上高地〜槍ヶ岳〜南岳〜大キレット〜北穂高〜上高地

2014年07月21日(月) 〜 2014年07月26日(土)

• GPS: 37:32
• 距離: 51.2km
• 登り: 3,396m
• 下り: 3,381m

コースタイム

1日目：09:11 上高地（バス乗場）〜12:25 横尾〜15:05 槍沢キャンプ場(ババ平)
2日目：06:50 槍沢キャンプ場〜10:40 殺生ヒュッテ〜【テント設営、昼食など】〜
12:28 殺生ヒュッテ〜12:36 東鎌尾根(分岐)〜13:05 槍ヶ岳山荘〜
13:48 槍ヶ岳山頂〜14:15 槍ヶ岳山荘〜14:35 殺生ヒュッテ
3日目：06:23 殺生ヒュッテ〜06:56 槍ヶ岳山荘〜07:17 飛騨乗越〜07:47 大喰岳〜08:27 中岳〜10:11 南岳〜10:23 南岳小屋　
4日目：南岳小屋（天候不良により停滞）
5日目：07:00 南岳〜長谷川ピーク〜A沢コル〜11:50北穂高小屋（ピーク）〜13:52 涸沢ヒュッテ
6日目：05:20 涸沢ヒュッテ〜07:43 横尾〜10:25 上高地（バス乗場）

天候

7/21：晴れ（上高地〜槍沢）
7/22：晴れ時々曇り（槍沢〜殺生＆槍）
7/23：晴れ後雨（殺生〜南岳）
7/24：雨後曇り（南岳）
7/25：曇り後晴れ（南岳〜北穂〜涸沢）
7/26：晴れ（涸沢〜上高地）

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

岐阜県あかんだな駐車場を利用（500円/日）
あかんだな駐車場からは上高地行のシャトルバス利用

コース状況／危険箇所等

【残雪状況】
・大曲と天狗原分岐の中間あたりから殺生ヒュッテ直下まで
・北穂高山頂直下
・北穂高の南稜ルート下部（涸沢小屋の上部）
【長谷川ピーク〜北穂高小屋】
・落石、滑落に注意
【涸沢ヒュッテからパノラマコース】
・「落石が多いため通行御遠慮下さい」の表示あり

　

写真

1日目のテン場：
槍沢キャンプ（ババ平）
平日にもかかわらず結構な登山者で賑わっていました。
水場、トイレあり
http://www.yarigatake.co.jp/news/yarisawa/2012/07/post-4.html

この先が大曲

雪渓が出てきます。

一部夏の登山道も露出しています。

殺生ヒュッテの直下
テレマークで滑走している方を発見！
来シーズン、山スキーで行きましょか。

殺生ヒュッテのテント場から槍を見る。
昼すぎからガスがかかってきました。槍へアタックするべきか昼食を取りながら迷っていましたが時折青空が見えていたのでアタック準備をします。

テント設営と昼食を取り、アタックザックに切替え
て槍を目指します。
殺生ヒュッテの裏から東鎌尾根へ上がるルートをとります。

10分ほどで東鎌尾根にあがります。

後ろを見るとヒュッテ大槍が見えました。
急峻な岩肌に山の花がたくさん咲いて目を奪われます。

槍を右に見ながらいったん槍ヶ岳山荘へ抜けます。

渋滞にはまるのはいやなので
槍ヶ岳山荘で小休止しつつ登るタイミングを待ちます。

すみません。
かわいい山ガールが映ってしまいました。

南岳へ向かいます。
天候も良好です。

槍平の分岐

飛騨乗越

大喰岳（おおばみ）山頂

振り向くと槍ヶ岳

中岳山頂

南岳山頂

南岳小屋

到着した日の午後から曇りだしついに雨、風も強くなってしまった。翌日も天候は回復せず2泊するこに。
2日間お世話になりました。
テント場：1000円/日

小屋をあとにすると

ガスで覆われていた山々が姿を現す。

A沢コル
この手前にナイフリッジがあります。

北穂高小屋から槍を見渡す。

この山野草ははじめて見るかもしれません。
ヤマケイポケットガイド「山の花」にも記載されてないようです。どなたか教えて下さい。

このあたりが飛騨泣きなのでしょうか・・・
落ちたらほぼ死にます。

画像ではわかりにくいですがかなりの斜度です。

撮影機器：

T005 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ

装備

備考

忘れ物：デジカメ（携帯カメラで撮影したため涸沢手前で電池切れになった。；；）

感想

metro14

毎年恒例の夏休み、今年はビックな山行を計画しました。
目標は槍のへ登頂、大キレットの通過の2点。
南岳で悪天候のため1日停滞した以外は天候に恵まれました。
日本三大雪渓の一つ槍沢雪渓ではまだ結構な雪が残っていました。今シーズンは降雪が多かったからですかね、U字付近から殺生まで一気に滑れそうでした。
高山植物もたくさん咲いていて山行を盛り上げてくれます。
上高地〜槍はメジャーなコースなので平日にも関わらず結構な登山者、学生さんは夏休みに入ったようなのでとくに若い方が多かったですね。槍から南、北穂は上級者コース、時間がある方でないと入ってこないようで登山者はまばらでした。

・大キレットについて
ルートはステップやピン、鎖などでよく整備されているもののミスは許されないためプレッシャーはかなり感じました。
歩行時にバランス取りやすくするため可能なかぎり荷物は軽くした。南岳で食糧はほぼ全てドライフードのみの状態、水も1リットル以下を携行とした。（今回は初めて通過する難所であったため特に慎重に努めた。）
グローブ、ヘルメット、それからスリップ防止などの面から登山靴のソールは硬めのものをおすすめです。