周囲は何も見えません。(;_;)
イワツメクサ。
2022年08月10日 12:39撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 12:39
イワツメクサ。
前小河内岳。
2022年08月10日 13:10撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 13:10
前小河内岳。
小河内岳、ゲット!
2022年08月10日 13:49撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 13:49
小河内岳、ゲット!
小河内小屋に立ち寄ります。
2022年08月10日 13:50撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
7
8/10 13:50
小河内小屋に立ち寄ります。
小河内小屋。ここで小屋番のおっちゃんとお話させて頂きました。
2022年08月10日 14:34撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
6
8/10 14:34
小河内小屋。ここで小屋番のおっちゃんとお話させて頂きました。
対岸にはカッコ良い蝙蝠岳。
2022年08月10日 14:22撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
8
8/10 14:22
対岸にはカッコ良い蝙蝠岳。
悪沢の裾野も見えてきました。かっこいい。
2022年08月10日 14:30撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
6
8/10 14:30
悪沢の裾野も見えてきました。かっこいい。
小河内小屋、さようなら。お世話になりました。いつの日か、また戻ってくるよ!
2022年08月10日 14:45撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
8
8/10 14:45
小河内小屋、さようなら。お世話になりました。いつの日か、また戻ってくるよ!
この縦走路もかっこいいね。またいつの日か歩いてみたい。
2022年08月10日 14:39撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 14:39
この縦走路もかっこいいね。またいつの日か歩いてみたい。
ハクサンフウロ。可愛い。
2022年08月10日 14:54撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
9
8/10 14:54
ハクサンフウロ。可愛い。
おおっ、なんと雷鳥さん親子が登山道に飛び出してきました。
2022年08月10日 15:08撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 15:08
おおっ、なんと雷鳥さん親子が登山道に飛び出してきました。
お母さん。
2022年08月10日 15:08撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 15:08
お母さん。
少し大きくなった子供。
2022年08月10日 15:09撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 15:09
少し大きくなった子供。
お母さんが進むと、
2022年08月10日 15:10撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 15:10
お母さんが進むと、
子供も続きます。
2022年08月10日 15:11撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 15:11
子供も続きます。
見晴らしの良い岩の上に仲良く並んで。
2022年08月10日 15:12撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 15:12
見晴らしの良い岩の上に仲良く並んで。
可愛い2ショット。本当に突然のことでびっくりしました。どうも、ありがとうございました。
2022年08月10日 15:13撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
22
8/10 15:13
可愛い2ショット。本当に突然のことでびっくりしました。どうも、ありがとうございました。
斜面の崩壊ぶりが豪快です。南アルプスあるあるですね。
2022年08月10日 15:31撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 15:31
斜面の崩壊ぶりが豪快です。南アルプスあるあるですね。
急斜面に咲くお花畑。見事です。
2022年08月10日 15:48撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 15:48
急斜面に咲くお花畑。見事です。
タカネナデシコとアオノツガザクラ。
2022年08月10日 15:48撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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8/10 15:48
タカネナデシコとアオノツガザクラ。
ミネウスユキソウ。
2022年08月10日 15:48撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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ミネウスユキソウ。
タカネマツムシソウ。
2022年08月10日 15:49撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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タカネマツムシソウ。
ヒメコゴメグサ。
2022年08月10日 16:03撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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ヒメコゴメグサ。
◆7日目の朝。テン場から見上げると、真っ赤に染まる空に塩見が浮かぶ。最後に良い物を見せて頂きました。
2022年08月11日 04:46撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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◆7日目の朝。テン場から見上げると、真っ赤に染まる空に塩見が浮かぶ。最後に良い物を見せて頂きました。
鳥倉登山口まで下りてきました。
2022年08月11日 08:36撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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鳥倉登山口まで下りてきました。
朝一のバスが到着。多くの人がここから入山されます。(このバスで松川ICに移動しました)
2022年08月11日 08:36撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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朝一のバスが到着。多くの人がここから入山されます。(このバスで松川ICに移動しました)
松川ICバス停にザックをデポして、清流苑のお風呂にGo!(無精髭も剃って、綺麗さっぱり)
2022年08月11日 11:52撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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松川ICバス停にザックをデポして、清流苑のお風呂にGo!(無精髭も剃って、綺麗さっぱり)
とんかつ定食、ご飯大盛り!ご飯はどんぶり鉢にてんこ盛りで迫力ありました。でも、縦走後は無敵の胃袋で無事完食。
2022年08月11日 13:25撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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とんかつ定食、ご飯大盛り!ご飯はどんぶり鉢にてんこ盛りで迫力ありました。でも、縦走後は無敵の胃袋で無事完食。
松川ICまではこの地の特産品である林檎畑の脇を歩く。南アルプスの山々が遠望できる気持ち良い道でした。松川ICより大阪行きの高速バスへ乗る。お疲れ様でした。
2022年08月11日 16:37撮影 by  E-M1MarkII , OLYMPUS CORPORATION
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松川ICまではこの地の特産品である林檎畑の脇を歩く。南アルプスの山々が遠望できる気持ち良い道でした。松川ICより大阪行きの高速バスへ乗る。お疲れ様でした。

感想

いざ、南アの稜線へ。

ずっと温め続けてきた稜線歩きの計画を実行に移す時が来た。天気予報は雨予報を告げるが、果たしてどうなることやら。

◆1日目 広河原~北岳肩の小屋(テント泊)
京都から夜行バスを乗り継ぎ広河原に下り立つ。おっ、北岳が見えてる。幸先良いスタートだ。広河原インフォメーションセンターで登山届を提出し、登山道の状況を確認する。今回予定のコースに特に通行止めやクマ発生情報などは寄せられていないことを知り、まずは一安心。そこで準備を整え歩き始めた。

美しい白根御池を越え、急登に取り付く。喘ぎながら、どんどん高度を上げると八本場のコルが対岸に見えた。ボーコン沢の頭からもいつか歩いてみたい稜線だ。なんとか山頂へと続く稜線に乗る。そこでランチ休憩を取り、空荷で小太郎山をピストンした。無事、百高山1座目ゲットだ!

その日は、肩の小屋まで。天気が崩れる予報だったのでテン場はガラガラ。綺麗に整地された一等地に我が家を設営。夕方、小雨がぱらつい程度であった。なんとかきつい初日をやり過ごして、安堵した。

◆2日目 北岳肩の小屋~農鳥小屋(テント泊)
3時起床で4時半に出発。午後から崩れる予報と聞き、午前中に農鳥小屋まで移動する計画だ。朝からガスがかかっていたが、しばらく山頂に居ると時折周囲の景色が開けた。高いお山の山頂では、なかなかばっちりの眺望を見ることは難しい。まだまだ、縦走も始まったばかりで、この先は長い。慎重に進もうと思った。

北岳山荘まで下りて、小屋に立ち寄る。水はもらえるかと、そこに居る人に声をかけると、診療所の学生さんだった。すぐに確認してもらえ、蛇口から取って良いとのこと。小屋は営業はしていないが、水の無償提供は縦走者にはありがたいサービスだ。感謝です。

でっかい間ノ岳を越え、農鳥小屋へと下りる。久々に農鳥小屋の名物おやじさんと再会した。おやじさん、耳が遠くなったらしく、大きな声でテント1泊の要望を伝える。先に張って、その後すぐに受付して欲しい、とのことでした。

テン場は一番乗り。登山道脇の水はけの良さそうな一等地を確保した。テント設営後、受付に行くと女性の小屋番さんが対応してくれた。この先の白峰南嶺の登山道情報を聞けば、伝付峠までは問題ない。その先の笊ヶ岳までは、最近入ったと聞かないが、問題ないだろうとのことでした。現地で生の情報が一番だが、事前のネットで入手した情報と一致する。ひとまず、一安心だ。後は天候が持ってくれることを祈るばかり。

昼からは何もすることがないが、その日のテン場には、ぞくぞくと個性的な人たちが集結。テン場でゆったりとお話させて頂き、ひとときの休息の時間を楽しんだ。翌日の長期行動に備えて早めに就寝。

◆3日目 農鳥小屋~白峰南嶺~伝付峠(テント泊)
0時半起床で2時前にテン場を出発。ヘッデンの光を頼りに、西農鳥の急登を登る。今日は朝からガッスガス。道を外さないように慎重に進んだ。西農鳥、農鳥、大門沢下降点、広河内岳まで進んだところで、ようやく夜が明けた。ここからは初めて歩く稜線だ。ヘッデンをしまって進む。

朝一はガスに巻かれたが、日が昇るとガスが切れた。今日は絶好の登山日和だ。遠く笊ヶ岳まで丸見えでした。(この時はまだ、笊ヶ岳までピストンしようと思っていた)
気分アゲアゲで素晴らしい稜線を進む。

白河内岳で小休止。ここからの展望は素晴らしい。対岸の蝙蝠岳や両脇の塩見、悪沢の絶景を楽しんだ。さらに進んで笹山(黒河内岳)に到着!ここで、ランチ休憩。湯を沸かしてパンとコーヒーを頂いた。ゆったり休憩していると、昨日テン場での隣接テントの方が追い付かれた。

静岡から来られたソロの方で、ものすごいパワーのある人でした。今回は、南ア5度目の縦走チャレンジで、今回は、畑薙ダムからチャリで椹島に入り、赤石岳から塩見、間ノ岳、農鳥を周回して伝付峠から二軒小屋に下りて椹島に歩いて、更にチャリで繋ぐという、超絶ロングな縦走者でした。この日、進むコースは同じなので、伝付峠まではご一緒させて頂いた。(取り付きも困難な白峰南嶺では、誰にも会わないのでは?と心配していたが、期せずして一緒に歩ける同志を得て本当に心強かったです。どうもありがとうございました)

この方は、高山病体質らしく、奈良田越まで下りてきたら酸素が満ちて体も動くようになった。軽量化のためシュラフカバーしか持ってきていないとのことで、標高を下げるとより暖かくなり、ゆっくり寝れる、っておっしゃっていました。やるな〜。山開き前に富士山日帰り弾丸トレとかチャリで富士山周回トレとかバリバリ体育会系なお方でした。

無事、伝付峠までたどり着き、そこにテントを設営。長丁場を乗り切ったことに安堵した。一緒に歩いた方は、更に二軒小屋まで行くとのことで、ここまで歩いて頂いたお礼を言って別れた。またどこかのお山でお会いできればと思った。

◆4日目 伝付峠~二軒小屋~蝙蝠岳(テント泊)
当初は、伝付峠から笊ヶ岳をピストンする計画を立てていた。でも、奈良田越からの長~い林道歩きに嫌気が差し、笊ヶ岳はパスして蝙蝠岳に向かうことに予定を変更。まずは二軒小屋に下りた。

二軒小屋は噂に違わず美しい小屋でした。今年は営業していませんが、ここはいつか小屋にも泊まってみたい。山に登らずともゆったり時間を過ごすのに良い小屋だと思います。

ここからは大井川東俣の林道をしばらく進んで、蝙蝠尾根の登山口に取り付く。最初の急登をなんとかやり過ごせば、そこから徳右衛門岳までは良く整備された登山道が続いていた。マイナールートではあるが予想外に手が入っていた。整備されている方々に感謝です。

徳右衛門岳でランチ休憩。ここまで来れば標高2600m。蝙蝠岳までは標高差約260mでターゲットロックオン。徳右衛門岳直下にある最終水場で水を汲み、鬼の水ボッカで蝙蝠岳を目指す。

ジリジリと標高を上げていくと、雲行きが怪しくなり、本降りの雨に降られる。ここで今回初のカッパを着る。一瞬遠くで雷の音を聞き、たじろぐ。森林限界を越えて蝙蝠岳に進んで良いものか?それとも、樹林帯に留まるべきか?しばし思案していたが、雷は続かなかった。気になっていた気圧の低下も、ここに来て下げ止まっている。おそらく天気は大丈夫、と判断して先へと進む。

ピーク2720mでついに森林限界を越える。この日はガッスガスで蝙蝠岳への展望無し。稜線上は予想通り西風が強い。風が避けられるテン泊適地を探しつつ、前に進む。西風を避けられる場所に、よく整地されたテン泊適地を見つけてそこにザックをデポ。そこからは空荷で山頂に偵察に行く。ガスが濃く山頂直前まで見通しが利かない。いくつか候補地を見つけたが、山頂直下に最高級の一等地を見つけてそこに決定。デポしたザックを取りに戻り、日が落ちる前にテントを設営。これで一安心だ。

ようやく夢の蝙蝠岳テン泊が実現。この日はガッスガスだったが、ワクワクしながら翌朝を待った。

◆5日目 蝙蝠岳(テント泊)~徳右衛門岳(水場ピストン)
朝、テントから顔を覗かせるもガッスガスで視界なし。今日は日の出は拝めないとフテ寝に入る。明るくなってテントで朝食を食べてゆっくりしていると、人の声がする。見れば山頂に人が立っていた。外に出て少しお話させて頂く。この方は前日は、仙塩尾根でツェルトでビバークしたが、風がきつくて寝ることができず、夜中から歩いてここまで来られた。すごい縦走者だなぁと思った。風を避けられるなら次はここで張ります。って仰っていました。

蝙蝠岳は南アのど真ん中、辺鄙な所にあるので、誰も来ないだろうと予想していたが、この日は違った。塩見小屋泊まりの方が何人か、蝙蝠岳をピストンして帰って行かれた。その中のお一人が驚きのスーパーおばあちゃんでした。

この方、御年74.5才。それで蝙蝠岳に遊びに来られていた。お元気にもほどがある。八ヶ岳の麓に住んでいるとのことで、若い頃は小同心や大同心など、ロッククライミングもやられていたそうです。でも、最近は寒い中待つの辛くてロッククライミングはもうやっていない、そうな。

登った山の経歴は、ものすごい。登山者憧れのマッターホルンのお話もお聞きした。なんでも、近くのお山(多分、ブライトホルン)でテストを受けてそれをパスした者だけが登ることを許されるそうです。当然、おばあちゃんはそれをパスして山頂を踏んだとのこと。すっげ〜、かっこ良過ぎる。

フランスの白き山モンブラン、アフリカ大陸最高峰キリマンジャロ、中国の5800mの未踏峰にも登った経験もあるという。そして、ネパールのエベレスト街道を歩いてエベレストもこの目で見たというなんでも有りのびっくり仰天、おばあちゃんでした。

80才までは山に登りたいと仰っていました。「私もおばあちゃんのような年齢になっても蝙蝠岳に元気に遊びに来れるような山屋を目指すよ。いつまでもお元気で。」と言って別れた。この方からは大いにパワーを頂いた。貴重な出会いに感謝です。

昼からは天気が崩れるとの情報を聞いて、早めに徳右衛門岳の水場に水汲みのピストンをしてテントに戻る。午後からは一人まったり最高の時間を過ごした。この一日は忘れがたい経験でした。

◆6日目 蝙蝠岳~塩見岳~三伏峠(テント泊)~小河内岳(ピストン)
午前2時に起床で、3時半に出発。この日の行程も12時間超のロングだ。ただし、ちょっと厄介なことに。ヘッドライト(BDのリボルト)が不調でモバイルバッテリーからの充電が上手く機能しなかった。白峰南嶺の長時間行動で照度の落ちたヘッデンでのナイトハイクとなった。

この日の蝙蝠岳は濃いガスに包まれる。視界は5m程度で苦戦。いきなり蝙蝠岳のなだらかな山頂で道を見失う。スマホのGPSアプリを使って、登山道に復帰して慎重に進む。

ハイマツ帯の合間を進んでいる時、あろうことか登山道のヘリを踏み抜いた。気がつけば足をハイマツに引っ掛けた状態で、ザックを背に斜面に止まっていた。

長期縦走終盤で荷物が減ったとはいえ、長時間行動に備えて行動用の水3.5Lをフルに担ぐザックは相当重い。火事場の馬鹿力で体制を整え、スリッピーな斜面に手こずりながらも登山道に這い上がって一息付いた。ザックを下ろして、クエン酸チャージを飲んでしばし休憩。心臓バクバクを落ち着ける。

危ない所だったが、すんでの所で山の神に救われた。ありがとうございます。もう直ぐ夜明けだ。ここからは、亀モードに切り替えて、ジリジリと進んだ。

マジックアワーに突入し、空色がダイナミックに変化する。周りの景色に心を奪われた。この中でさっきまで足掻いていたことが嘘の様だ。周囲はすでに明るく、もうヘッデンは必要無い。明るい太陽の光に感謝した。

蝙蝠尾根を進んで、塩見への登山道へ合流。先行する登山者は、もう山頂に居る。ゆるゆると高度を上げて山頂に到着。残念ながらガッスガスで視界無し。しばらく粘るもほとんど変化無し。今日は無理っぽい。下山を始めて、まずは塩見小屋を目指した。

少し進むと山頂でお会いした女性に追いついた。今日は鳥倉登山口の駐車場まで下りるとのことでしたので、三伏峠小屋までご一緒させて頂いた。

塩見小屋で、昨日のスーパーおばあちゃんにお会いできるかと小屋を覗いてみたが、朝早くに出発されたとのことでした。前日お会いした時は、お酒は嫌いではない、小屋に帰ってビールを飲もうって、塩見小屋に帰って行かれました。今度は、どこかの山小屋で飲み交わしたいと思いました。

塩見小屋を過ぎた辺りで、TJARのトップ選手に抜かれる。「頑張って下さい。」と声援を送るもすぐに背中は見えなくなった。(TJARを開催中であることは塩見山頂で人から聞いて知った)。

女性から、がんを患い、抗がん剤治療で一時山を歩けない辛い時期があった、ことを聞く。そこから山を歩きたい一心で、地元の丹沢の山に通ってここまで戻した。今度は甲斐駒の黒戸尾根に挑戦したいとのこと。「自分の足で塩見岳まで歩ける人は、もうどこのお山でも行けると思います。体力が戻って良かったですね。」辛い経験を乗り越えて、本当に山を楽しんでいる様子が良く判った。前を向いて生きる人の姿は素晴らしい。この方の山に対する姿勢からも大いにインスパイアされた。

女性はその日に下山されるということで、三伏峠小屋で歩いてもらったお礼を言ってお別れした。またどこかのお山でお会いできればと思います。

良いペースで進んだので、まだ時間に余裕が有る。テントを設営、昼食の後、空荷で百高山2座(烏帽子岳、小河内岳)のピークハントに向かう。烏帽子岳はガッスガスで視界無し。(;_;)

更に進むと、TJARの大会スタッフの方に抜かれる。ちょっと時間ができたので小河内岳までピストンだとか。前回はTJARに選手としてエントリーされていたそうで、スタッフも凄い方ばかりですね。

いくつかのアップダウンを越えて、小河内岳に到着。脇の小河内岳避難小屋で休憩させて頂いた。小屋の前の小屋番さんと少しお話させて頂く。

徳右衛門岳の水場で水を汲んで、蝙蝠岳山頂でテン泊したことを伝えると、「水場の看板はまだあったか?」と聞く。聞けば、おっちゃんが整備されたとのこと。少し壊れていたけど、あの看板のお陰で水場に辿り着けたとお礼を言った。更に、白峰南嶺の笹山から奈良田越までの整備も、昨年おっちゃんが担当したとのこと。道理で、歩き易いはずだ。おっちゃんの様な方がいて、登山者が安心して山で遊べる。本当に感謝ですね。

よい時間となったので、いろいろとお世話になったお礼を言ってそこで別れた。最後に、雷鳥に出会うハプニングまで。お山の神様ありがとうございます。

夕方、夕立が来てテントの屋根を叩いたが、すぐに雨は止んだ。ラッキー。明日は下山、久々にお風呂が待ち遠しい。

◆7日目 三伏峠~鳥倉登山口 移動(鳥倉⇒松川IC⇒大阪)
今日は山を下りるだけ。ゆっくり起きて、皆が大方出発した後にテントを撤収して、下山を開始。鳥倉からの松川ICまでバスに乗る。松川ICからは清流宛まで歩いて、そこでお風呂にドボン。体を洗って無精髭も剃り、綺麗さっぱり下界に戻る準備が整った。最後は松川ICに戻り、大阪行きの高速バスに乗った。

いろいろあったが、白峰南嶺と蝙蝠尾根は忘れがたい経験となった。南アルプスはでかい。でかい山を繋げて歩くことも面白いが、そこに惹かれる人もまた面白いと思った。今度はまた赤石岳を繋げて歩きたいなぁと思った。

今日も良い山でした。
(1日の消費量 水3.5L、燃料80ml(夜30ml+朝30ml+昼20ml)
 初期荷重18kg(水込)、アルファ米 12/14食)

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コメント

kickeyさん、お久しぶり。

今回も一週間にわたる超ロングトレイル。私もあこがれた白峰南陵と蝙蝠尾根。特に北俣岳から眺めた蝙蝠岳へのあのたおやかな稜線は一度は歩いてみたいと今でも思っています。
白峰南陵の方も広河内岳を恨めしく見上げながら大門沢へ下りましたし、奈良田で笹山への登山口を見つけていつか歩けたらなあと思ったものです。
そうした南アルプスでも最深のルート、しかも今は二軒小屋も利用できないという条件のもと、歩き通されたことに敬意を表します。多少ガスが出たり雨に降られたりも有ったようですが、これだけ長い期間好条件で歩けたのは運がとても良かったと思います。
奇しくも4年前に起点も終点も同じ山行(私は広河原からバスで野呂川林道まで行き、そこから両俣小屋から仙塩尾根へ上がって塩見へ抜け、三伏峠から鳥倉へ下山しました)をしましたが、歩いた距離は半分でした。
いかにもkickeyさんらしい縦走記録、写真と合わせて楽しませてもらいました。
2022/8/13 21:02
chamchanさん、毎度!

テン泊でしか行けない山域を気合を入れて歩いてきました。長期縦走では、天候も心配事の一つでしたが今回は大きく崩れることなく、憧れの稜線は私を温かく迎え入れてくれました。

思い返せば7年前、南ア縦走時に、広河内岳(白嶺南嶺の入口)をピストンして農鳥小屋に戻った時、「ノロマなテントは君か?」と農鳥小屋の名物おやじさんにドヤされながらも、話をする内に「笹山の稜線は最高やで」とおやじさんに白嶺南嶺の魅力を教えてもらったことがここを歩こうと思ったきっかけとなりました。その縦走時に塩見から眺めた蝙蝠のたおやかな尾根はまた最高で、ここもいつか歩いてみたいとずっと思っていました。

人影まばらな白嶺南嶺や蝙蝠尾根では誰とも会わないかも、と覚悟していたのですが、事前の予想に反して素晴らしい出会いも多くあり、忘れがたい経験となりました。

どでかいお山を繋ぐ南アルプスの稜線。小河内岳避難小屋のおっちゃん(もともと北アの船窪の小屋番さん)と話をしたとき、「もっと交通の便が良くなればもっと人が来るのに」と私が言ったのに対し、「南アルプスは人があまり入らず、このまま自然のままの環境を保つのが良い。」との答えが印象的でした。

また、機会を見つけて歩きたいと思います。
2022/8/14 20:46
Kickeyさん こんばんは🌠

いいなあ、素晴らしい(羨ましい!!)南アルプスの縦走レコですね♫

わたしもヒーヒー言いながら北岳に登ったことが懐かしいです
肩の小屋のテン場から見た朝日と富士山も素晴らしかったなと思い出されました

北岳山頂では、夕陽を見たあと、間ノ岳へと続く天空の稜線を眺めました
そしていつかは自分も、美しい稜線を歩きたいなと誓いました
まずは、奈良田まで縦走するのが目標かなと思っています

今回もkickeyさんが出逢われた方々は、魅力的な人たちばかりですね
わたしもお会いしてお話しを伺ったような気分になりました
特に「スーパーおばあちゃん」憧れるなあ!あやかりたいなあ😊
(いつも思いますが、縦走の後のお風呂って天国ですよね!)

ロングの縦走、お帰りなさい&お疲れ様でした😊
2022/8/13 23:52
あやちゃん、毎度!

南アの稜線歩きを満喫しました。いつでもでっかい富士山を見ながら歩ける天空のハイウェイは最高です。まずは、白峰三山縦走からかな。大門沢から奈良田に下りるのは標高差が大きい激下りだから膝をいわせないように注意が必要ですね。

スーパーおばあちゃんは、本当に山の達人でした。山深い蝙蝠岳でのまさかの出会いには正直驚きました。蝙蝠岳山頂に腰を下ろしてお話させて頂いた時間はほんの僅かでしたが、めっちゃ印象に残っていますね。ジャンや北鎌尾根は若い頃にガイドを付けて歩いたと伺いました。クライミングの確かな技術を身に付けた人にとっては、道迷いを避ければなんとかなるそうです。

山の付き合い方は人それぞれ、自分ができる範囲で楽しいことを見つけて皆遊んでいる。山は懐が深いから、それができる。年齢に応じて山との付き合い方を変えていけば、いつまでも山で楽しく遊べる。おばあちゃんからは、こっちが元気をもらいましたね。

高山病を克服して、天空のハイウェイへGo!

いろいろ私なりに考えた結果、高山病対策はやっぱこれしかないと思う。息を吐き切ること。どれだけ吐いても、少し息が肺に残る。これをいかに吐き切るかに集中する。肺は風船のようなもの、吐ききれば勝手に息は入ってくるので、とにかく強く吐き切ることに意識を集中する。これが一番効率よく肺を使う方法だと思います。

肺は人の臓器にあって非常に特殊なもので、普段は自律神経が制御しているのに、自分で意識して制御(呼吸)もできる。横隔膜を鍛えて、登りに強くなる。酸素を取り入れる意味でも、熱くなった体の熱交換をする意味でも呼吸は重要です。そして、それは普段の金剛山や岩湧山でもトレーニングできる。私からあやちゃんに送る全力のアドバイスです。

頑張ってね〜。
2022/8/14 20:50
先程別のアプリでも返信しましたが。
京都から移動の、南アルプス縦走お疲れ様でした!蝙蝠に2泊ということは、かなり良いところだったのだと察します。蝙蝠からの笹山方面の景色はいかがだったでしょうか?笹山からあの景色だとさぞかし逆もかなりの景観なのでは?
 またどこかでお会いした時は、よろしくお願いいたします!
2022/8/14 19:19
この度は、大変お世話になりました。山深い白峰南嶺をご一緒させて頂いた経験は忘れることはないでしょう。

あの日、教えて頂いた伝付峠のテン場の一等地は最高で、長時間行動で最高に疲れたこともあり、速攻で泥の様に眠り、爽やかな朝を迎えることができましたよ!

二軒小屋から東俣を進んで取り付いた蝙蝠尾根は、思った通り良い尾根でした。(千枚岳へのドMな急登とは一味違う!)。長くて標高差も有り、馬力は必要ですが、道は良く整備されており快適に歩けました。長い距離を歩いて森林限界を越えて見えた蝙蝠はめっちゃめちゃかっこよかったですよ。おすすめです。

山頂に2泊したのですが、蝙蝠山頂はガスが濃く、楽しみにしていた悪沢岳の絶景をクリアに見ることはできませんでしたが、個性的な人達との出会いもあり、本当に行って良かったと思います。

チャリまでも取り入れたタフな山行きに、5度のチャレンジとなる強靭な精神力は感服です!またどこかのお山でお会いできればと思います。どうもありがとうございました。
2022/8/14 21:00
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